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◇第63回全日本学生室内選手権大会◇8月22日◇有明テニスの森室内コート

[女子シングルス決勝]
●髙山0(3-6,1-6)2小髙(早大)

[女子ダブルス決勝]
○髙山・中島組2(4-6,6-4,10-5)1長谷川・松村組(亜大)

ついに迎えた室内インカレ単複決勝。女子シングルスでは、髙山揺(ゆら=商3)が準優勝、女子ダブルスでは、髙山・中島莉良(人2)組が優勝に輝いた。

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△髙山

[女子シングルス決勝]
先に行われた女子シングルス決勝。第7ゲームまでは取って取られてという展開に。第8ゲームでは、効果的にドロップショットを織り交ぜるも、これがミスショットとなりブレークされる。続く第9ゲームも、相手のサーブに押され献上。第1セットを3-6で落とした。巻き返しを図りたい第2セット。テンポ良く得点し、第1ゲームを奪う。しかし、ここから6連続でゲームを献上。強烈なフォアハンドを連発し、ラリー戦に持ち込むも粘られる。第2セットも落とし、悔しい準優勝となった。

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△試合後、握手を交わす髙山

[女子ダブルス決勝]
女子シングルス試合終了から1時間後、女子ダブルスの試合が始まった。「よし」と気合いを入れ合い試合に臨むも、思うような展開にはならない。相手の逆を突くプレーで応戦するも、第4ゲームを終え、ゲームカウントは1-3に。しかし、中島のボレーが幾度もさく裂し、3-3に追いつく。しかし、相手も地力を見せ追い上げを許さない。4-6で第1セットを献上した。続く第2セットは、髙山の好プレーでゲームをキープしていくも、第5ゲームで相手にブレークを許す。それでも、第7ゲームを起点に、中島、髙山ともにプレーの質が上がっていった。「集中力が上がって、ゾーンに入っていた」と中島。第7ゲームをキープすると、髙山の敵陣深くへのストロークや中島のボレーがさく裂し、4連続でゲームを奪取する。勝負の行方は、10ポイントタイブレークに託された。髙山が起死回生のショットを対角に放ち先制すると、中島のサービスエースも決まりリードする展開に。「10ポイントタイブレークになったら絶対に勝てるという自信があった」(=髙山)とその言葉通り、追いつかれても相手を突き放していった。再び中島のサービスエースで得点すると、力あるストロークで幾度も相手をねじ伏せる。そしてカウントは9-5に。最後は相手のダブルフォルトで幕を閉じ、優勝を果たした。

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△中島
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△優勝の瞬間、抱き合う髙山・中島組

劇的な幕切れとともに、抱き合った中島と髙山。チャンピオンズスピーチでは、優勝の余韻に浸ることなくリーグ戦への抱負を語った。9月からのリーグ戦でも、関大テニス部の活躍から目が離せない。【文/写真:堀内鑑】

▼髙山
「(率直な感想)やっぱり単複優勝という目標ですごく頑張ってたんですけど、シングルスで負けてしまって、とても悔しい思いをしたので、ダブルスでは絶対に優勝しようという強い気持ちでコートに入って、優勝することができたので、本当にうれしく思います。(シングルスで負けた後、すぐにダブルスの試合が始まった)やっぱり初めて決勝に行ったというのもあったので、楽しかったという気持ちが大きかった。悔しい時間も少しはあったんですけど、すぐ切り替えてダブルスを頑張ろうと思いました。(第1セットを振り返って)準々決勝、準決勝ともに、ファーストセット落として、セカンドセットから自分たちの中でパターンを変えたりすることが多くて。ファーストセットはいつもノーマルでやっていくことが多くて、決勝でもノーマルで始めは行ったんですけど、やっぱり自分たちのストロークがどうしても相手よりも先にミスが出てしまったりとか、簡単なミスが出てしまっていた。やっぱり相手も決勝ですし、ボレーとかもしっかり決められたので、ファーストセットを落としてしまった。セカンドセットからはやっぱり何か変えないと勝てないと思って、2人で試合のポイント入る前にしっかり話し合いをしてから入ることができたので、そこがセカンドセット、10ポイントタイブレークをとれた勝因かなと思います。(陣形も変えたりしていた)普通のままでいくと、ファーストセットと同じようにやられてしまうので、相手にこういうプレーもするんだよと見せるというのもあって、ダブルバックにしたりしました。(中島選手への声がけ)やっぱり彼女、結構熱くなりすぎちゃうので。そこは試合中なので、冷静に行った方がいい時もすごくあったので、落ち着いて落ち着いてと声をかけながら、ダブルスをやってました。(準々決勝、準決勝、決勝と第2セットから巻き返している)自分たちは最初流れがすごく悪くて、セカンドセットの中盤から自分たちの流れになる。集中力が上がるといいますか、急にミスがお互い減って、ここ決めるみたいなところで、ペアは決めてくれたり、感覚的にすごくめちゃめちゃいいプレーができます。(第2セット、2-4で劣勢だった)2-4になっても、大丈夫だろうと思ってました。(負ける気はしなかったか)ファーストセットの時は正直2人ともちょっと焦りました。でも、セカンドセットになって、やっぱり落ち着きが出てきた部分もあったので、ファイナル10ポイントタイブレークに行ったら絶対勝てるという自信はありました。(トーナメントを勝ち上がる中で、優勝を意識し始めた瞬間はあったか)あまり優勝のことは考えず、2人で一戦一戦戦っていこうという気持ちで戦っていました。(今大会の優勝を糧に、今後どういうふうに戦っていきたいか)リーグ戦とかはダブルスから先に入るので、ダブルスで10ポイントタイブレークとかで競ってしまうと自分の精神的にも結構苦しくなる。ファースセットをしっかり取れるような試合展開と言いますか、そういう展開に持っていけるように、2人で初めからしっかり話し合いができるように。初めは淡々とやってしまうところがあるので、しっかり1ポイント目から作戦を立てて、展開持っていけるようにしていきたいです」

▼中島
「(率直な感想)まずはもう本当にうれしいです。揺さん(=髙山)と(ペアを)組んで結構長いんですけど、初めてこういう大きなタイトルをとることができたので、本当にうれしいという気持ちしかないです。(どういう気持ちで試合に入ったか)揺さんは絶対やってくれると分かっていたので、もう私は私で、一生懸命頑張って、揺さんの足を引っ張らないように、そういう気持ちで頑張りました。(第1セットを振り返って)第1セットは緊張もあって、相手が結構バンバン打ってきていたので、それに少し押されてたというか、自分のプレーができなかった。ボレーとかは結構できていたんですけど、ストロークの部分で、ファーストセットは負けてる部分があったから、取られてしまったのかなと思います。(後半は関大ペースになった)ポイントを重ねていくごとに、集中力が上がるというか。自分たちが劣勢な時には違う能力が出てくるというか、ゾーンに入っていたのかなというふうに思っていて、最後の方はもうミスも結構少なくて、自分たちのプレーが結構出せたのかなと思ってます。(優勝した瞬間の気持ち)春関ベスト16で終わって、全国で優勝できるとか思ってもいなかったので、まずは本当にうれしいし、とりあえずびっくりしていました。(男子も含めて関大勢では初となる全日本学生でダブルスで優勝した)うれしいです。関大の歴史に名を刻めたのは、本当に光栄だなというふうに思います。(今大会の優勝を糧に、今後どういうふうに戦っていきたいか)やっぱり課題になってくるのが、ファーストセットの初めの集中力だと思うので、そこもリーグまでに仕上げていって、初めからいいプレーができるようなダブルスを今後していきたいなっていうふうに思います」

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