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新生HELIOSの幕開け。西日本で舞った!

新生HELIOSの幕開け。西日本で舞った!

◇第26回西日本選手権大会◇3月7日◇丸善インテックアリーナ大阪◇

[スモールグループス演技競技  女子部門 大学部門]

1位

[チアフル ダンス演技競技 大学部門]

1位

[チアリーディング スピリッツ演技競技 大学部門]

2位 Aチーム

3位 Cチーム

4位 Bチーム

昨年度、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全日本学生選手権大会(インカレ)の出場がかなわなかったHELIOS。そのまま4年生が引退し、今大会を新体制で迎える。インカレへの思いと21年度の方針である「MOVE ON」を全員が心に刻み臨んだ。

最初に舞台に立ったのは、主にスタンツを披露するスモールグループスの6人。曲の開始と同時に放たれた高さのあるエックスアウトで、一気に観客の注目を集めた。途中、トップが片足立ちでポーズをとるリバティから軸足を変える場面でバランスを崩したものの、トスはすべて成功。ここぞという強さを発揮した。リーダー・市島梨永瑠(商2)は「納得のいく演技をすることができず悔しかった。ただ、全員で出し切った1分間は次につながる1分だった。次の大会までに技の完成度を高め、新しい技もできるようにしたい」と今後に課題を残した。

△スモールグループス

続いて、チアフルダンスのメンバーが登場。今大会、関大から出場するチームで唯一ポンポンを手に挑んだ。「マットからの景色を目に焼き付けながら、メンバー全員を感じて踊ることができて最高だった」。(藤川美玲=経2)気持ちとともに調子も最高だったこの日。開始後30秒には華麗なステップをしながらフォーメーションチェンジ。3人ずつで作られた2列にも少しのズレが無い。1分間、一糸乱れぬパフォーマンスを見せ1位に輝いた。

△チアフルダンス

2部門が終わり、残すはチアリーディングスピリッツとなった。関大からは4グループがエントリー。Cチームは最も少ない5人構成だとは思えない力強い演技で会場を沸かせる。チームが異なるとはいえ、普段は厳しい練習をともにこなす仲間。その後3組が100㌫の力を出せるよう、良い流れを作った。次のBチームは数秒の中に何度もジャンプを取り入れるなど、ハードなプログラムにチャレンジ。しかし、体力の消耗を一切うかがわせることなく笑顔でステージを降りた。

△Cチーム
△Bチーム

3番目の出番だったDチームには、フレッシュな顔ぶれがそろう。全員1年生ということもあり、準備が整ったことを知らせる「お願いします!」の声には入部初の大会を楽しもうとする好奇心を覗かせた。惜しくも5位以内にランクインできなかったものの、これからのさらなる成長に期待が膨らむ。そして、最後を飾ったのはAチーム。一つ一つの動きにおいて、手足の先まで芯の通ったダンスと表現力で圧倒した。関大内では最も好成績な準優勝。「良い緊張感を持ちつつ、今まで丁寧に合わせたりたくさん練習したことを全て出し切ることができたのでとても楽しめた」と安部風夏(社3)は満足げ。次は優勝をつかむ。

△Dチーム
△Aチーム

MOVE ONに込められた、全員で常に上を目指し、限界を決めず貪欲に進むという意味。この目標を成し遂げるべく、今大会の収穫と課題を十分に生かす。他の部を全力で応援し、自分たち自身の進化も惜しまない新生HELIOSの1年が始まった。【文:木原綺音/写真:坂井瑠那】

▼林玲那部長

「(大会をどのような気持ちで挑んだか)約1年半ぶりの出場であり、代替わりをして初めての公式の大会だったので緊張もしましたが、出場できるということがとても嬉しく、楽しみな気持ちが大きかったです(演技を振り返って)本番の日を想定して練習はできていたこともあり、落ち着いて演技挑めました。(今後に向けて)気持ちは落ち着いていたものの、自分自身ミスがあったこともあり練習から本番までの気持ちの持っていき方や、練習の内容についても見直す点があったなと感じています。(次の大会への意気込み)他チームの演技を見て刺激を受けたので、今の気持ちを忘れずに次の大会では良い結果を残せるよう頑張りたいです。」

▼市島

「(大会をどんな気持ちで挑んだか)私にとって今大会は、初めての大会でありHELIOSとして初めて出場する部門で、全てが挑戦の毎日でした。初めは不安と焦りばかりに追われていましたが、練習を重ねる度に新たな技ができたときの達成感や刺激を感じることができ、5人で青マットの上で演技することがとても楽しみに感じるようになりました。私たちの強みでもある負けん気と根気強さが大会に向けて、やってやる!という気持ちを強くしていたと思います。(演技を振り返って)本番は、自分たちの納得のいく演技をすることができず、正直とても悔しい思いをしました。ですが、5人の力を思いっきり出し切った1分間は私たちにとって次につながる1分間になったのではないかと感じています。本番で100㌫の演技をするためには、練習で200㌫の演技ができるようにならないといけないと強く感じたので、この悔しい気持ちを忘れずに次の大会で必ずリベンジします。(今後に向けて)課題として、次の大会では今回の大会に比べて多くのチームが出場するため、他のチームに負けない演技をするためにも一つ一つの技の完成度を上げ、新しい技にも貪欲に挑戦していこうと思っています。(次の大会への意気込み)1分間の演技が終わったときに5人でよっしゃ!とガッツポーズをしながら退場できるように、今まで以上に練習に励んでいきます。今後とも応援よろしくお願いします!」

▼藤川

「(大会をどんな気持ちで挑んだか)私たちはHELIOS史上初のチアフル部門に出場しました。HELIOSは大会の出場経験が少なく、メンバー全員が大会初出場の中、まず1番に楽しもうという気持ちでいっぱいでした。もちろん緊張もしましたが、このメンバーでできる最初で最後のダンスだったので楽しみで仕方がなかったです。(演技を振り返って)ドキドキワクワクしながら本番を迎えましたが、焦ることなく落ち着いて本番に挑むことができました。音楽が流れ始めると一瞬で一つ一つの景色を目に焼き付けながら、メンバー全員を感じて踊ることができ、最高の1分でした。(今後に向けて)ただ楽しむだけでなく今大会を踏まえて他チームの良いところなども吸収して自分たちのものにできるように研究していきたいです。(次の大会への意気込み)初出場で部門優勝することができたので、次回も良い結果が出せるよう練習から120㌫でやり切って、当日最高の演技ができるように精いっぱい頑張ります!」

▼安部

「(大会をどんな気持ちで挑んだか)今大会は例年とは違い、スタンツが無いという形式での大会でとても不安でした。ですが、HELIOSの強みである平場やダンスで競うため、逆にチャンスだと捉えて、よりHELIOSらしさを見せてやろう!という気持ちで臨みました。(演技を振り返って)久しぶりの青マットの感覚で、やはりとても緊張しました。その分、良い緊張感を持って今まで丁寧に合わせてきたりたくさん練習してきたことを全て出し切ることができたのでとても楽しかったです。(今後に向けて)人数が少ない分、一人一人の技術の向上がとても重要だと感じました。また、メンバーが一点にまとまりすぎると演技が小さく見えるので、大きく動くことを意識しながら人数の少なさに負けない迫力を出していきたいです。(次の大会への意気込み)今大会で見つけた課題を克服し、さらにパワーアップしたHELIOSをお見せできるよう、部員一同精いっぱい頑張ります!」

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