【アメリカンフットボール】甲南大を後半4TDで突き放して破り、開幕3連勝だ!
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◇ 2026関西学生リーグDiv.1第3節 ◇対甲南大◇9月27日◇ MK TAXI FIELD EXPO
[第1Q]関大7一7甲南大
[第2Q]関大3-3甲南大
[第3Q]関大7一0甲南大
[第4Q]関大21-0甲南大
[試合終了]関大38-10甲南大
昨日、全国覇者の立命大が京大に13年ぶりに敗れた関西学生リーグ。どこか嫌な雰囲気が流れる中、甲南大戦が始まった。前半こそ同点で終えるも、後半4タッチダウン(TD)で突き放す。開幕3連勝を果たした。
K鈴木康太郎(法2)のキックオフで幕を開けた前半。甲南大のファーストドライブから、苦戦を強いられた。愚直なラン攻撃を繰り返す相手に対応し切れず、フレッシュされる場面が目立つ。最後までランで押し切られ、先制のTDを許した。だがその直後、相手のリターンを受けたDB吉田優太(文4)が89㍎を走破するキックオフリターンTDを決める。キックも成功させ、わずか20秒で同点に追いついた。勢いそのままに勝ち越し点を奪いたかったが、パスが通らずダウンを更新できない。思うように攻撃ができないまま、第1クオーター(Q)が終了した。

第2Q最初の甲南大のシリーズ。QBキープやパスなど多彩な攻撃でフレッシュされ、ゴール前3㍎から1stダウンの攻撃が開始する。しかし、LB横山諒太朗(経3)、LB橋本幸樹主将(経4)のタックルでエンドラインは割らせない。フィールドゴール(FG)で3点を失ったものの、失点を最小限にとどめた。

直後の関大のシリーズでは、TE勅使河原巧(文1)がリターンしたのち、DB吉田にボールをパス。十数㍎ゲインし、自陣40㍎から攻撃権を得た。WR稲本怜(商1)へのパスやショットガンフォーメーションからRB前川礼男(経4)のランでフレッシュするも、TDには至らない。それでも、K鈴木が43㍎のFGを決め再び同点に追いつく。その後、前半終了間際まで勝ち越しを狙いパスを続けるが通らず、同点で試合を折り返した。

後半最初の関大のシリーズから、いきなり試合が動いた。自陣深くで攻撃が始まるが、WR新井力央(文3)へのパスや、RB前川、RB向井大貴(政策2)のランで次々とフレッシュ。レッドゾーンに入り、反則を取られて罰退するも、RB前川がダウンを更新し、自らTDまで持っていく。後半最初のシリーズを返し切り、勝ち越しに成功した。直後の甲南大のシリーズでは、LB横山のファンブルリカバーですぐさま関大の攻撃に。しかし、QBサックを受け、直後にはインターセプトをされるなど波に乗り切ることができず。それでも甲南大のシリーズをスリーアンドアウトで切り、関大の攻撃に。

このシリーズからQB土居翔和(文2)に変わり、QB高井法平(人4)が出場した。2プレー目でWR新井へのロングパスを決め、相手陣20㍎まで迫る。第4Q開始直後にRB前川がこの試合2つ目となるTDを決め、点差を広げた。勢いに乗る関大は、RB向井のランでロングゲインに成功する。2nd+12で、QB高井がフェイクを入れて自ら走ってエンドゾーンまで持ち込みTD。終了間際には、RB北埜汰門(情2)がランでゲインし、RB向井がショートヤードを取り切りTDを決める。この直後に試合は終了し、後半4TD、ディフェンスは後半を無失点に抑えて3連勝を飾った。

前半自らの戦いができていないという改善点はいまだ残る関大。だが、後半突き放して勝利を収めたことは大きな収穫だ。次節は、神大を破り勢いにのる同大との対決。混戦となっている関西学生リーグから一歩抜け出すため、勝利が至上命題だ。【文:市場薫/写真:福井和華葉】
▼RB前川
「(甲南大戦に向けて準備してきたこと)京大戦はオフェンスのテンポが悪かったので、甲南大戦はテンポを意識してやっていこうと思っていました。(前半は競った展開になった)関学大、立命大が甲南大とやっていて、どこか心の中で相手を下に見ていたというか、そういう決めつけがあって。それが良くなかったのかなと思っています。(後半は自身の2TDで突き放したが)自分的には個人技でTDができたのかなと思っているので、すごく良かったと思います。(3試合で4TDと結果を出している)TDの数にはあまりこだわっていないので。ショートヤードや最後のゴール前は任せてもらっているので、そこで取り切れているのは良かったと思います。(次節に向けて)同大も神大に勝っていて強いチームなので。自分は自分のやることに集中して臨めたらいいかなと思っています」
▼LB横山
「(試合を振り返って)オフェンスがなかなか持っていけない中、ディフェンスでもっていこう、やっていこうとは思っていたんですけど、なかなか甲南大のオフェンスと僕らのディフェンスがアジャストができない部分があって。オープンとかでいかれていたので、本当に最初から取りに行かないといけないという反省があると思います(今試合が秋初先発)2年生から東さん(駿宏=人4)は出られていて、圧倒的なパワーがある。春は出られていたんですけど、スタメンはいつも東さんだったので、なんとかして僕が最初から出てやろうと思っていました。けど今日の甲南大戦は、まだまだ東さんの圧倒的なパワーに勝てていなかったと思うので、練習して東さんよりも強くなれるように頑張っていきたいと思います。(自身のプレーを振り返って)ファンブルリカバーもロスタックルも、橋本さんがサインやバックのお膳立てをしてくれたので。まだ自分の個人技だとは思っていないんですけど、サインを実行できたのは自分のいい面だったのかなと思います。(後半アジャストできた要因)甲南大のダイブとかパスフェイクが止められないなと思っていたので、僕らのサインの目を変えたりしてアジャストして、絶対にファーストダウンをいかせないように。前半情けないというのを優太さん(吉田)がおっしゃっていたので、全員でランはシャットアウトするというのを意識して、アジャストをしていきました。(ファンブルリカバーについて)本当にラッキーやなとは思うんですけど、自分自身あれはもっていけたプレーだったので。ファンブルリカバーしようとした時にこけてしまったので、自分のファンダメンタル不足がありました。そこをもう1回練習で突き詰めようと思います。(LBには『運も実力のうち』という言葉もあるが、日頃から行なっていることは)いつも練習や試合前にグラウンドのゴミ拾いをするんですけど、ディフェンスはみんな『徳積み、チャンス拾い』と言っていて。練習や試合の中でもゴミがあったら拾うようにしていて、それが全部インターセプトやサック、ファンブルリカバーにつながると思っていて。全員がチャンス拾いという面で頑張っています。(次節は同大と対戦)同大は神大にも勝ちましたし、立命大にもファーストドライブでなかなか押し込んでいたので。舐めるような相手ではないと思うので、対策して舐めるようなプレーをしないように。関大のディフェンスは同大も0点に抑えるというのを相手チーム、特に関学大立命大に見せつけられるようにしたいです。(関学大と並んで0敗を続けている)関学大は圧倒的なパワーで勝っているんですけど、関大は僅差の試合でなんとかして勝ったというのが多いので。関学大とはレベルが違うなという面がチーム内でもあります。そこは、試合中の成長もあると思うので頑張っていこうと思います。立命大も、奥村くんや蓑部さんなどのいいRBがいる本当に気の抜けないチーム。京大に敗北はしてしまったんですけど、第1Qのプレーを見たら、RBが1回抜けてしまうと止められないプレーが多いので。ギャップはしっかりと埋めて、いつも『関大のLBは強い』と言われているので、それを体現できるように頑張っていきたいと思います」
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