◇第74回関西学生優勝大会◇9月26日◇近畿大学記念会館
[2回戦]〇関大6-0京都工芸繊維大
兼田 2-1
金田 2ー0
下田治 不戦勝
藤井 2ー0
前田 2ー0
河合 2ー0
大前 0ー0
[3回戦]〇関大5-0神院大
兼田 2-0
金田 1ー0
下田治 0-0
藤井 1ー0
前田 0ー0
河合 1ー0
大前 1ー0
[準々決勝]●関大3-4立命大
兼田 2-0
金田 0ー1
下田治 0-1
藤井 1ー0
前田 0ー1
河合 1ー0
大前 1ー2
【最終結果】ベスト8
ベスト8以上でインカレ出場が決まる今大会。シードで登場した関大は、2、3回戦を快勝で勝ち進む。ベスト4入りを懸けて戦った準々決勝では、相手をあと一歩まで追い詰めるも惜敗。ベスト8で終幕した昨年の記録を塗り替えることはできなかった。
2回戦で対戦したのは京都工芸繊維大。先鋒として先陣を切った兼田陽翔(人2)は一本目を相手に許してしまう。しかし直後に面を取り返し試合は振り出しに。その直後にはさらに二本目を追加し勝利を決めた。次鋒・金田悠希(経3)は終始優位に試合を進める。飛び込み面で一本目を奪うと、二本目も面を沈め二本勝ちを収めた。五将の下田治輝(経3)は不戦勝で3勝目。続く中堅・藤井駿祐(人3)は序盤から激しい打ち合いが続く。それでも中盤で出ばな小手を決めると、合い面での打ち合いを制し二本勝ちとした。

三将・前田悠斗(商3)は試合開始直後に面で一本目を獲得。その後は豪快な飛び込み面を決め危なげなく勝利した。副将・河合碧海(りゅう=社3)は落ち着いた様子で好機をうかがう。隙を見つけ飛び込み面を決めると、またも面を一本沈め勝利を収めた。続く大将・大前龍海主将(社4)は引き分けに終わったものの、結果は6勝0敗。相手に1勝も渡さない圧倒的な強さで、3回戦に駒を進めた。

3回戦は神院大と対戦。兼田は序盤は相手の様子をうかがうも、鋭い小手で一本目を先取する。そして鮮やかな引き面で二本目を奪い、またもチームに勢いをつけた。金田は相手の竹刀を弾き、隙を見て攻撃を仕掛けていく。中盤小手を沈めると、その一本を守り切り勝利した。下田は積極的に間合いを詰め果敢に打ち込むも、互いに一本が生まれず引き分けに。藤井は序盤から積極的な攻めの姿勢を見せる。中盤には小手から面を決め、一本勝ちとした。前田は上段の相手に奮闘するも引き分けに終わる。河合は膠着(こうちゃく)状態が続いたが、中盤に沈黙を破る引き面を決め勝利した。続く大前主将は得意の小手を鮮やかに決め一本勝ち。この試合は相手に一本も奪われることなく勝利を収めた。

準々決勝ではベスト4入りを懸けて立命大と対戦。兼田は強敵相手にも自らの力を発揮し、素早い小手を二本決める。先鋒としての役割を充分に果たし、試合を白星でスタートさせた。しかし、続く金田と下田は相手の勢いに押され、なかなか一本を決め切ることができない。両者一本負けを喫し、相手にリードを奪われた。中堅戦では相手選手に2回の反則が言い渡されたため、藤井の一本に。そのまま試合が経過し一本勝ちとなり、勝数は2-2と並んだ。

何とか前に出たい三将戦は、前田が飛び込み面を決められ敗戦。続く河合が鮮やかな引き面で一本勝ちを収め、3-3と相手に並び、大将戦に望みをつないだ。先鋒戦で兼田が二本勝ちを収めたため、大将・大前主将が引き分け以上で試合を終わらせると関大の勝利となる。運命の大将戦では、大前主将が試合開始直後に勢いよく面を打ち一本目を獲得。チームは盛り上がりを見せたが、その直後に小手を取り返された。このまま持ち堪え引き分けとするか、あと一本を追加すると勝利となるところだったが、中盤相手に面を許す。3-4と、あと一歩のところで惜しくも敗れた。

悔しくも準々決勝敗退となった関大。それでもチームはベスト8入りを果たし、インカレへの出場を決めた。いよいよ来月に迫るインカレ。この結果を糧に稽古を積み、1年間の集大成を見せる。【文:松嶋奈央/写真:澤木俊哉】
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