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意地のプレーで逆転勝利!

意地のプレーで逆転勝利!

◇2023年関西学生秋季リーグ順位決定戦◇対聖泉大◇12月2日◇ 於・立命館OICフィールド ◇

[第1Q]関大0-0 聖泉大
[第2Q]関大0-1 聖泉大
[第3Q]関大0-0 聖泉大
[第4Q]関大2-0 聖泉大
[試合終了]関大2-1 聖泉大

インカレから1ヶ月、秋季リーグ順位決定戦に臨んだ関大。序盤から拮抗(きっこう)した状態が続いた。果敢に攻めるも、相手に先制点を許す。しかし、意地のプレーで連続得点を決め、2-1で勝利した。

第1クオーター(Q)は試合開始から互いに譲らない展開に。開始4分、ゴール前のMF森川瑤(人4)へつなぐも得点には繋がらず。流れを変えようと選手交代を繰り返した。ボールを取り合い、激しい競り合いにとなったが、このQは無得点に終わる。

△MF森川

第2Qでは相手にこの日初めてのペナルティコーナー(PC)を奪われるが、ゴールを死守。そこから、ディフェンス陣でパスを回し、好機をうかがう。だが、第2Q終了間近ペナルティストロークにより先制点を許し、追う展開となった。

続く第3Q。巻き返しをはかる関大は、MF川崎陽奈太(経1)のパスでチャンスとなるが、ゴールを決めることができず。その後もPCを奪うなど攻めの姿勢をゆるめず戦い続ける。

最終QではMF紀野来音(人4)主将を中心に相手のパスをカットする好守備が多く見られ、相手にチャンスを与えない。ペナルティストロークを奪い、MF森川がゴールを決め、同点に追いついた。続いて、DF森優吉(商3)が激しい攻防戦を繰り広げ、流れを引き寄せる。コーナーをMF中川樹(商1)のアシストでDF和田陽向(人2)が決め、勝ち越し。そのままゴールを守りきり、相手に得点を許さず2-1で逆転勝利した。

△MF紀野主将
△喜ぶ選手たち

相手に先制点を許すも焦らず、ひたすらゴールを追い続けた。ひとつでも上の順位に行くために。連戦となる5位決定戦を全力で戦う。【文/速水咲良:写真/村中望乃】

▼MF森川
「(今日の試合を振り返って)最初に先制されて、苦しい時間が続いたがチーム全員があきらめずに1点1点を大切に取れた結果が勝利につながったと思う。(プレー中に意識していたこと)守り続けていたらチャンスが流れてくると信じ、耐え続けて試合に臨んでいた。(自分自身を振り返って)最初はあまりボールに関わることができず、ゲームメイクができなかったが、第3、最終Qから徐々にできるようになり結果が出たと思う。(次に向けて)最後の集大成として悔いなく終われるように試合に臨みたいと思う。」

▼DF和田
「(今日の試合を振り返って)最初に点を入れられて、1点目が入るまですごく苦しくて正直いやになっていた。同点になってからは自分の得意なこと、自分の仕事をすることができ良い勝ち方ができたと思う。(プレー中に意識していたこと)追うだけ。失うものは何もない。ひたすら前へ前へ点を取ることを考えていた。(自分自身のプレー)自分の仕事をしなければならないときにしっかり決め切ることができ良かった。(次に向けて)4回生が最後の試合になるので、4回生をたてられるように下から支えたい。」

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