◇第104回関西学生リーグ前期第10節◇対京産大◇7月4日◇京都産業大学神山球技場
【前半】関大0-0京産大
【後半】関大0-3京産大
【試合終了】関大0-3京産大
スターティングメンバー
GK平野
DF柏村、山本圭、和泉、藤井龍
MF真田蓮、古河、宮川、北村
FW今西、徳田
勝てばリーグ首位となる一戦で完敗を喫した。スコアが動かず迎えた後半開始早々、先制点を献上。その後も決定機を作ることができず、相手にペースを握られる。同22、45+6分に追加点を許し、終わってみれば3点差に。攻守で差を見せつけられた。

関西選手権で4回戦敗退と、厳しい結果を突きつけられた関大。同大会を制した首位・京産大とのリーグ首位を争う天王山に挑んだ。試合開始前の勝ち点差はわずかに1。関大は勝利すればリーグ首位に立つ。アクシデントが重なりチーム事情が苦しい中、今季ULTLASに登録されているFW河野晟也(情4)が、4年目にして初のTOPチームのメンバーに名を連ねた。また、多くの部員たちが首位奪取に向け応援に駆けつける。大雨が降る京産大に大声援を響かせ、異様な雰囲気の中試合はキックオフした。

なんとしても勝利をつかみたい関大。序盤からアグレッシブに入ることを意識し試合に挑んだ。前半4分、右サイドのMF真田蓮司(法4)からパスを受けたFW徳田波音(文1)が積極的にシュート。このゲームのファーストシュートを放つ。その後もFW徳田を頂点に展開を広げ、相手ゴールを狙い続けた。

対する京産大は、ややハイラインの関大サイドの背後をシンプルに狙う。セカンドボールを拾われ、徐々に押し込まれる展開に。同32分には、MF真田蓮がボールを奪われロングカウンターを浴びる。最後は中央にクロスを供給されシュートを放たれるが、DF藤井龍也(情2)がスライディングでブロック。相手の決定機を守り抜いた。同43分、押し込まれていた関大にもチャンスが訪れる。左サイドに流れたFW徳田が、ポケットに抜け出したMF宮川大輝(文3)に浮き玉のスルーパスを供給。混戦からシュートを放つも、DFのブロックに防がれ得点とはならず。前半終了間際にはサイドを崩されシュートを放たれるが、DFラインまで戻っていたFW今西佑(経3)が体でブロック。前半は両チームの守備が光り、首位決戦に相応しい展開となった。
しかし後半、開始早々に均衡が破れる。同4分に右サイドに侵入されると、U-21日本代表のMF福永(京産大)に強烈なシュートを被弾。負けられない一戦で先制点を許した。3分後にもショートカウンターからミドルシュートを放たれる。ここはGK平野稜太(商1)が好セーブ。なんとか相手の流れを断ち切る。
得点を奪いたい関大は同13分、けがで今季出場のなかったDF桑原航太主将(社4)を投入。しかし、次の得点も京産大だった。同22分、右サイドで展開されクロスを供給される。中央で合わせられたシュートにGK平野が反応。しかし、スリッピーなグラウンドの影響か、ファンブルしボールは無情にもゴールへ。痛恨の追加点を献上した。

まずは1点を返したい関大は、TOPチーム初帯同のFW河野を投入。交代と同時に、スタンドからは大歓声が響いた。同26分、MF真田蓮が強烈なミドルシュートを放ち、コーナーキックを獲得。クロスを積極的にFW河野が合わせるが、シュートは枠に飛ばない。同36分にもFW河野がボールを受け、ドリブルで相手陣内を駆ける。最後はパスを受けたMF真田蓮が右足を振るがミートせず、少ないチャンスを生かし切れない。

その後もDF桑原主将、MF兎澤玲大(れお=法3)の右サイドを起点に攻め込むが、シュートを打てず。すると同45+6分、自陣でボールを奪われ相手のショートカウンターに。冷静にゴールに流し込まれ決定的な3点目を献上。同時に、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた。

「全てにおいて差があった。外から見ていても、相手が格上だなと感じた」(FW河野)。京産大に勝ち点差以上の差を見せつけられた。また、リーグ戦での3失点は今季初。次節・大体大戦は前期の最終節に。この敗戦から切り替えられるかが鍵となる。【文/写真:上田峻輔】
▼FW河野
「(関西選手権の敗戦から今日まで)個人の話だと、先週いろいろあって急に呼ばれて。TOPのメンバーとして絶対何かしようと思ったが、実際やってみたらあまり何もできなかった。しっかり勝利に貢献したかったけれど、そこはちょっと結びつかなかった。チーム的に言うと、関西選手権の敗戦からは切り替えて、ちゃんと前を向いてやってくれていたと思う。ただ、勝つためのことはあまりできていなかったと感じていて、それが結果に出たのかなと思う。(チームの入りの狙いは)入りからアグレッシブにいこうと。1つだけ言うなら、相手は3バックで来る想定でやっていた中で、4バックになっていた。そこをしっかり対応できていなかった印象が外から見ていた僕の中ではあった。(TOPチームは)初めて。初めてこのユニホームを着た。(出場時に大声援が響いた)本当にやりづらい(笑)でも良いチーム。こんな遅い時間にも駆けつけてくれて。(リードされた展開での出場。どのような指示を受けたか)声かけとしては、ここから追いついて勝ちにいける時間帯だと言われて出させてもらった。(客観的に京産大との差はどこにあった)全部にあったと思う。僕が前半外から見ていた中でも、相手の方が格上だなと正直思っていた。(TOPチームについて)今日の結果は悔しい。悔しいの一言。僕自身TOPに入るためにサッカー部に入ったので。今日の様な試合に出るために入った。TOPに食らいつきたいけど、もうみんなに本当についていけない。結局自分だけじゃなくて、周りのことにも気を使える。それを僕はできなくなる。そこをしっかりとやらないと、自分の中でTOPには多分行けないなと感じた」
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