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7人の選手が躍動、浜崎が全国決めた!

7人の選手が躍動、浜崎が全国決めた!

◇2022年度関西学生体重別選手権大会1日目◇8月20日◇堺市立大浜武道館

[男子60㌔級]
高木優希(政策4)3回戦敗退
豊永奏太(人3)ベスト8
浜崎誠大(人4)ベスト6

[女子63㌔級]
河合葉菜(法3)1回戦敗退
松本咲来(社1)1回戦敗退
鍋谷泉(法2)1回戦敗退

[女子78㌔超級]
大高彩(人3)1回戦敗退

関西体重別1日目は、女子の試合と男子60㌔級の試合が行われ、7人の選手が出場。男子60㌔級では豊永がベスト8、浜崎が出場決定戦の末ベスト6で全国出場を決めた。

関大最初の試合は河合だ。先に釣り手を掴み攻めるも決めきれず、最後は3つ目の指導が入り、黒星となった。

河合①
△河合

続く松本は相手に倒され、序盤から苦しい展開に。最後は押さえ込みで敗北を喫した。

松本①
△松本

鍋谷は、積極的に足をかけていく。しかし、相手の足技が決まり、一本を取られてしまった。

鍋谷①
△鍋谷

女子78㌔超級の大高。序盤から内股をかけ攻める。しかし、相手に倒され寝技に持ち込まれ劣勢に。なんとか立て直しを図るも、押さえ込みが20秒に達し、敗北となった。

大髙①
△大高

男子60㌔級の高木は、1回戦を延長戦の末勝利。続く2回戦でも延長にもつれ込む接戦となる。序盤は相手と激しい組み手争いに。両者互角の戦いで、決定打に欠ける展開が続いた。残り1分を切ったところからも、積極的に技をかける。延長戦に突入し、3分にさしかかるところで相手に3つ目の指導が入り、見事勝利した。

高木①
△高木

3回戦進出を決めた。この勢いのまま勝ち進みたいところだったが延長戦の末、敗北を喫した。

高木③
△高木

2回戦からスタートした豊永は、着実に勝利を積み重ね、準々決勝に臨んだ。途中けがのアクシデントがあったが、集中力を切らさず、攻めの姿勢を見せる。残り2分ほどにさしかかったところで、相手に1つ目の指導が入った。ここから相手が果敢に攻めてくる。そして技をかわしながら立て直しを図った。しかし、そのまま決着はつかず、延長戦に突入。1分が経ったところで相手に2つ目の指導が入った。もう後がない相手に対し、かなり有利な状況となる。しかし、直後に釣り手をしっかり取られた状況から、足技を決められ惜しくも敗北してしまった。続いて全国出場がかかった出場決定戦に臨んだが、押さえ込みでまたも黒星。悔しくも2大会連続の出場とはならなかった。

豊永③
△豊永
豊永④

同じく浜崎も2回戦からのスタート。初戦は、3回戦は返し技で一本を獲得し勝利。準々決勝では、開始から積極的に攻める。しかし、なかなか決めきることができない。「指導を取りにくることを徹底していた」相手だったと、残り2分のところで1つ目の指導、試合終了間際に2つ目の指導を取られ、かなり不利な状態で延長戦へ。巻き返したいところだったが、最後は押さえ込みで敗北を喫した。

浜崎④
△浜崎

その後に挑んだ出場決定戦では残り30秒を切ったところで見事一本を決め、勝利した。開始直後は相手のペースで試合が進むかと思われたが、積極的に技をかけていき、勢いを見せる。しかし、残り2分のところで1つ目の指導をとられた上、相手が仕掛けた技にひやりとする場面も。何とかこらえ、気合いを入れ直す。そして、「相手が一本背負いに入るタイミングを狙っていた」と上手く合わせ、一本を獲得。念願の全国への出場権を手にした。

浜崎(インカレ決めた試合)
△浜崎

喜びと悔しさと、様々な思いが交差した関西体重別1日目。続く2日目は17人の選手が出場する。それぞれの目標を胸に、明日も選手たちは躍動する。【文:松尾有咲/写真:貴道ふみ・松尾有咲】

▼浜崎
「4年間の集大成と思って、副キャプテンとして勝たないといけない、全国を決めないといけないなという思いで戦いました。(準々決勝について)延長戦に入ったら、少しギアを上げて取りに行こうと思っていたんですけど、相手がなかなか上手で攻めきれず、タイミングよく合わせられて取られた感じです。(出場決定戦について)この試合もかなりやりにくい相手で、指導も1つ取られたんですけど、相手が一本背負いに入ってくるのが分かっていたので、そこをずっと狙おうと思っていました。そして上手く合わせることができて一本勝ちできました。(全国に向けて)試合に出られない4年生もいるので、その人たちの分も全国に向けて、気持ちを背負って頑張っていけたらなと思っています」

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