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攻守に課題が残るも、次戦での巻き返しを誓う

37堀口葵衣

攻守に課題が残るも、次戦での巻き返しを誓う

◇2022年度関西女子学生リーグ2日目◇対人科大◇9月4日◇於・関西外国語大学方鉾体育館◇

[第1Q]関大13一19人科大
[第2Q]関大9一23人科大
[第3Q]関大2一36人科大
[第4Q]関大18一18人科大
[試合終了]関大42一96人科大

昨年のリーグ戦で2部優勝を果たし、創部初の1部昇格を決めた関大。6月に行われた西日本学生選手権大会でもベスト16入りするなど快進撃を見せ続けてきた。しかし強豪校の壁は高く、開幕戦の大体大に続き、人科大との2戦目でも敗れ1部昇格後初のリーグ戦は連敗スタートとなった。

第1Q、ジャンプボールを制し先に攻撃権を得たのは人科大。そのまま素早い攻撃で連続ポイントを許すが、すぐに関大も得点を取り返す。堀口葵衣(人4)のシュートが決まると、同じく堀口が今度はスリーポイントシュートを沈め、流れを引き寄せる。相手の高さを活かした攻撃に苦戦するも、山脇茉里(安全4)のジャンプシュートなどもあり、6点差で第1Qを終える。

△堀口
18山脇茉里
△山脇

第2Q先に得点をあげたのは関大。乕田優香里(経4)のシュートで反撃を試みる。乕田はさらにリバウンドを制し、カウンターを仕掛けファウルをもらうなどハードワークが続く。しかし終盤、相手の連続スリーポイントシュートが決まり、第2Qを終えて20点差と苦しい展開で前半を折り返す。

87乕田優香里
△乕田

少しでも差を縮め後半勝負に持ち込みたい関大であったが、第3Q序盤から人科大の怒涛の攻撃が続く。素早いパス回しからリング下のシュートを立て続けに決められた。流れを変えたい関大は奥谷楓主将(人4)を投入。自らゴール下へ果敢にドリブルで突破するとそのままレイアップシュートを収めた。終盤には田浪歩乃佳(政策3)、弓削更紗(人4)が交代で入るも、相手の猛攻を止められず、第3Qを終える。

11奥谷楓
△奥谷
33弓削更紗
△弓削

このままでは終われない関大は第4Q、粘り強い守備から相手ゴールを狙う。山脇がリバウンドを拾うと、そのまま持ち込み外の塩澤小夏(文2)へと展開。スリーポイントシュートを沈め、意地を見せる。さらに日高さくら(人1)がリング下のシュートをきっちり決め、追い上げを見せるも反撃はここまで。42一96とダブルスコアでの敗北を喫した。

57塩澤小夏
△塩澤
14日高さくら2
△日高

粘り強いディフェンスやスリーポイントシュートを決めるなど随所に関大らしさが見られるも、昨年度1部リーグ優勝を果たした人科大に攻守において圧倒された。それでも「インカレ出場」を掲げる関大にとって歩みを止めるつもりはない。1部初勝利を目指して次戦は武庫女大と対戦する。【文:稲垣寛太/写真:丸山由雅】

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