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危なげなく勝利し、決勝に駒を進めた!

危なげなく勝利し、決勝に駒を進めた!

◇第 29 回大阪選手権大会大学予選Aブロック準決勝◇対大商大◇3月21日◇於・J-GREEN堺S4◇

【前半】関大2-1大商大
【後半】関大1-0大商大
【試合終了】関大3-1大商大

スターティングメンバー
GK 山田和
DF 桑原、大西、木邨、吉村瑠
MF 川島、吉永 、三木仁、真田
FW 淺田、堀

昨年、大阪選手権2連覇を果たした関大。大会3連覇に向け、大学予選準決勝に挑んだ。立ち上がりからボールを支配する。前半31分にMF川島功奨(社3)がゴールを決めるも、すぐさま同点に。しかし、新戦力のFW堀颯汰(24年度入学)が得点し、リードで前半を折り返す。後半は相手が攻める時間帯もあったが、守備陣の集中したディフェンスで得点を与えず。後半35分にPKを沈め追加点を獲得。3-1で勝利し、大学予選決勝へと駒を進めた。

△試合前の集合写真

試合は関大ボールでキックオフ。立ち上がりからボールを支配し、サイドから積極的に仕掛ける。セットプレーやサイドからクロスを上げる場面が多いが、ゴールを脅かすことはできない。試合が動いたのは前半31分。MF吉永陸人(商3)のロングボールにFW堀が裏へ抜け出す。ドリブルで運び、ペナルティアーク前で背後から走ってきたMF川島に相手を欺くスイッチ。相手DFを剥がし、GKとの1対1を冷静に決めた。

△川島

△MF川島

しかし、前半38分に自陣でボールを奪われ失点。そこから関大にとって苦しい時間帯が続いたが、打破したのは新戦力のFW堀だ。前半44分、DF木邨優人主将(政策3)の裏へのロングボールに反応したFW堀。相手GKが飛び出しあわや接触の場面だったが、上手くトラップし入れ替わる。無人のゴールに流し込んだ。このゴールで再び勝ち越し、リードして前半を折り返す。

△ 木邨

△DF 木邨主将

後半開始から自陣で相手にボールを持たれ、攻められる時間帯が続く。後半3分には、ロングスロー、コーナーキックと連続でピンチが続くが、守備陣の集中した守りでゴールを割らせない。両者拮抗(きっこう)した展開が続いたが、この均衡を破ったのは関大だった。後半35分、DF桑原航太(社1)が右サイド相手陣地奥深くでボールを受ける。インナーラップしてきたMF川島にパスを出し、ゴール前にいたMF真田蓮司(法1)へグラウンダーでクロス。相手DFにシュートコースを消されたが、左サイドから駆け上がってきたDF吉村瑠晟(経2)へ落としダイレクトでゴールを狙う。このシュートに対して相手DFは手を使って防ぎ、この行為が退場処分となりPKを獲得した。キッカーはFW淺田彗潤(人2)。足を素早く振り切り、ゴール左に流し込んだ。2点差に広げ勝負あり。3-1で勝利を収めた。

△3点目獲得後

△試合後の集合写真

危なげなく勝利し、決勝へと駒を進めた関大。次なる相手は同じ関西学生リーグ1部に所属する大経大だ。簡単な相手ではないが、大学予選を制し大会3連覇へとつなげる。【文、写真:岩口奎心/写真:合田七虹】

▼DF木邨主将
「前半は自分たちがボールを握って、自分たちのサッカーをしようと試合に入った。幸先良く先制点が取れたことは良かったが、相手に回させられている感じだった。そこは今後の修正点だと思う。でも、その中で前半に2点取れたことは、プレシーズンからの成長だと思う。後半は相手が負けている状況で前から来たが、自分たちは冷静に集中して無失点に抑えられた。1点取れたことも良かったと思う。(次戦に向けて)大学予選優勝して3連覇へ向けてやっていきたい」

▼FW堀
「自分としては初の公式戦だったので、気合い入れて頑張った。緊張とかはなかった。でも、トーナメントで負けたら終わりの試合だから、勝つことを意識した。もう1度去年のように天皇杯に出たいなという思いで初戦を戦った。(自身のゴールに関して)背後を狙えということは言われてて、きむ君(=DF木邨主将)が持ったらめっちゃいいボールが来ると思っていた。そこで思い切って抜け出したら、上手くトラップできてGKを交わしていて、流し込めた。(次戦について)ゴールも狙うが、チームに貢献できるようにプレーして、また1つ勝てるように頑張りたい思う」

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