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新人大会決勝は惜しくも敗戦 関西準Vに

新人大会決勝は惜しくも敗戦 関西準Vに

◇2022年度関西学生新人大会決勝トーナメント決勝◇対近大◇9月5日◇関西大学中央グラウンド◇

【前半】関大0ー1近大
【後半】関大0ー2近大
【試合終了】関大0ー3近大

▼スターティングメンバー
GK  安田
DF  水谷、松名、野田、川崎
MF  鶴内、岡村、三木仁、前田龍
FW  松村、浅田

▼得点
42分 失点
48分 失点
78分 失点

TOPチームの関西制覇に続き、新人大会でも優勝を狙う関大サッカー部。準決勝突破とともに全国大会出場を決め、決勝戦に挑んだ。試合を通して多くのチャンスシーンを作ったが、ネットを揺らすことができず。反対に、守備では自陣で相手を自由にする場面が目立ち3失点。0-3で試合終了となり、新人大会は準優勝で幕を閉じた。

△DF野田康祐(人2)

試合開始直後はやや押され気味の展開に。ファーストシュートを放たれるもゲームキャプテンを務めたGK安田翔悟(シス理2)がしっかりキャッチする。さらに、立て続けにミドルシュートを打たれたものの、GK安田がファインセーブ。序盤から好セーブ連発でチームを鼓舞する。

△GK安田

GK安田の頑張りに応えたい攻撃陣はMF前田龍大(人2)が左サイドから攻撃を仕掛けるもシュートには至らない。さらに、MF鶴内夢士(情2)もペナルティーエリア外から果敢にゴールを狙うも相手に当たり枠からそれる。

△MF前田龍
△MF鶴内

試合の流れは関大ペースに。得点につなげたいところだが、シュートが枠外に外れる場面が目立つ。その後も、MF前田龍やFW松村幸哉(シス理2)が勢いのある攻撃を展開するがスコアを動かすことはできない。

△FW松村

チャンスを生かせずにいると、前半終盤には自陣でのプレーが増え始める。42分には相手に抜け出しを許すとそのままシュートへ。1度はGK安田がはじいたものの勢い良く蹴られたボールはゴールに吸い込まれる。嫌な時間帯に先制点を許し、そのまま前半を終えた。

△DF水谷優佑(政策1)

まずは同点に追いつきたい関大。後半開始からDF水谷に代えてDF辻澤賢(人1)を投入する。しかし、キックオフ直後にロングボールから抜け出しを許すとそのまま冷静に流し込まれ、失点。絶対に防ぎたかった追加点を取られ、出ばなをくじかれる。

△DF辻澤
△DF吉村瑠晟(経1)

反撃を狙う関大は、MF岡村真波人(政策2)のパスに抜け出したFW松村がフリーでシュートを放つも相手GKの好守に阻まれる。しかし、こぼれたボールはゴールラインを割りCKへ。CKのボールに混戦からFW浅田彗潤(はうる=人1)が詰め、ゴールインかと思われたがオフサイドの判定に。惜しくも得点とはならなかった。

△MF岡村
△FW浅田

さらに、攻撃を活性化させるため59分にはFW乾天翔(安全2)をピッチへ。ゴール前でのボールキープなどいい動きを見せたが、得点につなげることはできず、試合は終盤へ。できるだけ早く1点を返したい関大は、MF三木仁太(政策1)やDF松名大輝(法1)が中盤からチームを支える。だが、無情にも時計の針は進んでいく。

△FW乾天
△MF三木仁

暑さの影響もあり、勢いを失う関大の攻撃陣。それでも、DF川崎瑛(商2)が最後まで諦めることなく果敢にサイド突破を狙う。しかし、その裏を突くように相手の攻撃の流れからグラウンダークロスに合わせ、ダメ押しの3得点目。この1点で勝負を決められてしまい、スコアが動くことなく試合は終了となった。

△DF川崎
△DF松名

決定力を欠き、自慢の攻撃を披露しきれなかった決勝。しかし、関西準優勝と堂々の成績で大会を終えた。残された全国大会は関大らしい攻撃的なサッカーで立ちはだかる相手を凌駕(りょうが)する。【文/写真:大森一毅】

△FW宮原楽人(法1)
△MF藤川敏暁(法1)

▼GK安田
「あまり(相手の)情報がない中で自分たちのやることを変えずにやろうと話していた。(試合を振り返って)立ち上がりはボールを持てる時間はあったが、相手にカウンターからやられたところはチームとして課題。決定力の部分もあったし、個人としても後ろの選手はもっと失点を減らしていかないといけない。(今後に向けて)TOPチームのリーグ戦も始まるが、ここにいる選手は半分以上が所属できていない。一人一人がTOPを目指して、新人戦でも全国で優勝できるように頑張っていきたい」

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