◇第53回全日本大学選手権大会◇2日目◇8月27日◇サンクジャパン戸田公園「漕艇場」
[女子ダブルスカル]
S:太田
B:清水
予選1組 3着 8:07.60 準々決勝進出
[女子クォドルプル]
S:谷川
3:西林
2:天野
B:宮前
予選3組 4着 7:34.26 C決勝進出
[男子クォドルプル]
S:渡邉
3:古賀
2:魚井
B:松本
準々決勝2組 4着 6:29.91 C決勝進出
[オックスフォード盾男子エイト]
S:椿根
7:高村
6:竹谷
5:田中颯
4:髙田
3:砂川
2:塩路
B:田中煌
C:奥村仁
準々決勝3組 5着 7:09.69 D決勝進出
[女子エイト]
S:太田
7:大木
6:野口
5:國政
4:山内
3:宮前
2:清水
B:谷川
C:福本
予選3組 3着 7:30.57 準決勝進出
大会2日目を迎える。この日は、女子種目の予選と男子種目の準々決勝が行われた。関大は、女子ダブルスカルと女子エイトで準決勝進出を決める。大会最終日までの切符をつかんだ。
まずは女子ダブルスカル。太田心菜(文4)と清水菜月(商3)が予選1組に出場した。課題のスタートを修正し、500㍍を3位で通過。「神崎川での練習を淡々と繰り返すだけ」(太田)と、冷静さを保ちペースを刻んだ。終盤は後続の新潟大から猛追を受けたが、「絶対に負けない」という気迫の漕ぎで、約3秒差のリードを守り抜き3着を死守する。最後まで諦めない漕ぎが実り、全体のタイム上がりで準決勝進出を決めた。
続くは女子クォドルプル。関大は予選3組に出場した。「中だるみしないよう、1250㍍地点でいつもの倍の脚蹴りを入れた」と西林茉友加(商2)。事前のプラン通り、1秒でも早く艇を進めるための工夫を凝らし、自分たちのレース展開は見事にやり切った。しかし、インカレという全国舞台の壁は厚く、上位に食い込むことはできず。あす行われるC決勝に出場することになった。

雨が降ってきたところで、男子クォドルプルの準々決勝が行われた。序盤の500㍍を4位で通過し、前を追う展開に。中盤以降も粘りの漕ぎを見せたが、立命大をはじめとする上位3艇の背中を捉えきれず、そのまま4着でゴール。全体のタイムでも準決勝進出を決めることはできず、大会4日目のC決勝に進む。

オックスフォード盾男子エイトの準々決勝は、序盤から前を追う苦しい展開となった。最初の500㍍を5番手で通過すると、中盤の1000㍍、1500㍍でも先行する上位陣との差を詰めることができない。最後までリズムをつかみきれないまま、5着でのゴールとなった。

この日最後に行われたのは女子エイト。関学大との混成により、出場がかなった。しかし、レースは序盤から過酷な展開に。最初の500㍍を3番手で通過する。宮前千洋主将(文4)が、「最初の500㍍で正直もう辞めたいと思うほどきつかった」と振り返るほどの苦しい立ち上がり。それでも前を走る艇を必死に追い、懸命に食らいついた。大学の垣根を越えた混成クルーゆえに、漕ぎ方の違いなどすり合わせに苦労があったが、「絶対このメンバーでゴールする。陸からの応援が聞こえて、やめるわけにはいかないと思った」と宮前主将。限界が近づく中で見せた執念の漕ぎが、3着ながらもチームを準決勝へと導いた。密なコミュニケーションで深めた絆を武器に、次なる舞台では快走を見せる。

きょうは、女子ダブルスカルと女子エイトで準決勝進出を決めた。一方で、男子クォドルプルや女子クォドルプルでは悔しい結果に。目標に届かなかった悔しさも、限界を超えてつかみ取った喜びも、すべては最終日を笑顔で迎えるための糧となる。明日の躍動にも注目だ。【文/写真:桝井来夢】
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