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[FC2008]初陣を勝利で飾れず、本戦出場逃す

[FC2008]初陣を勝利で飾れず、本戦出場逃す

◇第29回大阪選手権大会KSL代表決定戦◇対阪南大クラブ◇3月10日◇阪南大学高見の里グラウンド◇

スターティングメンバー
GK 難波
DF 村田、中島康、吉村颯、坂上
MF 山内、五嶋、山中、衣川
FW 川添、梅野

2024年度シーズン関大サッカー部の公式戦初陣を飾ったのは関大FC2008(FC)。勝てば大阪選手権本戦の出場権を獲得できる重要な一戦だ。試合は立ち上がりから球際が激しく、両者ボールが落ち着かない。お互いにチャンスを作りながら時間が経過したが、前半38分に失点。後半巻き返しを図るも、立ち上がりに失点を喫した。その後、途中出場のMF鶴内夢士(情3)がフリーキック(FK)を直接決め1点差に詰め寄る。しかし、後半38分、41分と立て続けに失点し万事休す。初陣を勝利で飾ることはできなかった。

試合は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから両者球際が激しく、ボールが落ち着かない。目まぐるしく攻守が変わる中、前半4分。自陣中央でルーズボールを拾われ、ミドルシュートを打たれる。GK難波晴貴(法2)が弾き、こぼれ球に対しても身体を投げ込みボールをキャッチ。立ち上がりの失点の危機を防いだ。

△GK難波

その後、前半6分。素早いカウンターから、MF衣川智裕(情3)が左サイドで仕掛け、相手陣地深くまで侵入。ペナルティエリア(PA)内でFW梅野雄大(商1)が、相手ディフェンダーと1対1の場面を作り、声を上げボールを呼び込む。MF衣川がクロスを上げるものの、相手にクリアされた。

△MF衣川

△FW梅野

自陣で相手にボールを持たれる時間も長く、我慢の時間が続く。前半23分、今試合初のコーナーキック(CK)を獲得。鋭いボールを上げるも、相手にクリアされカウンターのピンチに。しかし、MF村田将太(経1)が相手のドリブルのコースを限定しながら、スライディングでボールを弾き出した。試合は拮抗(きっこう)した状態が続き、前半終盤に差し掛かった時だった。前半36分、自陣中央でボールを失うとそのままバイタルエリアまで運ばれる。相手にシュートを打たれ一度はGK難波がセーブするも、こぼれ球を押し込まれ失点。そのまま前半が終了した。

△MF村田

交代はなく、FCボールで後半キックオフ。1点を追うFCは、後半開始直後から果敢にゴールを狙う。しかし、後半4分。相手にドリブルで右サイドの侵入を許し、クロスを上げられた。GK難波が飛び出すも、ボールに触れず。無人のゴールに流し込まれ2点差に。点差が開いたものの、FCも負けじとチャンスを作る。後半9分、FW梅野がバイタルエリアで前向きにボールを受ける。相手ディフェンスを1人交わしシュートを試みるも、複数人でシュートコースを消され、ゴールに結び付けることはできなかった。直後の後半10分、MF山内創生(環1)に代えMF岡村真波人(政策3)を、MF村田に代えMF目黒虎太郎(情2)を投入。

△MF山内

後半14分には、MF山中亮弥(文3)のクロスにFW梅野が合わせるも、相手にブロックされる。またもFCは、MF衣川に代えMF鶴内を投入した。

△MF山中

△MF鶴内

後半19分、FKを獲得しキッカーはMF鶴内。直接に狙うにはやや距離があったが、鋭く蹴られたボールは壁の上を超えゴール左上に吸い込まれた。1点を返し追いつきたいFCだったが、後半23分。右サイドをドリブルで自陣深くまで侵入され、PA内で相手を倒しペナルティキックを与えてしまう。ゴール左下に素早いボールを蹴られたが、GK難波が完全にシュートコースを読み当て、追加点を与えなかった。その後、お互いにチャンスはあるものの試合は動かなかったが、後半38分、41分と立て続けに失点。3点差に広げられ万事休す。1-4で試合は終了し、勝利を飾ることはできなかった。

△試合後

試合を通してチャンスはあったものの、最後の場面で決めきることができず課題が残る試合となった。本戦出場がかかった試合だけに、悔しい敗北となったFC。しかし、約1か月後には所属するリーグが開幕する。今試合で出た課題を克服し、リーグでの勝利に結びつけたい。【文、写真:岩口奎心/写真:西村果凜】

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