いまロード中
×

入れ替え戦を制し、1部残留決定!

入れ替え戦を制し、1部残留決定!

◇2023年度関西学生春季リーグ戦◇対甲南大◇7月2日◇甲南大学六甲アイランドグラウンド

[第1Q]関大0ー0
[第2Q]関大0ー0
[第3Q]関大3ー0
[第4Q]関大0ー0
[試合終了]関大3ー0

1部リーグ7位となり、入れ替え戦を迎えた関大。春季リーグ最後の試合は2部リーグ2位の甲南大との対戦となった。第1クオーター(Q)、第2Qは両チーム得点が入らず、一進一退の攻防が続く。しかし、第3Q開始直後にゴールを決めると流れをつかみ、さらに2点追加。そのまま攻めの姿勢を崩さず、相手に点を与えないまま試合終了。1部残留を決めた。

「今シーズン走りきって絶対勝とう」M F紀野来音(人4)主将の声が聞こえる試合前。相手ボールで第1Qが始まった。序盤から相手の展開になるかと思われたが持ちこたえ、関大も攻撃を試みた。FB和田陽向(人2)からのスクープをMF川崎陽奈太(経1)が受け取り、早いスピードで攻め上げる。ここで相手のファウルとなり、関大がPCを獲得。しかし、FB和田のシュートは相手のゴールキーパーにはばまれ、紀野主将が拾ったこぼれ球も決まらず。相手の徹底したディフェンスを切り抜けられないまま第1Qが終わった。

△MF紀野主将
△FB和田
△MF川崎

続く第2Q、FB和田がいきなり相手のドリブルを止めボールを前線へ運ぶ。ゴール前で激しい攻防となるが、ここでも相手の堅守に苦戦。その後もスクープやロングパスで得点の機会をうかがうが、うまくつながらないまま試合が進む。MF中川樹(経1)やFB森優吉(商3)がゴール付近まで攻めるものの、得点には至らない。しかし相手のシュートチャンスではFW釘崎響(外4)がボールを止めるなどの活躍を見せる。サークル内で両者入り乱れる場面が多く見られた第2Q。終盤では2度PCで得点のチャンスがおとずれたが、どちらも決め切れずに試合は後半へ。

△MF中川た
△FB森
△FW釘﨑

第3Qでは開始直後に試合が動いた。M F森川瑶(人4)がスクープをし、受け取ったF W中川光(経2)がそのままゴールを決めた。両者無得点が続いていた中で試合の流れをつかむ大きな一点となった。その後もF B甲斐心之介(人4)が相手チームからボールを奪うと相手チームの選手をかわしゴールを決めた。後半攻められるところが続くも守りきり、残り3分でゴールまで攻めるも得点とは至らなかった。しかし、ラスト1分でF W丸目敢南(文4)がチーム3得点目を決める。関大は第3Qで試合の流れをつかんだ。

△FW中川ひ
△FB甲斐
△FW丸目

第4Qでは前半M F森川とM F中川樹(商1)が相手のパスをカットする好守備が多く見られ、相手チームに攻撃のチャンスを与えず。残り7分でF B杉本逸綺(商4)がゴールを狙うも相手選手に阻まれ、追加点とは至らなかった。ラスト1分で相手チームにゴールを狙われるも守り抜き、相手に得点を許さなかった。攻めの姿勢で最後まで戦った関大は3−0で快勝し、一部残留を決定した。

△MF森川
△FB齋藤優(環都4)
△GK田中雄生斗

入れ替え戦に勝利したものの、王座には出場できず悔しい結果に終わった春季リーグ戦。チームとして「決定力とフィジカル面」という新たな課題も見つかった。秋の目標達成に向けて成長を誓う。【文/写真:湯浅あやか、森奈津子】

▼MF紀野主将
「甲南大学も関大の対策をしていて、第2Qまでは点が入らなくて厳しい展開が続いたんですけど、ハーフタイムで修正して、開始すぐに点を決めようという作戦を立てていたので、うまく取れて結果的に良かったかなと思います。(1部残留について)僕が4回生なので、とりあえずほっとしたという気持ちが1番です。秋リーグで結構上を狙えるブロックに入ったので、まずは5位目指すのと、関大は3位になったことがないので、リーグ3位を目指して頑張っていきたいと思います。(春リーグ全体を振り返って)春リーグは例年より試合が荒れたというか、色んな所が勝ったり負けたりという印象。関大としても、勝ちきるところで勝ちきれなかったので、そこを反省点として秋も頑張っていきたいです。(秋季リーグに向けて)決定力という部分と、体力とかフィジカルの面というのが課題に上がってきました。そこを徹底的に見直して、勝つためのホッケーという練習をしていきたいです」

▼F W中川
「(今日の試合を振り返って)前半で攻めきれてたんですが、カウンターとかで相手にもチャンスがあって、難しい試合の入りだったので厳しい状態が結構続いた。(秋の目標について)前回は結果が良くなかったので、優勝とはいかないですがもっと順位を上げていきたいです。(リーグで見つけた課題展)攻めた後にカウンターをよく受けとるので攻守の切り替えを秋季リーグから大切にしていきたいと思います」

Share this content:

コメントを送信