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関大から2チームとも決勝トーナメントに駒を進めた!

関大から2チームとも決勝トーナメントに駒を進めた!

◇2023年度第47回大阪府学生6人制身長制優勝大会◇12月9日◇於・近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大A25―15大阪府学連
[第2セット]関大A25―17大阪府学連
[セットカウント]○関大A2―0大阪府学連

[第1セット]関大A25―11常翔学園
[第2セット]関大A25―0常翔学園
[セットカウント]○関大A2―0常翔学園

[第1セット]関大B25―19天理大
[第2セット]関大B20―25天理大
[第3セット]関大15―12天理大
[セットカウント]○関大B2―1天理大

[第1セット]関大B20―25大国大
[第2セット]関大B25―20大国大
[第3セット]関大B12―15大国大
[セットカウント]●関大B1―2大国大

新チームになって初めての大会が始まった。関大からは2チームが出場。関大Aは2連勝し、グループ内で1位通過。関大Bは1勝1敗という結果で、グループ内で2位通過となった。

△気合いを入れる選手たち

第1セットは、江城萌那(文2)のサーブで始まる。開始早々、速攻を決められるも、嶺明華(人3)のアタックですぐに返した。さらに、嶺のサービスエースや、鈴鹿帆海(人3)のアタックで得点を量産する。鮫嶋優香(政策1)のブロックも冴え、試合の流れをつかんだ。タッチネットや連携がうまくいかないなどの相手のミスにより、さらに点を重ねる関大A。最後は鮫嶋のアタックが決まり、10点の大差をつけ第1セットを取った。

△得点を喜ぶ選手たち

勝負を決めたい第2セットは、嶺と宗助夢羽(ゆう=文1)のアタックで点を取り、幸先の良いスタートを切った。さらに、冨井綾音(人3)のサーブが光る。サービスエースを2連続で決め、チームに流れを引き寄せた。鮫嶋の速攻や鈴鹿のアタックで得点を量産。11―­3と点差が大きく開く。しかし、相手の反撃が開始した。強烈な鋭角のアタックを何度も決められ、3点差に追いつかれる場面も。しかし、再び冨井のサービスエースでマッチポイントになると、鮫嶋のアタックで勝利を決めた。

△嶺

1戦目に、フルセットの末、天理大に勝利した関大B。2戦目は大国大と相まみえた。相手のサーブから始まった第1セットは、笹野文乃(文2)のアタックで先制点を奪う。しかし、すぐにアタックで点を返された。さらに、サービスエースを決められ連続得点を許す。古和田ひらり(文1)や折重結生(文2)がレフトから攻め続けるも、相手の勢いは衰えなかった。相手の鋭いスパイクを取り切きれず失点が続く。笹野を中心に、2点差まで追い付くも、相手にライン際のアタックを決められる。第1セットを落としてしまった。

△古和田

第2セットも、ブロックアウトにより関大Bが先制点を取った。相手のミスも続き、前田凪彩(法3)のスパイクも光る。5連続得点し、一気に相手を引き離す。相手に速攻やサービスエースを決められる場面もあったが、チーム全員で「ナイスサーブ」、「「ナイスプレー」と声を掛け、励まし合った。三谷夏未(人3)のスパイクを皮切りに、再び勢いに乗る。古和田のナイスレシーブにより、長いラリーを制する。最後は相手のアタックがラインアウト。25―20で第2セットを奪った。

△前田

勝敗が決まる第3セット。試合開始早々、前田のライトからのアタックが決まる。アタックがネットにかかるなどのミスもあったが、6­­―3と関大Bがリードを広げる。相手はタイムアウトを要求した。その後、点を奪い奪われる激しい展開となる。しかし、相手の粘り強いレシーブで、お見合いなどのミスが増えた。11―­11と同点に追い付かれたところで、関大Bはタイムアウトを要求する。その後も流れは変わらず、前田のスパイクがコートの外に出たところで試合が終了。フルセットにもつれ込む接戦を見せたが、惜しくも黒星となった。

翌日のトーナメント戦の出場校が出そろう。関大は2チームとも予選リーグを突破し、決勝トーナメントへ出場を決めた。1試合目から、関大Aと関大Bの同校対決となる。互いに手の内を知っているため、どのような試合を見せてくれるのか、とても楽しみだ。【文/写真:藤井海】

▼嶺
「(1試合目を振り返って)自分たちのやりたいバレーができたので、良かったかなと思います。(2試合目を振り返って)みんなで楽しんで、色んなコンビで挑戦していこうという形でやっていました。それを形にできたのがすごく良かったです。(今回見つかった課題)少しブレイクされる場面が多かったので、そこだけ直して、明日また頑張りたいなと思います。(関大Bの対策)普段練習をやっていて、お互い分かっている分、拾われるので粘りで勝っていけたらなと思います。(明日の意気込み)明日は関大同士なんですけど、1試合目からしっかり勝って、目標の優勝を目指していけたらなと思います」

▼前田
「(1試合目を振り返って)天理大はコンビを見ている限り、結構絡んでくる攻撃があって、私たち的には常に2枚ブロックしかないという感じでした。絡んで来られたらどうしようという不安もあったんですけど、自分たちBチームは、粘りというのが結構いいなと思っていて、それを強みに3日間練習していました。その粘りがしっかり見えて、勝ち切れたのが良かったかなと思います。(2試合目を振り返って)1セット目はかなり大差で負けてしまって、対策をしきれない部分があったんですけど、2セット目からはフォーメーションを変えました。それがはまって、2セット目は勝つことができました。だけど、3セット目は、自分たちのミスやお見合いというものが10点を超えたくらいの終盤で出てしまって、それが痛かったです。明日は、そのようなミスがないようにしていきたいです。(明日の意気込み)Bグループの1位が関西大学のAの方になると思うので、今まで練習で負けていた分、しっかり粘りたいです。お互いが分かっていると思うので、そこを強みに捉えてやっていきたいです」

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