◇2026年度関西学生女子選手権大会◇6月27・28日◇新西宮ヨットハーバー
[470級]
2位 谷・髙林/堀部 11点
[スナイプ級]
7位 矢野・中川/佐々木 20点
9位 伊藤・前田 22点
[団体]
2位 関大 31点
関西女子インカレが開催。昨年、関大からは1艇のみの出場にとどまったが、今年はスナイプ級も加わり、合計3艇が出場した。470級では、谷香凛(経3)・髙林響(人2)組が個人2位に輝く。団体でも2位となり、総合優勝を逃したものの、下級生が主体である関大女子勢。全日本女子インカレをはじめとする、これからの成長のためにも収穫を得た大会となった。

大会初日。台風明けのくもり空の下、8から13ノットの北風が吹く中でレースが進行した。 470級に出場した谷・髙林組は、序盤からアクシデントに見舞われる。第1レース(R)途中で違反による回転ペナルティを受け、4着。続く第2Rでもスタート時に運営艇と接触し、再び回転を余儀なくされ4着と、苦しい立ち上がり。しかし、そこから粘り強い走りを見せ、第3Rでは2着と上位でまとめ上げた。
スナイプ級では、第1Rで矢野栞菜(人1)・中川葉月(環都1)組が2着と好発進を見せるも、伊藤里莉(人1)・前田光里(経2)組が8着となった。続く第2Rでは、伊藤里・前田組が8位、矢野・中川組が9位でフィニッシ。第3Rでは、伊藤里・前田組が6着へと順位を上げる走りを見せた一方で、矢野・中川組は9着でのフィニッシュとなった。

1日目は470級、スナイプ級ともに3R実施。470級の谷・髙林組は、個人3位に。スナイプ級は、矢野・中川組が個人7位、伊藤・前田組が個人9位で2日目に持ち越した。
大会2日目。前日とは打って変わって南東の不安定な風に。予定時刻通りD旗が掲揚されるも、最初のスタート予告信号予定時刻にAP旗が掲げられ、長い海上待機が続いた。その後、470級は第4Rが実施される。前日のトラブルを払拭するかのように谷・髙林組が躍動。1上、2上をともにトップで通過すると、そのまま後続を寄せ付けることなく1位でフィニッシュラインを切り、個人2位に順位を伸ばす。続いて、第5Rがスタートされるも、1上にも到達しないところでN旗が掲げられ、ノーレースに終わった。

一方のスナイプ級も、2回のスタートが切られたものの、風向が安定せずどちらもノーレースに終わった。そのため、初日の第3Rまでの結果が最終成績としてそのまま採用される。矢野・中川組は7位、伊藤里・前田組は9位で大会を終えることとなった。

ヨットは自然を相手にする競技であり、刻一刻と変化する風や潮の中で判断する力が求められる。経験の少ない下級生ペアが練習を通して着実に力をつけることで、チーム全体の刺激となるに違いない。関大の女子セーラーは、9月に開催される全日本女子インカレでの総合優勝へ向けてさらに成長を続ける。【文:桝井来夢/写真:津久井純菜、桝井来夢】
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