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◇木下カンセープレゼンツサマーカップ2026競技会◇8月11日◇木下カンセーアイスアリーナ

[選手権男子FS]
7位 朝賀 121.58
17位 樋口 89.69

[選手権男子総合結果]
5位 朝賀 196.40
19位 樋口 137.69

大会後半となり、多くの観客が注目する選手権男子フリースケーティング(FS)。ショートプログラム(SP)で3位につけた朝賀俊太朗(文3)は、SPに続き完成度の高い演技を披露する。5位入賞を果たした。樋口温之(安全2)は新たなプログラムを披露。豊かな表現力を発揮した。

樋口は、昨シーズンのイメージを一新させる衣装で登場。『Love Never Dies』の音色に合わせて、リンクを広く使いながら滑り出した。1本目の3回転ルッツと2本目のコンビネーションジャンプは、回転不足となりながらも着氷を耐える。続く3回転フリップでは転倒してしまうも、その後のフライングシットスピン、足換えのコンビネーションスピンでは共にレベル4を獲得。コレオシークエンスでは「テーマを落とし込んだ表現が見どころ」と語るように、伸びやかに情感豊かな表現を見せた。今シーズンの最大の目標に、全日本選手権出場を掲げる樋口。今後の成長に期待が膨らむ。

AAE7F885-25C2-4ACB-86D8-6080FACF095CIMG_9507-200x133 【フィギュアスケート】選手権男子2名がFSで奮闘。朝賀が5位入賞を果たした!
△樋口

大会1日目のSPで3位に立った朝賀は、会場の熱気が最高潮に達する中、最終グループに登場した。プログラムは昨シーズンから継続の『トゥーランドット』。冒頭の3回転トーループは、6分間練習で4回転を成功させたこともあり危なげなく着氷する。続くジャンプは、トリプルアクセルを含むコンビネーション。高難度の組み合わせを成功させ、観客を沸かせた。その後は、壮大なメロディーに合わせてなめらかなスケーティングを見せる。間には回転が抜けたり転倒してしまったりするジャンプがあったが、ミスを引きずることはない。最後の3回転ルッツをきれいに降りると、最高に盛り上がるコレオシークエンスで締めくくった。総合得点で196.40点をマークし、最終順位では5位入賞を果たした。

9FBBFD3C-0B95-4F33-A07B-78D2BE9966B3IMG_0156-200x133 【フィギュアスケート】選手権男子2名がFSで奮闘。朝賀が5位入賞を果たした!
△朝賀

シーズン開幕間もないが、確かな手応えと課題を得た2人。それぞれが目指す目標地点へ向け、成長は止まらない。【文:川元咲季/写真:中山桜希、川元咲季】

▼樋口
「(演技を振り返って)今日も良くはなかったです。でも、滑りは少しずつ良くなってるという感じで、ジャンプと細かいところを詰めていけれたらという感じです。(うまくいったところ、改善点)うまくいったところは記憶にないです。改善点は、自分の練習不足というか甘いところがまだまだあったので、初心に帰ってというか、あとは追い込むだけかなと思います。ジャンプとかいいところは、西日本とかにお預けという感じで。(新プログラムの選曲理由、見どころ)何個か候補がある中でも全然候補に入っていなかったのですが、同じチームの方と帰る時に、よくどういう曲がいいかと一緒に探していて、その時に見つけた曲です。最後に盛り上がるので、西日本とか全日本でいっぱい拍手されて、スタンディングオベーションでかっこよく終わる想像ができたので、それが決め手になりました。見どころは、曲も物語もすごく重たい愛がテーマなので、そこを自分なりに表現や感情に落とし込んで表現しているところだと思います。(どんなプログラムにしたいか)最初に決め手となった、西日本や全日本で全員立たせるくらいのみんなが感動できる演技をするのが最終目標です。(今シーズンの目標)昨年は2つ、3つ全日本に届かなかったので、全日本出場、FS進出が目標です。もう1つは順位や試合ではないですが、見てくださる方の記憶に残るようなスケートができる選手になれたらと思います」

▼朝賀
「(SPを3位で終えた感想)今大会はかかっているものはなかったので、特に3位だからといって気合が入ることはなく、自分のやるべきことをやろうという気持ちでした。(最終グループでの滑走)やっぱりお客さんの熱気の入り方や選手の6分間練習での気合の入り方が、全然第3グループと第4グループでは違うものがあると思うので、それを肌で感じられたのは良かったと思います。(演技を振り返って)今日動きは非常に良かったのですが、演技冒頭のジャンプが少し抜けてしまって、体のコントロールがうまくできなかったと思います。(良かったところと改善点)今回の目標として4回転ジャンプとアクセルジャンプを入れることと、その他のジャンプはノーミスという目標を掲げていましたが、フリップでこけてしまって、そこは少し悔やまれる部分、なぜそうなったのかをしっかり考えないといけない部分だと思っていて。ただ、ルッツに関しては2本ともいいジャンプが跳べて、アクセルも1本跳ぶことができたので、そこは良かったと思います。(ジャンプの調子)6分間練習、今日の朝の練習は非常にいいものが跳べていたので、調子が悪いというわけではなく練習通りの出来だったので、あとは体のコントロールかなと思います。(4回転ジャンプの練習)4回転は週に何本か跳ぶくらいになってきていて、今日も6分間練習で1回降りることができていたので、4回転自体はそんなに悪いものではないというイメージです。(昨シーズン課題として挙げていた体力作りについて)トレーニングを含めてやってきて、体力がついてきたと思っています。SPはあまり問題はなかったんですけど、今日のFSをやってみてまだまだ足りない部分があったので、そこは近畿に向けて詰めていきたいと思っています。(ルール変更の影響)3連続ジャンプでオイラーが使えなくなったから、今までオイラー+サルコーでやっていたところにもう1つジャンプをつけないといけなくて。今日もオイラー+サルコー+2回転ループをしたんですけど、本来ならば最後を3回転ループにする予定でいるので、そういった面では新しいルールは新しいことにチャレンジできるいい機会だと思います。(今大会を経て、今シーズンにどのようにつなげたいか)この時期にあるSP、FSができる大会は珍しくて、今の実力や足りないものを見つける試合だと思っているので、ここで見つかったジャンプの課題やスピン、ステップの取りこぼしを次の大会、さらに近畿、西日本につなげられるようにしっかりと見つめ直していきたいと思います。(今大会の結果について)今回あまり順位は気にしていなくて。点数と自分の出来をトレーナーさんと自分で目標を決めてやってきたので、SPでは大きく達成することはできたんですけど、FSで全く達成できなかったので、結果よりまずそこが一番悔しくて、次につながるものかなと思います」

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