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全員バレーで全国初戦突破!

全員バレーで全国初戦突破!

◇第70回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023◇1回戦◇対帝塚山大◇11月28日◇於・町田市立総合体育館

[第1セット]関大14―25帝塚山大
[第2セット]関大25―21帝塚山大
[第3セット]関大25―15帝塚山大
[第4セット]関大25―21帝塚山大
[セットカウント]〇関大3―1帝塚山大

今チームで挑む最後の大会となるインカレが開幕。1回戦は同じ関西1部で戦う帝塚山大と相まみえた。

 

試合は笹野文乃(文2)のサーブでスタート。3連続得点で3点のリードを手にしたものの、すぐに逆転される。アタックに翻弄(ほんろう)され、8連続得点を許すなど相手ペースで試合が進んだ。中盤以降からはブレイクさえできず、点差を大きくつけられて第1セットを落とす。

△笹野

第2セット序盤は拮抗(きっこう)した試合展開に。日野美里(人4)、土屋美咲(情1)のブロックや中屋ちひろ(人4)、伊関万絢(まひろ=文2)のスパイクなど多彩なプレーで食らいついていく。川上良江(文3)のサービスエースも飛び出し、少しずつ点差を広げていった。最後は日野が決め切り、セットカウントを1―1に戻す。

△伊関

笹野のサービスエースで始まった第3セットは、その後も4本のサービスエースが決まる。江城萌那(文2)、宗助夢羽(ゆう=人1)が何度もボールを拾い上げ、チャンスを演出。失点してもすぐにサイドアウトを奪い、相手を寄せつけず。10点差をつけてこのセットも勝ち取った。

△江城(左)と宗助

第4セットは両者譲らぬ戦いが続く。粘りのプレーで相手のミスを誘い、得点を重ねた。大きく点差が広がらないまま迎えた18―19の場面。流れを変えたのは関大だった。5連続得点で相手を突き放すと、最後はブロックで試合終了。1回戦突破を果たした。

△中屋

藤原慎一杯、関カレと白星が遠のいていた関大女バレにとって、久々の勝利となった。翌日からは、普段戦うことのない相手との試合が続く。少しでも長くこのチームでプレーするために、強敵に全力で立ち向かう。【文/写真:島田采奈】

▽中屋
「(インカレに向けてどのような準備をしてきたか)リーグや関カレが終わって、チームとして勝てないというのが課題だった。やるべきことが明確になり、できることも増えてきたので勝ちたいという気持ちを出していこうと。それがきょうの結果につながったので良かった。(試合を振り返って)相手のメンバーが変わっていて、分からない部分も多かったが自分たちは挑戦者という気持ちで。相手どうこうではなく、できることをやって楽しもうと決めていて、それが出し切れた。(あす以降に向けての意気込み)2回戦以降は全国レベルの戦いになってくるのが、勝ち負けにこだわる以上に楽しむ。このチームで1試合、1セットでも多くプレーしたい」

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