◇2026年度関西学生新人大会決勝トーナメント◇2回戦◇対近大◇8月19日◇関西大学高槻キャンパス第1グラウンド
【前半】関大2-0近大
【後半】関大1-0近大
【試合終了】関大3-0近大
スターティングメンバー
GK橋本
DF藤谷、池末、山本圭、藤井龍
MF岩﨑、上原、古河、黒沢
FW山村、徳田
圧巻の内容で準決勝に駒を進めた。トーナメント初戦を大勝し、迎えた2回戦は近大と対峙(たいじ)。前半にFW徳田波音(文1)、DF池末徹平(商2)の得点でリードを奪う。後半開始直後にも、FW山村チーディ賢斗(社1)が得点を挙げ、勝利を決定づけた関大。全国大会出場へ向けて、大きな勝利となった。

準決勝勝利で全国大会への出場が決まる新人大会。負けたら終わりの一発勝負の中、TOPチームに名を連ねる選手たちがスターティングメンバーにそろった。また、DF藤谷温大(あつと=人2)がけがから復帰。ゲームキャプテンとして、左腕にキャプテンマークを巻きピッチに立った。
「入りが大事という認識を全員が持っていた」(DF池末)と、試合は序盤から関大が圧倒する。前半12分、ビルドアップから隙を突き、FW徳田がドリブルで中央を突破。スルーパスに抜け出したDF藤井龍也(情2)が、左足で強烈なシュートを放ちゴールを脅かす。同17分には、MF古河幹太(文2)が同じく中央を突破。パスを受けたFW徳田が落とし、走り込んだMF上原周(文2)がミドルシュートを放つ。相手GKがはじいたこぼれ球にFW徳田が反応。しかし、枠外へ飛び決めきることができない。また直後、FW山村がハイプレスでボールを奪うと、中央で受けたMF黒沢偲道(人2)が強烈なシュートを放つ。シュートはクロスバーに直撃。ゴールに迫るも得点にはつながらない。

その後も「ずっと狙っていた」と、DF池末が逆サイドのDF藤井龍の背後を狙う対角へのロングパスを使い、相手陣内へ押し込む展開が多く見られた。同40分、試合が動く。MF黒沢、FW山村、DF藤井龍とテンポ良く左サイドを崩すと、グラウンダーのクロスにFW徳田が冷静に合わせた。何度もチャンスを作る中、待望の得点を奪う。さらに5分後には、MF上原のコーナーキックにDF池末がやや後ろに戻りながら合わせた。「肩に当たったが、セットプレーから決めることができて良かった」と、理想的な時間に追加点を奪うことに成功。チームメートと喜びをかみ締めた。


2点リードで迎えた後半も、関大の勢いは止まらない。同3分、右に流れたFW山村が抜け出すと、相手DFのスライディングを振り切り右足を振り抜く。相手DFラインをパワーで制し、決定的な3点目を獲得。近大相手に力の差を見せつけた。

しかし、FW山村の得点後は相手がボールを握る時間が増える。「交代選手も含めて、質のところはもっと突き詰めなければならない」とDF藤谷。同16分にはカウンターを浴びシュートを放たれる。DF池末が体を張るが、こぼれ球を拾われ再びシュートを献上。枠を捉えられたが、GK橋本育磨(経2)が好セーブを見せる。会場を沸かせるプレーで、失点は許さない。
その後は大きなピンチを作らせなかった関大。再びボールを握り追加点を狙うが、シュートは枠に飛ばず。大量得点とはならなかったが、安定した試合運びで勝利をつかんだ。

試合後、DF藤谷は『関西大会優勝』を目標に掲げた。「関西1位で通過しないと意味がない」と、頂点に焦点を当てる。次戦は再びホーム・高槻で同大との一戦に。まずは全国大会出場をつかむために、全員で勝利へと進む。【文:上田峻輔/写真:上田峻輔、松浦翼】
▼DF池末
「(負けられないトーナメントで2試合連続スタメン)1回戦の立ち上がりのところがあまり良くなかったとチーム全体で話していたので、2回戦目は入りが大事という認識を全員が持っていたと思う。立ち上がりの部分は初戦からはかなり改善できたかなと感じた。(ロングパスなどでいいプレーが見られた)対角のロングパスはいつもよりかは手応えはあったが、やはりセンターバックということで、ミスは許されないポジションだと思う。ミスは必ずあるが、そこを少しでも減らせるように次の試合に挑みたい。(対角のパスは)藤井としっかり話して。対角はずっと狙っていた。(得点も含め、ヘディングで圧倒)相手のゴールキックなどを弾くというのは、しっかり自信を持っている。ただ、セットプレーからのゴールがあまりなかった。今日は肩だったけど(笑)しっかり今日セットプレーから決めることができて良かった。(次戦勝てば全国大会出場が決まる)勝つしかない。優勝だけを目指す」
▼DF藤谷
「(MF岩﨑天利(人1)との連携)アナリストの分析で、相手のウイングの選手がセンターバックにプレッシャーをかけるので、自分のところが空くことは昨日から分かっていた。(相手が)遅れてくるので、天利とワンツーできる距離であったり、自分がオープンに持ったら天利が入ったりする距離感のところはずっと話していた。それがうまくいってワンツーできて、逆に展開の形も出せたのでそれは良かった。(ハーフタイムでどのようなことを話したか)トップチームでは2-0からひっくり返される試合が多くあって、その中で次の1点が大事なことを話した。開始早々にチーディ(=FW山村)が決めてくれたので、それは良い雰囲気で試合に入れた。ただ、その後の得点がなかったので、交代選手も含めて質のところはもっと突き詰めなければならない。(次戦の意気込み)自分たちは全国1位を目指しているので。全国出場は達成しなければならないし、関西1位を取って全国に出場する。まずは日曜日、チーム全員が1つになって向かっていこうと思う」
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