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猛者集う関学大に健闘するも敗北

猛者集う関学大に健闘するも敗北

◇第46回総合関関戦本戦◇6月10日◇対関学大◇於・関西大学たかつきアイスアリーナ

[女子500㍍]
3位 牧野有沙(安全4) 54”29
4位 岩元心紀(情4)  55”02

[女子1500㍍]
3位 大口怜香(文3)  3’05”00
4位 樋口遼子(情4)  3’25”98

[男子1500㍍]
3位 谷口光央(情3)  2’41”34

[女子1000㍍]
3位 牧野  1’53”57
4位 岩元  1’57”89

[男子1000㍍]
2位 谷口  1’54”08

[女子3000㍍]
2位 安永笑子(情4)  6’46”02
3位 大口  7’03”79

[女子3000㍍リレー]
2位 樋口、安永、岩元、大口  4’44”29

[男子2000㍍リレー]
2位 谷口、酒井優真(環都4)、鈴木賢次(シス理4)  4’02”55

有観客で行われた今年の総合関関戦。競技中は部員や一般客から声援が飛び交い、盛り上がりを見せた。関学大は、今年1月のインカレで女子が団体優勝するなど、圧倒的な強さを誇る。しかし、その強敵相手にも怯むことなく、堂々としたレースを見せた。

最初に行われた女子500㍍では、牧野と岩元が出場。レース開始から関学大の2選手が圧倒的な速さで差を開ける。関大は牧野が3位、岩本が4位につけ試合が進んだ。最後まで順位変動はなく、そのままゴールした。

△牧野

続く女子1500㍍では、大口が関学大に食らいつくレースを展開した。開始から3番手にしっかりつけると、関学大に引き離されることなくついた。しかし、残り5周に差しかかったところで2位の選手との距離ができてしまう。そして、3位でゴールした。樋口は4番手でスタート。前を走る大口と離れてしまい、周回遅れになりながらも、最後まで走り切り、ゴールした。

△樋口

男子1500㍍に出場した谷口は、3位でレースをスタートした。残り9周に差しかかったところで首位に。しかし、その2週後には3位に転落。その後も前方選手にぴったりとついたが、関学大の選手はラストスパートで驚異的な速さを見せる。結果は3位となった。

△谷口

牧野と岩元が出場した女子1000㍍。牧野が3位、岩元が4位で開始した。終盤、牧野はふらつく場面も見られたがこらえ、そのまま3位でフィニッシュ。岩元は終盤に前方選手から大きく離されてしまう。そして、順位変動なく4位でゴールを切った。

△岩元

3選手が出場した男子1000㍍で、谷口が会場を沸かすレースを披露した。開始こそ3位となったものの、前方の選手にぴったりとつく。ラスト3週に差しかかったところで2位に。そして続く周回で首位に踊り出た。しかし、最後に関学大が意地を見せ、2位でレースを終える。

リンクの整氷を挟み、女子3000㍍が行われた。首位につけた関学大の選手1人が独走。続く2番手集団に関大の安永と大口がつけた。中盤から安永が、2位の関学大の選手を抜かしそうな場面が続く。しかし、なかなか前に出ることができず。応援席では安永を応援する声が大きくなった。そしてついに、終盤。安永が2位に踊り出た。大口は終盤に相手選手と接触してしまう。だが、すぐに立ち上がり、3位でゴール。白熱したレースを展開した。

△安永

そして、スピード競技の最後には4人で行う女子3000㍍リレーと、3人で行う男子2000㍍リレーが行われる。男女とも関学大が圧倒的な速さと連携を見せ、敗北を喫した。男子はフィギュア部門の酒井と鈴木賢が参戦。試合前には円陣を組み、気合を入れた。

△試合前に円陣を組む女子
△大口
△バトンをつなぐ
△試合前にリンク中央に集まる
△酒井
△鈴木賢

強敵・関学大に対して、白熱してレースを展開したアイススケート部スピード部門。今シーズンのさらなる飛躍に期待したい。【文:松尾有咲/写真:中吉由奈】

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