◇第52回西日本大学男子選手権大会◇決勝トーナメント戦◇対関福大、大産大◇7月3日◇広島県立総合体育館メインアリーナ
【1回戦・対関福大】
[第1セット]関大25―20関福大
[第2セット]関大25―21関福大
[試合終了]〇関大2―0関福大
【2回戦・対大産大】
[第1セット]関大21―25大産大
[第2セット]関大25―22大産大
[第3セット]関大21―25大産大
[試合終了]●関大1―2大産大
[最終結果]ベスト32
西カレ2日目は、決勝トーナメント1、2回戦が行われた。2試合とも終始関大らしいバレーを展開。2回戦敗退となったが、全力で戦い抜いた。
1回戦は関福大と対峙(たいじ)。第1セットの先制点は相手に献上してしまった。しかし、中島悠太(文2)や小山海皇(みこと=人3)の得点でリズムを作る。そこからは小山のサービスエースや森歩夢(政策4)のスパイクで連続得点。その後は高身長のミドル陣が火を吹いた。永澤諒(人2)がシャットアウトを決め、センターから打点の高いスパイクを打ち下ろす。中島は、長いリーチで相手のフェイントもブロック。5点差をつけ、第1セットを先取した。

第2セットは越智煌翼(こうすけ=ビジ1)が躍動。常に相手コートに強烈なサーブを放ち続け、チャンスを演出する。後衛ではバックアタックで得点し、レシーブでも隙を見せない。さらには前衛でもスパイクで点を重ねた。その後は森がブロックとスパイクで得点を重ね、安定感のあるレシーブで攻守共にチームを支える。高いブロックで相手のスパイクコースを限定し、強いスパイクにも対応。さらにはミドルブロッカー陣をおとりに越智が時間差攻撃を決めるなど、セッター・井上凛太郎(法2)が勝ち筋を作る。勢いそのままに25点まで得点を重ね、第2セットも獲得。2回戦へと駒を進めた。

2回戦は大産大と対戦。1回戦とは異なり、セッターには上田冬陽(情3)が起用された。第1セット序盤から相手に連続得点を許す苦しい展開に。それでもエース・小山にトスを集め、関大は相手に食らいつく。そして永澤のサービスエースがさく裂すると、続く上田も相手コートの穴を突くサーブで得点。さらには小山の唐突なフェイントと強烈なスパイクに相手は対応できず、11―11と相手に並ぶ。しかしその後、連続得点を許した上にサーブミスが増え、惜しくも第1セットを落とした。

第2セットは、最初の攻撃は小山と中島の時間差攻撃に。森のスパイクや永澤のネット際での競り合いで得点すると、このセットの流れを掌握。得意のセンターからの速い攻撃だけでなく、越智の軟打や森の鋭いストレートスパイクが決まる。一時は逆転を許したが、連続得点で相手を追い込みタイムアウトを使い切らせた。最後は永澤の打点の高いスパイクに続き中島のダイレクトアタックで得点。1回戦から絶好調のミドルブロッカー陣が得点に多く絡み、昨年の西カレ王者・大産大から第2セットを奪取した。

第3セットも序盤から拮抗(きっこう)した展開に。森のスパイクと小山のブロックポイントで一歩前に出たと思われたが、直後に2点を返された。池田幸紀主将(商4)のサーブカットを上田が片手で上げ、そのトスを中島は迷わず打ち込み得点する。さらに中島は、長いラリーをブロックポイントを挙げて制した。その後も関大が試合の流れを握ると思われたが、4連続得点を許しコートチェンジに。不穏な空気を断ち切るべく、関大はタイムアウトを使い切る。さらにリリーフサーバーとして川内歩人(ほと=商4)や濵田が登場。チームの士気を十分に上げ、関大は17-20まで追い上げた。その後は小山のスパイクで21-24に。しかし、最後は小山のサーブミスにより失点。西カレは決勝トーナメント2回戦敗退、ベスト32という結果で幕を閉じた。

予選グループ戦では福平大に軍配を上げ、決勝トーナメント2回戦では昨年王者・大産大から1セットを奪った関大。最終結果は悔しいものとなったが、春季リーグ戦から確実に成長した姿を見せた。春季リーグ戦と西カレの悔しさを糧に、さらなる成長を遂げるだろう。【文、写真:石川玲奈】
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