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不完全燃焼で終えた新人戦

不完全燃焼で終えた新人戦

◇第71回西日本学生新人選手権大会◇10月2日◇堺市大浜公園相撲場◇

[1回戦] 坂本 ●押し倒し

体重が関係ないこの大会。小柄な坂本明優(社1)は不利かと思われたが「相手が大きくても圧力負けはしないつもり」と剛毅な言葉を残し挑んだ。

△試合前体をほぐす坂本

1回戦は身長・体重ともに坂本より一回り大きい相手と対峙(たいじ)。先に坂本が土俵に拳を突き、相手が拳を突く瞬間を待つ。相手の胸あたりに坂本の頭がくることから、立ち合いすぐは何度も頭を揺さぶられる。負けじと押そうとする坂本。しかし、自分の短所として挙げている頭を下げてしまう癖がこの日も出てしまう。重心が下がったことで相手が土俵際に持っていきやすい状態に。土俵際でも粘りを見せたものの、耐え切ることができず押し倒しで敗北を喫した。

新人戦は1度しか土俵に上がることができなかったが、「先輩の最後の試合なので、情けない相撲を取らないようにする」。すでに来月に行われる全日本インカレ(インカレ)に向けて坂本は前向きだ。インカレでは関大勝利の立役者になってくれるに違いない。【文・写真:木原綺音】

▼坂本

「(どのような気持ちで今大会に挑んだか)1ヶ月後のインカレに向けて、先輩方よりも先に緊張感を感じようと思って出た。(試合振り返って)ダメだった。(体格差のある相手と当たったときの対策は)相手が大きくても圧力負けはしないつもりで、前に出て力勝負に挑むつもりだった。(入学後、3大会を経験して生かせたこと)なかった。(反省点は)頭いれる癖があるので、それはなくさないといけないと思う。(反省点の克服のために)先輩みんな大きくて上手なので、毎日相撲取らせてもらってそこで磨いていこうと思う。(インカレに向けて)先輩の最後の試合なので、情けない相撲を取らないようにする」

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