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今季初、全国の舞台は悔しさの残る結果に

今季初、全国の舞台は悔しさの残る結果に

◇JAPAN CUP2022日本選手権大会◇8月26・27日◇国立代々木競技場 第一体育館◇

【最終結果】
[自由演技競技 DIVISION.2大学部門(大学応援団部門)]
7位 173.0

[自由演技競技 DIVISION.1大学部門予選(大学応援団部門)]
17位 162.0
→予選敗退

昨年、チアリーディング部門別日本一決定戦であるJAPAN CUPでスピリッツ競技大学部門3位、DIVISION.1大学応援団部門決勝進出と飛躍を見せたバトン・チアリーダー部。今シーズンはさらなる躍進を遂げるべくDIVISION.2大学応援団部門とDIVISION.2大学応援団部門の2チームがエントリーした。

まず初日に登場したのは、DIVISION.2大学応援団部門の16人。全国の強豪チームがひしめき合い、高難易度の技が多く飛び出す中でもHELIOSは動じず、演技に立ち向かう。

マットに立つと2分半の間、丁寧で無駄のないパフォーマンスを披露。経験の浅い選手も数多くメンバーに構成されたとは思えないほどの落ち着きで最後には笑顔も飛び出した。その成果が発揮され、点数は173.0と強豪校にも引けを取らない得点を記録。十分な準備時間を確保できずにいた中で、7位入賞と堂々の成績で大会初日を終えた。

大会2日目はDIVISION.1大学応援団部門が出場。2年連続の決勝進出を目指し、パフォーマンスに挑んだ。しかし、決勝戦進出校は昨年の12チームと比較して今年は8チームのみ。より高いレベルが要求される。

緊張感が走る中、滑り出しはバスケットトスを成功させ、幸先良くスタート。そのままミスなく、演技が展開されていくと思われたが序盤のスタンツでバランスを崩し転倒する。中盤でもミスを出たものの終盤に挽回。練習では成功率が高くなかったミドルに2人、トップに3人が重なった難易度の高いスタンツを成功させ、演技を終えた。だが、得点は162.0に。上位進出には物足りない結果となる。

最終結果も17位と予選突破には届かず、悔しさの残るパフォーマンスとなった。最後の大会となったメンバーもいた中で全体を総括すると大満足の演技内容とはならなかったJAPAN CUP。だが、今後の行事として応援団創設100周年記念祭を直前に控え、集大成の場としてHELIOS POWERも開催が予定されている。今回浮き彫りとなった良かった点と課題。それらを克服することでHELIOSらしい一体感のある演技が生まれるのだ。パフォーマンスに向き合い、向上に取り組む姿はさらなる飛躍を期待させる。【文/写真:大森一毅】

▼宮本明日佳部長(商4)
「6月に大会メンバーを選ぶセレクションを行い、7月はテストもあり土日のみの練習。8月から本格的に練習が始まりました。自分たちの強みでもあるジャンプ、モーション、ダンスという平場を生かせる構成をコーチと考え、スタンツでは3月の西日本大会よりも高いレベルのものを取り入れました。しかし、大会2週間前に新型コロナウイルスの流行により5日間の活動停止。3月、6月の大会で悔しい思いをしていたからこそ今回の大会に強い思いを持っていたのに間に合わないのではないか、大会に出ることができるのかと自分自身とチームを不安な状況にしてしまいました。再開してからは2日間ほどしか16人のメンバーと練習できませんでしたが、毎日の練習を大切にし、自分たちが自信を持てるまで何度も何度も不安な箇所の練習を行いました。(自信があった点は)平場です!これは歴代の先輩から受け継いできていることなので、今年も平場には力を入れました。(本番前は)自分のことを信じて、みんなのことを信じて頑張ろうと伝えました。今年のチームスローガンでもある「信じる」と、Aチームの大会スローガン「一追一極」(ひとつのことを最後までみんなで極める)というのを掲げていたので、自分1人だけじゃないということを伝えたかったからです。(本番前に課題に感じていた点)本番前に16分のアップがあるのですが、そこでT1(3層のスタンツ)がうまく決まらなかったことです。練習でできていたのに、直前に何本か落ちてしまっていました。(本番に向けて)今年は攻めた構成だったと思います。昨年のJAPAN CUPでは12チームが決勝に進出できましたが、今年は8チームとさらに狭き門になりました。そのため、昨年では入れなかったようなスタンツ技にも挑戦しました。(パフォーマンス全体を振り返って)Bチームはとてもまとまった演技ができたと思います。完成度を大切にするために何度も構成を変更したことも知っている分、本番でスタンツのリバティの足がきっちり着いていたことやできた感があったのがとても良かったと思いました。私がいたAチームは悔しい演技になってしまいました。絶対に決めたかった1番初めのパートナースタンツが決まらず2機落ちてしまいました。ここは、西日本大会から4機必ず上げたいと思って練習してきたのですが、西日本大会でも関西大会でも成功させることができていなかったので今回のJAPAN CUPではまずここを決めたいと思っていたところでした。中盤にもミスがありましたが、自分達の平場、そして最後の3層のスタンツはきっちり決めることができたので、最後まで集中力を持って演技できたところは良かったところだと思います。(結果を総括して)初日のBチームの演技は、Aチームの全員で正面の観客席から見ました。初めて仲間の演技を大会当日に正面から見ることのできる機会だったので、見ている方もこんなにも緊張するのかと思いました。DIVISION.2でしたが、7位入賞という素晴らしい成績だと思います。Aチームの17位については、3つもスタンツが落ちている中で162.0点をもらえたのは平場やその他を評価していただいたということもあり、うれしい気持ちもあります。しかし、すべて成功していれば175点くらい出たのではないかと思う気持ちもあり、もっと順位を上げることができた悔しさがあります。(その中でうまくいった点は)平場を16分のアップから何度も合わせることができたので、自分達の動画を振り返って、本番で魅せ切ることができたなと感じています。(課題に感じた点は)大会までに100本通しをしようと決めていたのですが、一時活動が止まったこともあり大会までに81本しかできませんでした。その中で、自分達がやりきった、できたと思える通しが1本しかなかったのが1番の課題です。(全国の舞台での緊張)私は昨年のジャパンカップのメンバーとして出場していたので楽しみの気持ちが強くありました。(今後に向けて)9月からも関西大学応援団創設100周年記念祭、連盟祭など出演できる行事がたくさんあります。今回のチアリーディング大会のように少人数ではなく、チーム全員で参加できるのでもっとチームで気持ちを1つにしてすべての行事に参加したいです。大会の経験をバネに練習に真摯に取り組むことで、HELIOSとしてもっともっと皆さんに応援してもらえるチームになりたいです」

▼主務・市島梨永瑠(商4)
「大会出場に向けて、関西大会で出た課題を改善するために一人一人が苦手な技にもしっかり向き合って練習を行いました。また、本番に慣れるために広い場所で練習や体育会の方に通しを見ていただくなど緊張感を持ちながら練習することを心がけていました。本番前には自分たちのことを信じて思いっきりやろうと声をかけました。(自信を持っていた点)HELIOSの最大の強みは平場だと考えています。スタンツに力が入りがちになってしまうこともありましたが、空き時間などを有効に使って平場の一体感を極めるために練習していました。(本番前に課題に感じていた点)スタンツを乗せることに集中してしまい、決まった感がないとコーチの方々に言われることが多く、課題に感じていました。(練習の行う中では)関西大会と比べて、チームのために自分ができることを考え、自発的に発言してくれる子が増えたと思います。(全体の結果について)初日のBチームは完成度の高い演技ができていたこともあり、難易度の高い技を行う強豪校にも引けを取らない点数を出すことができたと思います。2日目のAチームは昨年の成績を超えることができませんでした。自分たちの納得のいく演技ができなかったことがとても悔しいです。(パフォーマンス自体は)自分たちの納得のいく演技ができませんでした。今回のJAPAN CUPに向けて新たに挑戦した技も多くありましたが、練習で成功していたものを本番で決めきれないことが私たちの課題だと強く感じました。(その中で良かった点は)エンディングのパートナーからラストの2-3にかけてです。 体力不足が私たちの課題でもありましたが、本番ではダンスで会場の雰囲気をつかむことができたのではないかと思います。反対に、環境が変わった時にいつもの自分達の演技が出しきれないことが課題です。(今後に向けて)大会で新たな技にも挑戦することができたのでHELIOS POWERなどの今後の行事にも生かしていきたいと思っています」

[自由演技競技 DIVISION.2大学部門(大学応援団部門)]
▼高野由佳里(商4)
「大会までの短い期間、全機で何本か合わせながら練習することを重点的に行いました。演技前には意識することを口に出しながらシュミレーションして、全員が一つになることから大切にしました。(自信を持っていた点は)演技のクリーンさと丁寧さだと考えます。スタンツの降ろし方にまで意識して演技をしています。(本番前に課題に感じていた点)本番の1日前にしてようやくメンバー全員がそろうという状況の中でした。平場はどれだけ細かい所までそろえられるか、直前まで変更がかかる演技を体に染み込ませられるかということが課題でした。(練習の行う中では)気合を入れすぎて練習よりもいいものを出すのではなく、確実に普段通りの良いものを出すということを心がけて練習していました。(パフォーマンス自体は)自分達の空気感を作れたのが結果につながったと思っています。演技中もアイコンタクトを取り合えたことで、チーム全員が迷いなくできることを信じてパフォーマンスできました。自身については、良い緊張感でパフォーマンス中も一つ一つの場面で意識することを思い出しながら演技ができました。(特にうまくいった点は)守りに入らず、できると信じて出し切れたことです。反対に、課題に感じた点は足をつける、手を止めるなどスタンツを上げたりすることの先にある、決め切れる部分がまだ甘いと感じます。全国の舞台は、これまでで一番大きな会場で多くの観客の方がいらっしゃる中での演技でとても緊張しました。ただ、演技前に自分達の空気感を作ることができたので、良い緊張感と集中力を持って演技ができました。(今後に向けて)絶対にやり切るという強い意志を他のステージにも生かしていきたいです。他チームの演技を見て学んだことも自チームに取り入れて、今回挑戦できなかったような難しい技にもまだまだ挑戦してチームの成長につなげたいです」

▼中村冴(文4)
「まずは基礎的な技からていねいに練習することを意識しました。その上で、挑戦したい技にも積極的に挑戦したり、人数が少ない練習でもダンスなどの平場に最後までこだわって準備してきました。(自信を持っていた点は)すっきりとしたクリーンな演技だと考えています。高難易度の技がなかった分、見ている側も見やすく、自分達も落ち着いた演技ができる所が見所でした。(本番前に課題に感じていた点)コロナウイルスの影響で前日まで全員がそろう練習ができず、通しの本数が少なかったことです。個々の不安要素も多いまま大会本番を迎えたことはチームの課題でしたが、その分短い練習にも集中して取り組むことができました。(今回は)スタンツの大会が初めてのメンバーやJAPAN CUPが初めてのメンバーなど、大会経験が豊富なメンバーが少なかったです。その分基礎から集中して取り組めました。(パフォーマンス自体は)今までで一番良い通しが本番に出たと思います。全員が良い意味で落ち着いていて、本番の会場や青マットの空気を楽しむことができました。(自身については)これまでの経験を今回の演技にすべて出し切れたと感じました。一年生の頃と比べて演技の中で余裕を持つこと、周りとのアイコンタクトを意識して演技を行うことができました。(うまくいったのは)スタンツがすべて上がった点だと思います。練習ではそもそも全員がそろわず上げる本数も少ない中です。本番のマットの上ですべてのスタンツを上げ切れたことは、今後の活動においても自分達の自信につながりました。反対に、スタンツの中でこだわっていた所を魅せ切れなかったことは課題です。部分的に見ると細かい所ではありますが、細部までやり抜ける演技を目指したいと思いました。(全国の舞台では)普段とは違う環境でとても緊張しました。しかし、会場でのウォーミングアップからチーム全員で1つになることで、緊張感を集中力に変えることができたと思っています。(今後に向けて)今回の反省を生かし、細部までこだわり切った演技をしたいと思います。1年間の集大成であるHELIOS POWERでは、これまで経験してきたことを出し、悔いのないステージで魅了します!!」

▼野田琴乃(商4)
「大会出場に向けて全機で合わせること、ていねいに演技をすること、平場を確実にみんなで合わせることを準備してきました。(自信を持っていた点)技を見せ切ること、おろしまでこだわること、ダンスです。(本番前に課題に感じていた点は)全員がそろう日が直前までなく、不安なことが残った状態で本番になるのではないかと感じていました。(練習の行う中で)初めてスタンツの大会を経験するメンバーも多かったため、関西大会からJAPAN CUPまでに成長した者がたくさんいたことが良かったと思います。(パフォーマンス自体は)今まで通した中で1番全員が納得のいく悔いのないものができました。特に本番前の待機の際、全員が自分達の空気を作り16人がひとつになっているのが感じ取れました。本番も全員が笑顔で楽しくやり切った顔を見ることができてうれしかったです。自身のパフォーマンスについては、本番の青マットの上ではいい意味で練習通りパフォーマンスすることができました。その結果、いいパフォーマンス、そして楽しむことができました。特にうまくいった点は、技をしっかり魅せるということです。細かい動きやていねいさを求めました。そこがうまくいったことでクリアな演技につながったと思います。反対に、課題に感じた点はチームリーダーとして、16人の気持ちをひとつに2分半の演技を作ること、全員がそろわない中、一人一人が自信を持って青マットに乗れるように練習を進めることです。(全国の舞台の緊張は)エネルギーに変えることができました。結果、楽しく悔いのない演技を残すことができました。(今後に向けて)私は4回生のため、大会は今回が最後になりましたが、引退まで残り数少ない行事をすべて悔いなく、そしてHELIOSとしてこのチームで活動できる楽しさを感じたいです」

[自由演技競技 DIVISION.1大学部門予選(大学応援団部門)]
▼笹裏栞(情4)
「6月に行われた関西大会の反省や振り返りを踏まえて、練習方法の改善や構成の変更を行いました。練習の中でも一本一本の通しを本番でも良いぐらいやり切るということを意識して練習してきました。今回の見どころはダンスでした。HELIOSは他のチームのように特別難しい技はできない分、演技の最後にあるダンスで見てくださっている方の印象に残るようなものを作りました。(本番前は)プレッシャーがかかった時の弱さがとても課題に感じていました。絶対に決めないといけない時やその日の1本目の通しなど、緊張する場面でなかなか良い1本が出なかったことが今回の弱いところでした。(チームは)全員が自分にも相手にも厳しく練習するようになった印象がありました。関西大会よりも技のレベルが上がった分、1人だけではなくみんなで考えることが多くなりました。(パフォーマンスを振り返って)正直、最後の大会はとても悔いが残る結果になってしまいました。自分たちの悪いところが全部出てしまった1本だったなと思います。今年はもう大会はありませんが、この悔しさを残りの時間忘れないように練習していきたいと思います。自分自身は、今までで一番緊張もなく、普段通りの演技ができました。特に、最後のダンスは会場の歓声も聞こえて、良い表情で魅せきれたかなと思います。(特にうまくいったのは)最後の2-3というスタンツです。練習ではあまりうまくいってなかったのですが、本番では絶対に最後は決め切るというみんなの強い意志を感じて、練習よりもていねいにしっかり決め切れたと感じました。(課題は)不安に感じるスタンツを決めにいってしまったところです。練習からビビらずに思いっきりやることを意識していましたが、本番ではやはり不安なところを思いっきり出し切ることができず、ミスにつながってしまったと感じました。(全国の舞台は)自分自身は緊張していませんでしたが、全体ではやはり緊張や違う雰囲気があったと思います。それが本番の演技に出てしまったかなと感じました。(今後に向けて)今回の本番で練習量や練習での厳しさが足りないことを再認識することができました。今後のステージでこんなに悔しい思いをすることがないように練習から細かいところまでこだわって、本番に100%できると自信がある演技を持っていきたいと思います」

▼奥野巴奈絵(商3)
「16人で一つになること、前大会より技のレベルを上げて本番で完璧に魅せ切るためにたくさんの通し練習を重ねました。HELIOSはジャンプ、モーション、ダンスといった平場が強いと言ってもらっていたので、今年もそう言ってもらえるように力を入れました。関西大会から一人一人の練習に対する意識が変わり、主にチームに対して発言する人が増えて絶対にジャパンで成功させるという意識に変わったと思います。(パフォーマンスは)練習でできた完璧な演技をすることはできませんでしたが、精一杯の演技を披露できたと思います。JAPAN CUPという大きな舞台で私たちの演技を見てもらえて良かったです。自分自身は、常にマスクで練習していることや本番ライトがとても強かったこともあり、表情を意識しました。審査員の方や観客の方に届けるということを意識できたと思います。(チームとしてうまくいった点は)ダンスだと思います。強く意識する部分やリズム、カウントの取り方までチームで細かく合わせました。本番でもその練習の成果を発揮することができたと思います。(全国の舞台だったが)私自身はあまり緊張せず、このステージを思いっきり楽しもうと思っていました。本番もしっかり冷静にできました。(今後に向けて)このメンバーで大会に出場することはないですが、HELIOS POWERやその他のステージに向けて本番に強くなること、決め切ること、全員で1つを体現することが目標です!!」

▼上田優和与(人2)
「練習では本番を想定して人前で演技を披露する機会を設けて、緊張した中で演技を魅せ切る練習をしました。(自信を持っていた点は)トスの高さや技の同調性です。また、ダンスは平場の中でも特に自信があり、魅せるポイントを決めて練習していて全員で楽しんで踊れていたと思います。(本番前は)コロナの影響でメンバー全員がそろうのが大会2日前になり、練習が思うようにできない期間が長かったので演技の完成度が低くなってしまったり、技の難易度が下がったりしてしまうのではないかという課題がありました。(JAPAN CUPは)関西大会とは違い、全国のチアリーダーたちが集まる中で出場チーム数が多く、決勝進出できるのは8チームのみでした。その中で、HELIOSの強みを生かせる演技を作ろうと特に平場を合わせることに専念しました。また、全体的に演技の難易度も上がりましたが、基本的な技を着実に決め切れるように全員で細かく意識を確認し、統一しながら練習を行いました。(練習では)人前で見せる時に全員が力を出し切れず、魅せきれていませんでした。そこがチームの自信につながっていなかったと思います。本番でもどこかで不安だったところが落ちてしまい、魅せきれない悔しい演技になりました。しかし、関西大会の反省を踏まえて平場を強化したため、本番ではその成果が出て平場をしっかり魅せることができました。演技の序盤と中盤でミスがあったのですが、最後はダンスからしっかりと魅せることができました。切り替えて演技を楽しむことができたので、ダンスから最後の決め姿勢まではやりきれたと思います。課題は、本番魅せ切る力がないことです。どれだけ練習でできていても本番でできないと意味がないので、練習から本番をもっと想定してチーム全体で大会の雰囲気を作ることが必要だと思いました。個人としては、演技の構成に入っていたタンブリングのロンダード捻りが本番までに成功せずできなかったことが悔しいです。そして、大会直前に膝を痛めてしまい、万全の状態で本番に備えられなかったので、しっかり自分の体を大切にして、本番に一番良い状態で出られるようにするべきだったと思います。(全国の舞台で)少しは緊張しましたが、良い緊張感で演技を披露できるうれしさでワクワクしていました。そして、最初の入場から楽しんで演技が終わって退場するまで笑顔でやり切ることができました。(今後に向けて)もっと技の難易度を上げて、新しいことに挑戦できる練習をしたいと思いました。そして、HELIOS POWERではもっとレベルアップして強くなったHELIOSを見てもらえるように、日々の練習で基本を大切に、常に向上心を持って練習に取り組んでいきたいと思います。そして、今回の大会ではできなかったタンブリングのロンダード捻りをすることを目標に頑張ります」

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