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最終回に粘り見せるも一歩及ばず敗戦

最終回に粘り見せるも一歩及ばず敗戦

◇第54回秋季関西学生リーグ戦◇対太成学院大◇9月24日◇武庫川女子大学グラウンド◇

関 大110 000 2=4
太成大202 001 X=5

1(投)岩﨑
2(右)渡邉
3(遊)竹光
4(DP)新屋
5(一)小坂
6(捕)大塚
7(左)清水
8(二)村上
9(三)勝目
FP(中)高川

1勝1敗で迎えたリーグ3戦目。竹光久莉寿(人4)の適時三塁打で先制するも、逆転を許し終始ビハインドで追いかける展開。最終回に清水美苑(人3)が2点適時二塁打で、1点差まで詰め寄るも反撃はここまで。1点差で敗北となった。

初回、先攻の関大は2番・渡邉陽菜(人4)が安打で出塁する。「次の打者につなごうと思って打席に入ったのが結果的に1点取れたのですごく良かった」と竹光が右越適時三塁打を放ち、先制する。その裏、先発・岩﨑紗菜(人4)は先頭打者に安打を許し、犠打と四球に味方のエラーが絡み、同点に追いつかれる。続く5番打者のスクイズを防ぐも、6番打者の適時打で逆転されてしまう。

△大塚

2回表、2死から村上涼子(文4)が右中間三塁打で好機を演出し、勝目結月(人4)が初球を振り抜き右前に適時打を放ち同点とする。

3回裏、安打、四球、野選で無死満塁のピンチを迎える。ここで竹光主将がタイムを取り、一呼吸置く。粘る相手5番打者に対し、岩﨑が気迫の投球で三振を奪う。しかし、後続に失策と適時打を浴び2点の勝ち越しを許してしまう。

△ 岩﨑

4回裏からは、山本萌楓(人1)がマウンドに上がる。テンポの良い投球を見せ、流れが関大に傾いてきた5回表、先頭の岩﨑、渡邉の連打でチャンスを作る。その後、新屋ひなた(人2)が四球を選んで二死満塁とし、6番・大塚弥香(文2)の痛烈な打球は左線へ。しかし、惜しくもファール。最後は二ゴロに倒れ三者残塁で攻撃を終える。

△山本

6回裏、先頭を勝目の好守で抑えるも2連打を浴び、内野ゴロの間に追加点を献上する。

3点差で迎えた最終回、先頭の渡邉が四球で出塁するが後続倒れ二死となる。しかし、ここから関大が粘りを見せる。小坂優月(人4)が粘り勝ちで四球をもぎ取り、大塚も死球でつなぐ。満塁となったところで打席には、前の打席で二塁打を放っている清水。打者有利の、カウント1―3から「狙っていた」と右中間に2点適時二塁打を放ち、1点差に詰め寄る。しかし、最後は代打・早坂千尋(法3)が遊ゴロに倒れ反撃及ばず。

△清水

安打数では相手を上回ったものの、一歩及ばなかった関大。今日の課題を克服し次の試合で勝利を目指す。【文/写真:櫻田真宙】

▽竹光主将
「(試合を振り返って)少しエラーが多かったので次の試合に反省で活かせていけたらいいなと思います。(次の試合に向けて)今日の反省をしっかり活かして次は勝ちきれるようにやっていきます」

▽清水
「(試合を振り返って)最後、打つことができたのですが、結果的には負けてしまって、自分的には悔しい気持ちの方がすごく大きいです。勝ちたかったんですけど、最後勝ちきれなかったのは自分たちのミスが絡んでしまったところが反省なので、そこを次の試合までに練習して絶対に勝てるようにしたいです。(最終回の粘り強さの秘訣)実践練習でも追い込まれる場面でも、そこで弱くなってしまうのではなくて、常に強気な気持ちで向かう事を意識しています」

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