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大学相撲デビュー戦は悔しい結果に

大学相撲デビュー戦は悔しい結果に

◇第71回西日本学生新人選手権大会◇5月8日◇堺市大浜相撲場◇

[2回戦] 森田 ●寄り切り

1892年にうぶ声を上げ、以降守り続けてきた相撲部。130周年目の歴史は新人戦から幕を開ける。登場したのは森田力輝亜(人1)だ。「全力を出そうと思っていた」。入学後初の試合に屈することなく挑んだ。

△見守る仲間たち

1回戦シードの森田は2回戦から土俵に上がった。相手は今大会で準優勝に輝いた体格が似ている選手。立ち合いすぐは相手の力に圧倒され、そのまま土壌際まで追い込まれるが、今度は森田が相手を振り回しなんとか持ち直す。観客席からは感嘆の声が漏れた。相手も負けじと圧力をかけてくる。その拍子で寄り切りを食らってしまい、軍配は相手に上がった。

△森田

「つめが甘い部分があった」。 大学初の公式戦は課題が残るものとなった。だが、130年という重みのある1年のスタートをたくましく切った森田への期待は大きい。西日本1部昇格。部で掲げているこの目標を達成する立役者となる。【文/写真:木原綺音】

▼森田
「(関大相撲部への印象)人数が他の大学より少ないけど、人数が少ないなりに工夫している。先輩と後輩が教え合ったりしているのでいい雰囲気だと思う。(大学入学後初の大会はどのような気持ちで挑んだか)自分が出せる全力を出そうと思っていた。(実際戦ってみて)土俵際など勝てそうだったが、自分の課題が見つかった。ツメが甘い部分があったので、次の大会に向けて稽古場でも意識していきたい。(ツメが甘い部分は特に?)今日、下半身が浮いていたので、下半身の強化。(次戦に向けて意気込み)全力を出すのは変わらないが、しっかりそれまでに稽古をして自信を持ちたい」

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