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単複ともにストレート勝利!

単複ともにストレート勝利!

◇令和5年度関西学生対抗リーグ戦女子4戦目◇対大教大◇9月14日◇於・江坂テニスセンター

○D1 川本・山口組2(6-1,6-1)0今井・坪井組
○D2 村田・宮本組2(6-0,6-1)0野澤・新田組
○S1 山口2(6-0,6-3)0今井
○S2 川本2(6-0,6-3)0坪井
○S3 加田2(6-0,6-0)0野澤

リーグ4戦目は大教大との対戦。終始関大がペースをつかんだ。ダブルスでは、村田千聡(政策2)・宮本美姫(政策1)組がリーグ戦初出場にしてストレート勝利。加田明日香(経4)も今リーグ初出場を果たし、見事勝利を収めた。

D1は川本茉穂(人4)・山口花音(経2)組。川本のサーブで試合が始まった。序盤から前衛の山口がボレーで得点を重ねる。第1ゲームをキープすると、勢いそのままに4ゲームを連取。第6ゲームは川本のリターンがアウトとなり、相手に1ゲームを奪われる。しかし第7ゲーム、山口がサービスポイントを連発。ゲームカウント6-1で第1セットを終えた。第2セットに入っても、関大が流れをつかみ続けた。山口が後衛でラリーをつなぎ、川本がボレーで得点する。また、川本がサーブ権を持つゲームでは、相手がその回転量にうまく対応できず。途中、高くバウンドしたボールの強打を山口がアウトしてしまう場面もあったが、関大リードの状況は変わらない。ゲームカウント6-1で第2セットを終え、勝利となった。

△山口(=左)、川本

D2に出場したのは村田・宮本組だ。宮本は1年生ながら、第1ゲームからナイスショットを連発。続く第2、第3ゲームも長いラリー戦を2人のコンビネーションで制する。相手に一切隙を与えず、そのまま第6ゲームまで続き、第1セットを危なげなく先取した。関大の流れのまま第2セット開始。安定したショットを見せ、第3ゲームまで一気に獲得する。しかし、アウトなどのミスが連発し始めてしまう。ここで初めて相手に1ゲーム取られた。相手の流れに変わってしまうかと思われたが、村田・宮本組は立て直す。第4ゲームからは3連続で手にして、第2セットも見事獲得。セットカウント2-0で勝利し、相手を圧倒した。

S1の山口は、第1セットを6-0で危なげなく先取。第2セットでは、相手のパワフルなバックハンドに苦戦する。緩急をつけたボールで左右に振られ、追いつけないことも。しかし長いラリー戦に持ち込むと、山口のペースで試合が進んだ。相手の鋭いサーブでキープされる場面もあったが、ゲームカウント6-3で試合終了。リーグ戦では単複ともに無敗の山口が、また1つ白星を重ねた。

△山口

川本の試合は、相手がサーブ権を持った状態で始まった。コートの深くにリターンを放つと、相手は返球ができない。その後はサーブやフォアハンドのストロークで順調に点を重ねて、第1セットを奪った。しかし第2セット、相手がサーブで点を取る。ラリーでは、相手のストロークに力負けをしてネットミス。一時はゲームカウント4-3まで迫られたが、自身の強みである粘り強さを発揮した。左右に振られるが、拾い続けてラリー戦を展開。ここで相手のネットミスが出始めた。そのままの流れでこのセットを取り切り、試合終了。ダブルスと合わせて計2勝をチームに持ち帰った。

今リーグ戦初出場となった加田。相手のサーブで始まった第1ゲームは、いきなりブレイク。自身がサーブ権を持つゲームでは、相手が粘り強くラリーを続けるが、コートの隅に送球してポイント。浮いた浅いボールをあえてゆるく前に落とすと、相手は追いつけず。相手のミスも重なり、6-0で第1セットが終了。続く第2セットでも、加田が主導権を握った。バックハンドの強烈なストローク、サイドライン際へのサーブでポイントを獲得する。相手を圧倒し、ゲームカウントはまたもや6-0。ストレート勝利を収めた。

△川本
△加田

大教大戦を全勝で終えた関大。次の相手は強豪の姫大だ。ここを乗り越えなければ、王座への道は拓けない。チーム全員で、必ず勝利を挙げる。【文/写真:早川莉央、森奈津子】

▼村田
「(ダブルスを終えて)今日は宮本と組むリーグ戦で初めてのダブルスで、出だしは緊張して動きが硬くなった部分もありましたが、ゲームを重ねていくごとにどんどんいいプレーができました。私がストロークを打って宮本が前で決めてくれるというプレーができたので、姫大戦に向けていい試合になったなと思います。(相手の対策)他大学と対戦している試合を見る限り、威力のある球ではなくてつなぐ球がうまいなと思ったので、そこで宮本が前でボレーを決めてくれたことが勝ちにつながったかなと思います。(姫大戦に向けて)関大テニス部の目標は王座優勝なので、姫大戦にもし出るのであれば絶対に勝って、王座につなげたいです」

▼宮本
「(ダブルスを終えて)大学生になって初めてのリーグ戦で、緊張した部分がありました。最初は動きが硬くなってしまった部分もありましたが、途中からは2人で一緒にポイントを取ることができました。1ゲーム取られてしまったということは悔しいですが、2人でいい試合ができたので良かったと思います。(姫大戦に向けて)今のところリーグ優勝は厳しいですが、王座出場を決めるために、気持ちを引かずにしっかりファイトして、全員テニスで王座を勝ち取りたいです」

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