◇令和5年度関西学生リーグ第3週◇同大◇9月24日◇関西大学弓道場
【試合結果】
関大56―67同大(全80射)
前週大経大に敗北を喫し、ホームで迎えた第3週。昨年1部昇格を果たした同大と対峙(たいじ)した。優勝に向けこれ以上は黒星を増やせない状況だったが、思うように的中数を伸ばせず惜しくも敗北。2連敗となり、リーグ優勝に手が届くか否かのギリギリのラインまで転落してしまった。
関大の先発は、植木鈴華(商4)、鈴木聖菜(経1)、小原沙輝(法4)、吉村涼(人3)。先行の同大が12中と好記録を収めプレッシャーが高まる中、関大の1立目が開始。植木、吉村涼が皆中の活躍を見せ、13中。見事リードを奪い、1立目を終えた。
2立目は、鈴木が皆中を記録するもなかなか的中数を伸ばせない。同大が14中と好スコアをマークし、11-14と逆転を許してしまった。3立目も均衡状態が続く。3本の的中の差を縮めることができない。
逆転には的中が1つでも多く欲しい場面。しかし4立目に入り、ミスが目立ち始める。関大が全10中に対し同大が14中を記録。46-53と差を開かれ、苦しい展開に持ち込まれる。
7点差で迎えた最終立。なんとか食らいつきたいところだったが、皆中を記録することはできず10中に終わる。一方同大は14中と安定した的中を見せ、より一層差を開く。結果は56―67となり、同大を前に敗北を喫した。
ホームで迎えた第3週も、前週に続き敗戦となってしまった。優勝という目標のために、次戦はなんとしても白星をつかむ必要がある。残る1週間で調整し、チーム一丸で勝利を目指す。【文:合田七虹/写真:井藤佳奈】
▼植木
「(試合を振り返って)今日はリーグ3戦目ということで、1勝1敗していて今回の試合も勝たないといけないと思ってみんなで挑んだ試合だったんですけど、結果負けという形で終わってしまってすごく悔しい試合でした。(2立目を終えて逆転されたことについて)これまでのは試合ずっと1立目が崩れてしまったところからのスタートで、挽回しないといけない試合運びが多かった中、今回は1立目にしっかり数字を出せてリードできたというのはすごいいい滑り出しでした。1立目にできた良かったことを繰り返しできていないという、普段の練習での課題がそのまま試合でも出てしまったので、逆転される流れを作ってしまいました。(次戦の意気込みと目標)来週は立命大戦ですが、3戦して1勝2敗ですごくギリギリのところなので、しっかり来週に向けて全員でできる調整を全てやりきって、自信を持った状態で相手に挑み勝ち切るということを頑張りたい思います」
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