◇第76回全日本学生王座決定戦◇6月14日◇駒沢オリンピック公園 屋内球技場
[フルーレ]
[準決勝]
●関大19ー45明大
①保知 0(0)ー(5)5 田中
②上村 5(5)ー(5)10 小池
③椿 5(0)ー(5)15 高橋
④保知 12(7)ー(5)20 小池
⑤椿 14(2)ー(5)25 田中
⑥上村 16(2)ー(5)30 高橋
⑦椿 16(0)ー(5)35 菊本
⑧保知 18(2)ー(5)40 高橋
⑨上村 19(1)ー(5)45 田中
R近藤 R菊本
[3位決定戦]
⚫︎関大42ー45同大
①上村 1(1)ー(5)5 前岡
②椿 10(9)ー(2)7 柿原
③保知 15(5)ー(6)13 福山
④椿 18(3)ー(4)17 前岡
⑤上村 25(7)ー(5)22 福山
⑥保知 30(5)ー(4)26 石橋
⑦近藤 32(2)ー(9)35 福山
⑧保知 38(6)ー(2)37 前岡
⑨上村 42(4)ー(8)45 石橋
R近藤 R石橋
[エペ]
[準決勝]
●関大29-45専修大
①遠藤 3(3)-(5)5 熊谷
②上原 5(2)-(5)10 下村
③保知 10(5)-(3)13 鎌滝
④上原 12(2)-(7)20 熊谷
⑤遠藤 16(4)-(5)25 染矢
⑥保知 19(3)-(5)30 下村
⑦上原 24(5)-(5)35 染矢
⑧保知 26(2)-(5)40 熊谷
⑨遠藤 29(3)-(5)45 下村
R松本 R染矢
[3位決定戦]
⚫︎関大35-45朝日大
①遠藤 3(3)-(5)5 阿達
②上原 7(4)-(5)10 高野
③保知 10(3)-(5)15 菊池
④上原 13(3)-(5)20 澤村
⑤遠藤 20(7)-(5)25 菊池
⑥保知 26(6)-(3)28 高野
⑦松本 29(3)-(7)35 菊池
⑧保知 31(2)-(5)40 澤村
⑨遠藤 35(4)-(5)45 高野
R松本 R澤村
[最終結果]
フルーレ 4位
エペ 4位
昨年、55年ぶりとなる王座出場を果たしたフェンシング部男子。今年もフルーレとエペで関東の強豪に挑んだ。試合は強豪校を相手に苦しい試合が続く。王座で56年ぶりの白星を挙げることはかなわず、両種目とも4位で終幕となった。
先に行われたのはフルーレ。関東1部リーグ(フルーレ)1位の明大と対戦した。1番手を務めた保知純乃介(文4)は先制点を奪われると、その後も苦しい展開に。リードを許して2番手の上村主将につないだ。上村明武主将(社4)は4連続得点を挙げ、反撃する。だが、後半に落ち着きを取り戻した相手を崩せない。再び5―10と点差を広げられた。椿樂(経2)は、序盤様子見が続く。約1分間の攻防が続くも、先制点は相手に。すると、勢いに乗った相手を止められず、大きくリードをつけられた。それでも、4番手・保知が粘り強い戦いを見せる。果敢に振り込みを狙っていくと、徐々に流れに乗り始めた。相手の鋭い突きにも怯まずカウンターを決めていく。個人スコア7ー5と、点差を詰めて次に託した。このまま詰め寄りたいところだったが、その後は思うように得点を挙げられず。19―45で敗北を喫し、3位決定戦へと進むこととなった。

3位決定戦の相手は同大。リーグ戦では惜しくも敗れた大学だ。1番手の上村主将がリードを許したものの、続く椿、保知は安定感のあるプレーを披露。椿は上下に揺さぶりをかけ、相手を翻弄(ほんろう)し得点を挙げる。一方の保知は、相手が詰めてきたところに振り込みを決めた。その後も着実に得点を重ね、リードして中盤戦へ。2巡目も丁寧に試合を進めると、点差を詰めさせずに30―26で最終巡目へと突入した。7番手として登場したのはリザーブの近藤哲平(環都2)。今季初の団体戦登場となる。フレッシュで得点を挙げたが、相手のスピードのある攻撃を防ぐことができなかった。逆転されたものの、保知が食らいつき38―37でアンカーの上村主将へ番が回る。なんとか勝ちきりたいところだったが、終盤に3連続失点。42ー45で黒星となった。

エペは初戦で専修大と対戦。昨年も王座で敗北を喫した相手だ。初めに登場したのは遠藤駿斗(安全4)。持ち味である粘り強いアタックで先制点を奪取する。さらにクードゥーブル(同時得点)で得点を挙げたが、後半は上手くいなされてしまった。3―4とリードされると、最後は果敢に踏み込んでいったところを狙われ失点。2番手の上原一輝(シス理2)へと託した。上原は時間を使い、じっくりと相手の剣を見極める。カウンターや虚を突いたフレッシュでけん制し、順調に制限時間を減らしていく。だが、終盤はフレッシュをカウンターされる厳しい状況に。粘ったものの、5―10で3番手につないだ。保知は後半に力を発揮。慎重に後陣へと追い詰めると単独得点を決める。さらにリズム良く得点を重ね、10ー13と点差を縮めた。しかし、中盤は次第に点差を離される展開に。相手のスピードのあるアタックと、固い防御を崩せず追い込まれていく。26―40でアンカーの遠藤を迎えた。遠藤は序盤から積極的に攻め込み、揺さぶりをかける。しかし、得意とする形に持ち込むことができず、追い上げることができない。奮闘するも、29―45で黒星となった。

フルーレと同じく3位決定戦に回った関大は、朝日大と相まみえる。1巡目を終えて10ー15と食らいつき中盤戦を迎えた。上原は得意のフレッシュや隙をついたカウンター3得点を挙げ、遠藤につなぐ。遠藤はスピードのある攻撃がさえ渡った。途中、クードゥーブルを含む7連続得点で反撃ののろしを上げる。点差を詰めると、6番手の保知もそれに続いた。先制点を奪うと、連続得点。手足の長さを活かしたプレー、少しずつ追い上げた。点差を2点とし、次に登場したのは、リザーブの松本昂空(たから=商2)。最初の一分は互いに点が入らない落ち着いた展開に。だが、ここから一気に試合が動いた。引いて守る松本だったが、前に出て的確に攻撃してくる相手を止めることができない。再び点差を広げられ、保知、遠藤の2人に後を託した。もう一度、流れを呼び込み反撃したかったが、思うように得点することができず。35―45で敗れ、王座で白星をつかみ取ることはできなかった。

昨年度に続き悔しい結果となった関大。きょうごうこうから白星を挙げることはできなかったが、大学トップクラスの選手から多くのものを吸収したはずだ。次に控えるのは関カレ。歴代屈指の実力者がそろう今年こそ、優勝をもぎ取ってみせる。【文/写真:金佐康佑】
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