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[なでしこ]連勝も課題を残す

[なでしこ]連勝も課題を残す

◇2023年度関西学生女子秋季リーグ第3節◇対同大◇10月1日◇関西大学高槻キャンパス第1グラウンド◇

【前半】関大1-0同大
【後半】関大1-0同大
【試合終了】関大2-0同大

GK 勢古
DF 瀧沢雪、中尾、井口、田中光
MF 馬場、𠮷尾、吉田遙、冨田、瀧沢美
FW 青木

第2節に続き、勝ち点3を獲得したい関大なでしこ。今節は同大と対戦した。長短のパスを使い分け、コートを広く使い相手を翻弄(ほんろう)。サイドではコンビネーションで崩す場面も。前後半ともに1点ずつ得点し勝利を収めた。しかし、チャンスが多かったものの思うように得点を重ねられなかった今試合。次節に課題を残す内容となった。

朝方まで雨が降った試合当日。ピッチの状態は良好とは言えない中、関大のボールでゲームが始まった。前半2分、相手のゴールキックをカット。MF𠮷尾香音(社3)がミドルシュートを打つも枠の上を超える。チャンスは続き、前半6分。左サイドを崩しクロスを上げる。これにMF冨田歩花(政策3)が合わせるもゴールとはならない。反対に、前半13分。相手にボールを自陣まで運ばれミドルシュートを打たれる。しかし、GK勢古亜実(人2)が冷静にキャッチ。

△MF𠮷尾

飲水タイム後も関大ペースで試合が続く。何とか先制点が欲しい関大にチャンスが。前半30分、右サイドのペナルティエリアの角付近でフリーキック(FK)を獲得。毎試合正確無比なキックでセットプレー時に脅威を与えるDF中尾純菜(社4)。放たれたボールはFW青木陽和(政策1)が頭で合わせゴールへと吸い込まれた。FW青木にとってリーグ戦初得点。喜びがあふれる。その後再びチャンスが。前半35分、左サイドを崩しMF馬場悠月(人1)がシュートを放つ。しかし、ゴールの枠を捉えられない。前半43分、DF中尾が強烈なロングシュートを放つも右ポストに直撃。こぼれ球を拾いクロスを上げ、DF田中光紀(安全4)が合わせるも大きく外れた。相手に決定的なチャンスを与えることなくリードして前半を終える。

△DF中尾
△FW青木

MF馬場に代えFW山口紗弥(人2)をピッチに送り込む。相手ボールで試合が開始。後半6分、DF田中のクロスにFW青木が合わせようとするも足をかすめる。そのこぼれ球にMF冨田が反応しシュートを放つが、ゴールの上を通過。追加点とはならなかった。飲水タイム後の後半27分。MF𠮷尾がミドルシュートを放つもバーに当たる。シュート数は多いもののなかなか枠を捉えきれない。直後の後半28分。自陣ペナルティエリア付近で相手にFKを与えてしまう。決められると同点になってしまう場面。直接ゴールを狙われたが、幸いにもボールはバーの上を超えた。

何とか追加点を決め勝利を手繰り寄せたい関大。後半31分のことだった。ハーフライン付近でルーズボールをFW青木が拾う。そのまま得意のドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア手前でDF瀧沢雪乃(人4)へパスを出す。DF瀧沢が収め、落としにFW山口が反応しシュート。ボールはゴール左隅に吸い込まれた。出場時間が限られている中で前節に続き得点。目に見える結果を残した。後半42分、FW山口に替えFW池田恵美(人1)を投入。前半に比べて相手に攻め込まれるシーンが増える。しかし、GK勢古とDF陣を中心に得点を許さない。それ以降両者得点は動かず、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

△MF山口
△得点後、喜ぶメンバーたち

前節に続き勝利をつかんだ関大なでしこ。守備では無失点に抑えたが、チャンスの数に比べ得点を伸ばせなかった。1部昇格には勝ち点だけでなく、得失点にもこだわらなければならない。今節はチームの課題である得点力が不足していた。15日に行われる第4節の大教大戦では、課題を克服し勝利を収める姿が見たい。【文:岩口奎心/写真:村中望乃】

▼中尾
「まずは優勝するために絶対勝つということを頭において臨んだ試合だったが、もうちょっと早い時間帯に点を取れたら良かったとは思う。でも、前半で点を取れて後半に1点追加できたところは良かった。ただ、得点が少なかったのでそこが課題だと思う。(先制点のアシストについて)相手の偵察の時に、あまりセットプレーが得意じゃないっていうのがあったので、まず自分が中が触れるようにあげることを意識した。触ってくれて入って良かったと思う。(次節に向けて)優勝するために落とせない試合ではあるし、今の時点で得失点の所がまだまだ足りていないので、もっと点を取って勝てるように練習したいと思う」

▼青木
「今節は個人的にシュートが打ててないが、周りがシュートを打てるまでのドリブル突破とか、積極的に仕かけるところはうまくいったと思う。課題は自分でシュートに持っていけなかったところと、クロスをあげるのと縦にいく以外の選択肢を持てれば、相手は怖かったと思う。(先制点について)うれしかった。セットプレーは結構練習を重ねていて大事にしてきたので決めることができて良かった。(自身が起点になった2点目について)前が空いていたので、ドリブルして自分で打っていこうと思ったが、隣にフリーの雪乃さん(=DF瀧沢)がいたから、パスを出したらシュートが入った。(次節に向けて)個人としてはシュートを打って得点を決める。チームとしては優勝を目指しているので、できるだけ点数を取って勝ちたいと思う」

▼山口
「マイボールの時間が長かったが、決め切るところという課題は残っていたし、崩し切れていないところもあったので次の練習からしっかりとやっていかないといけないと思う。(練習で意識していたい部分は)後半に出たんですけど、体力面で劣る部分があるのでそこの強化。あとは、決め切るところで決め切れるようなシュート練習はしていきたいと思う。(シュートを決めた時の気持ち)短い時間だったけど、出させてもらう身としては絶対に決めるという気持ちだったので、自信を持ってシュートを打った。(次戦への意気込み)前の試合から2連勝中なので、練習から雰囲気を作ってやっていきたいと思う」

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