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シングルス、ダブルスともに4回戦突破!

シングルス、ダブルスともに4回戦突破!

◇ 令和5年度関西学生バドミントン新人戦大会4日目◇男子シングルスB、男子ダブルスB◇11月19日◇於・神戸親和大学◇

[シングルス]
【3回戦】
○中村2(21-14 14-21 21-11)1金田(摂南大)
●太田0(15-21 11-21)2入江(和歌山大)

【4回戦】
○中村2(22-20 18-21 21-14)1金田(摂南大)

[ダブルス]
【3回戦】
○立花・中村2(21-11 21-14)0足立・田所(四天大)
●太田・森谷1(21-13 14-21 17-21)2比嘉・鈴木(大工大)

【4回戦】
○立花・中村2(21-9 14-21 21-17)1中藤・岡本(電通大)

新人戦4日目の本日は男子シングルスB、男子ダブルスBが行われた。

始めに男子シングルスBの3回戦が行われた。まず登場したのは中村亮太(人1)。先制点を取られるも、スマッシュで果敢に攻めリードする。相手のミスも相まってリードをつけたままセットを先取した。しかし第2セットではミスが増える。中盤まで一進一退の攻防が続くも、後半に点差をつけられた。ファイナルセットにもつれ込む。ファイナルセットは序盤こそ相手に点を許すものの、後半は声で自らを鼓舞した。10点連続得点を決め、試合を制す。続く太田知希(環境1)は先制点を許し、そのままリードされた。前後に動かされ失点。点差を縮められずに第1セットを落とす。第2セットもスマッシュで攻めるがミスが目立ち、思うように得点を決めることができない。後半に連続得点を果たすも巻き返すことはできず敗れた。

△太田

続いてダブルス3回戦が行われた。最初に立花隼人(人1)・中村組が登場。息のあったプレーで序盤一気に6連続得点を決めた。中盤相手の攻撃に苦しめられるが、インターバルを挟んだことで気持ちを切り替える。ほとんどミスをすることなく、大差をつけ第1セットを獲得した。第2セットも勢いそのままに攻め、危なげなく連取。試合に勝利する。次に太田・森谷楓(化生1)組の試合が行われた。スマッシュを何本も決め、得点する。大量失点することなく、セットを先取した。しかし、第2セットではミスが増え、攻めきれない状況が続く。終盤には攻撃が増えたが決まらず、点差をつけられセットを落とした。ファイナルセットでは連続スマッシュを決めるなど、攻撃が決まる場面が増える。お互いに声を出し合い鼓舞し、気持ちを高めた。しかし相手のスマッシュを返せなかったり、スマッシュが決まらなかったりして失点し、敗北する。

△太田(左)と森谷

次に、シングルス4回戦が行われた。中村は第1セット、相手の強いスマッシュを返せず失点する。リードを許したまま相手がマッチポイントになるが、立花の「落ち着いて」の呼び掛けにより気持ちを切り替えた。フェイントやドロップで点数を重ね、デュースにもつれ込む。相手のミスにより逆転し第1セットを獲得した。第2セットは激しいラリーが続き、激しい攻防が繰り広げられる。序盤は相手にネット前を狙われ失点するも、中盤はスマッシュとドロップの使い分けで相手を翻弄(ほんろう)し得点。しかしその後、相手に斜めに動かされ連続で得点を許す。積極的に攻めの姿勢を見せるも点差は埋まらず第2セットを奪われた。なんとかつかみ取りたい第3セットは、取っては取られる展開が続き、体力的にも厳しい長丁場となった。レシーブがネットになってしまったり、アウトになってしまったりして失点する。しかし、甘い球をプッシュしたりヘアピンで相手を揺さぶり得点した。最後、ネット前に落ちた球を相手は取れず。見事激戦を制し5回戦進出を果たした。

△中村

最後にダブルス4回戦が行われた。出場したのは立花・中村組。流れるような連携で相手に主導権を渡さない。力強いスマッシュとドロップで相手を揺さぶり連続得点する。大差をつけ、第1セットをつかんだ。第2セットは相手に先制点を決められると、そのままリードを許し、流れを変えられないまま落としてしまう。「もっと声を出して自分たちのリズムをつくれ」というコーチのアドバイスを受け挑んだ第3セット。第1、2セットの時に比べ、声を張り出すようになった。その結果、プレーにも勢いが出始め、強いスマッシュを連発する。終盤、相手に連続得点を許すもなんとか逃げ切り勝利した。

△立花(左)と中村

苦しい場面も多々あったが、シングルスから1人、ダブルスからは1組が5回戦出場を果たした。来週ある5回戦はさらに強敵と対峙(たいじ)することになる。どのような試合展開、結果になるのかとても楽しみだ。【文/写真:西村果凜】

▼中村
「シングルスは自分のミスが目立つ時や思い通りにいかない時に声出しで負けないように、ファイトで1番盛り上げられるようにしっかり心がけて全力を尽くすようにしました。ダブルスはペアを信じてできたので、ペア様々って感じです。1番苦戦した試合はシングルスの2試合目です。足が動かないとか試合の疲労とかで自分の思い通りのプレーができない中でも、しっかり自分のやりたいことを明確にして、今できる全力を出し切ることを頑張りました。次の試合は1週間後にあるので、それまでにしっかり自分の体調と気持ちを整え、今日の試合の反省を練習に活かして頑張ります」

▼立花
「ちょっと緊張していて1試合目は体が硬くなってうまくプレーができなかったんですけど、2試合目は緊張もほどけたので良かったと思います。苦戦したのは2試合目です。1セット目はしっかり自分のプレーができたんですけど2セット目は相手に流れを持っていかれてしまって自分の力があまり出せなかったです。そこでもう1回ペアと話し合って、3セット目は気持ち切り替えて頑張ろうってなれたのでそこが良かったです。後ろからのショット(の威力)が弱いので、1週間後までに後ろからのショットをもっと強く打てるように練習したいです」

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