◇第70回全日本学生選手権大会1日目◇6月27日◇ヴィクトリーナ・ウインク体育館
【Division Ⅱ女子組手個人】
[1回戦]
●中川 1-5
●水野 0-1
【Division Ⅰ男子組手個人】
[1回戦]
○前野 3-1
[2回戦]
○広沢 2-0
○池田 6-0
○前野 4-0
【Division Ⅰ女子組手個人】
[1回戦]
○小西 4-0
○村山 4-0
[2回戦]
●小西 0-1
●村山 0-2
2日間にわたって行われる全日本学生選手権大会(全日本個人)。1日目はDivision ⅡとDivision Ⅰの2回戦までが行われた。全国から集う猛者を相手にそれぞれが積極的な攻撃を見せる。Division Ⅱに出場した2人は悔しさの残る結果に。しかしDivision Ⅰ男子組手個人の3名が確かな実力を見せ、3回戦に駒を進めた。
午前に行われたのはDivision Ⅱ。女子組手個人に中川あや(経4)と水野咲綺(経2)が出場した。中川は長身の相手に苦戦。先制点を挙げられると3点差まで広げられてしまった。それでも中川は体格差を逆手にとり、上段蹴りを狙う相手の隙を突く。残り34秒で1点を返した。しかしその後に連続で得点を許してしまい、1-5で敗戦。最後の全日本個人は悔しい結果となった。

水野は序盤から小刻みに足を動かし、攻撃のタイミングをうかがう。しかし互いに決定打は出ず、残り時間は30秒に。ここで相手の中段突きが決まってしまった。1点を返そうと最後まで粘り強さを見せたが、惜しくも得点できず。水野も1回戦敗退となった。

午後からはDivision Ⅰの選手たちが競技場に現れる。試合を終えた中川や水野、応援に駆けつけた部員たちとアップを行い試合に臨んだ。村山鈴音(情2)は序盤から積極的に突きや蹴りを仕掛ける。開始58秒に上段突きで先制点を奪うと、試合の主導権を握った。最後まで村山のペースで得点を重ね、4-0で勝利した。しかし2回戦では相手のリズムをつかめない。得点を先取され、試合時間が少なくなっていく。残り40秒を切り、村山が素早く突きを繰り出すも、隙を突かれ2点目を献上。そのまま相手に逃げ切られてしまい、2回戦敗退となった。

1回戦に現れた小西永遠(文2)は、相手をけん制しながら試合を進める。相手が攻めてきたところを冷静にかわし、有効を得た。その後もペースを崩すことなく、得点を量産。4-0で好発進を切った。しかし、2回戦では体格差のある相手になかなか攻撃できず。無得点のまま試合時間が過ぎていった。このまま試合終了かと思われたが、残り2秒で放たれた相手の突きが有効に。小西もすぐさま蹴りを繰り出したが得点とはならず、悔しさの残る敗北に終わった。

1回戦から出場した前野魁琉(人2)。開始58秒で相手に先取されてしまうも、すぐさま上段突きで1点を返す。激しくなる展開で、前野は冷静な姿勢を崩さない。残り2秒からの中段突きもしっかりと決め、3-1で2回戦へ。2回戦では、前野の実力が存分に発揮された。開始49秒に上段突きで先制すると、その後は空間を利用し相手との距離を縮める。残り28秒からは連続で3点を追加。4-0で勝利し、昨年突破できなかった壁を打ち破った。
2回戦から出場した広沢暖我主将(はるが=人4)は、なかなか相手との距離を縮めることができず膠着(こうちゃく)状態が続く。しかし残り1分を切り試合は白熱。相手を隅に追いやり、上段突きで先制点を挙げた。その後は、相手が仕掛けてくる蹴り技をかわしリードを保つ。残り4秒で追加点を獲得し、2-0で勝利した。
同じく2回戦からの登場となった池田剛基(人3)は圧巻の強さを発揮する。開始47秒、44秒に連続で得点し、一気に相手との差を作った。その後は互いに技が決まらなかったが、残り15秒に再び池田が上段突きで得点。さらに8秒後に上段蹴りで一本を奪う。6-0で勝利し、昨年3位の貫禄を見せた。

2日目は、きょうの試合を勝ち抜いた3人に加え男女形の選手が出場。鍛錬の成果を発揮し、全日本の舞台で輝いてみせる。【文:川元咲季/写真:谷瀬綾乃、川元咲季】
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