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リーグ最終戦は快勝も入れ替え戦に

リーグ最終戦は快勝も入れ替え戦に

◇2023年度関西学生春季リーグ戦◇対同大◇6月18日◇天理親里ホッケー場◇

[第1Q]関大2ー0同大
[第2Q]関大1ー1同大
[第3Q]関大2ー0同大
[第4Q]関大1ー0同大
[試合終了]関大6ー1同大

2日連続で行われる順位決定戦。昨日は福工大に無失点と悔しい結果で終わったが、迎えた2日目は5点差をつけ快勝した。試合開始から関大が長い時間ボールを保持する。多くのペナルティーコーナー(PC)を獲得し、得点に結びつけた。後半も関大が勢いを保つ。相手に攻撃の機会を作らせず快勝した。

「コートの中の人もベンチからも盛り上げよう」とMF紀野来音主将(人4)の声と共に始まった第1クオーター(Q)。試合開始直後から、FB森優吉(商3)、FW吉田有我(法3)がゴール付近まで攻め上げる。その後、関大はPCを獲得しFB和田陽向(人2)が決め切り関大が先制点を手にした。5分が過ぎようとした時に今日2度目のPCを獲得した。ここはMF紀野主将が決めた。その後もPCを手に入れたが、この時のシュートはキーパーの正面で止められてしまった。残り時間がわずかで関大にピンチが。相手がゴールに接近し、シュートを狙う。ここはFB杉本逸綺(商4)が守り切った。

△MF紀野主将
△FB森
△FB杉本

2点差で迎えた第2Q。相手が走りこんだ際には、MF中川樹(商1)が粘り強いディフェスを見せ相手に攻める機会を与えなかったが、その後PCを与え決められてしまった。第1Qと変わり、思うように攻めれれない展開が続き、ベンチからは「切り替えよう」と声が上がる。その声に応えたようにMF紀野主将が相手の攻撃を止める。その後、FW釘﨑響(外4)のパスがゴール付近のFB和田につながると相手の反則で再びPCを獲得した。FB和田がここも確実に決め点を取り返す。

△MF中川
△MF川崎陽奈太(経1)

残り3分が過ぎたころ、再び相手がシュートを狙った。ここはGK田中雄生斗(商3)が前に出て好セーブを見せた。残り10秒で2度のPCを獲得するも相手のスティックにボールが当たりここは決めることができなかった。リードを保ったまま、後半に進む。

△MF森川瑶(人4)

相手ボールで始まった第3Q。パスをつなげてゴールを狙うもなかなか決まらない。しかし3分が経過したところで、関大側がPCを獲得。FB和田がこの日3点目のゴールを決め、4ー1に。ベンチからの声かけに笑顔を見せた。この流れを逃すまいと素早いパス回しで攻め続けるが、得点にはつながらなず。中盤ではFB杉本が相手のロングパスをカットし、攻撃へと展開する。残り3分でゴール付近に待機していたFW中川光(経2)がシュート。相手との点差を広げて第3Qが終了した。 

△FB和田
△FB杉本
△FW中川

最終第4Q。両者ともに攻める展開が続くも、ゴールまでは持ち込めない時間が続く。ここで関大にチャンスが訪れた。敵に囲まれながらもゴールの横でFB甲斐心之介(人4)がパスを受ける。FB甲斐の得意とする3Dドリブルで相手を交わしそのままピックアップシュートでゴールを決めると、チームからは歓声が上がった。このQでもPCを獲得するも、ここはパスがつながらなかった。試合時間が残りわずかで相手がゴール付近まで攻め込んできたがここはFB森が止め、追加点を許さなかった。ここで試合終了、5点差をつけ快勝した。

△FB甲斐
△FW朝野結貴(法2)
△FW池田風雅(文2)

今日の試合で快勝したものの、チームは7位。悔しさの残る結果となった。次戦は2週間後の入れ替え戦。2部降格はなんとしても避けたい。今回のリーグで見つけた課題を修正し必ず勝利をつかむ。【文:写真/村中望乃、森奈津子】

▼FB和田
「昨日が良くない負け方をしてしまって、今日は試合の入りが良ければ勝てる試合だと思っていて、入りが良かったので最後まで点を取って勝てたのかなと思います。(工夫した点)僕の得意なフリックシュートが昨日4本打ったけど入らなかったので、自分のフォームを家で復習して、今日決めれたので良かったと思います」

▼FW紀野主将
「昨日の試合で大敗したので、昨日の試合を踏まえて雰囲気がよければ点も決まると思って、雰囲気をよくしようと言うテーマで試合に挑みました。流れに左右されやすいチームなので雰囲気よく試合ができたと思います。(リーグを振り返って)関学大が4位だったり、関大もそこを狙えたと思うので、悔しいなと思う反面、秋頑張ろうという気持ちです」

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