◇第49回総合関関戦◇対関学大◇6月14日◇関西大学中央グラウンド
[第1Q]関大3一14関学大
[第2Q]関大0-0関学大
[第3Q]関大7一3関学大
[第4Q]関大0-14関学大
[試合終了]関大10-31関学大
FIGHTERSの壁は高かった。両者全勝で迎えた春の関関戦、会場である中央グラウンドには、3000人を超える観衆が詰めかける。K鈴木康太郎(法2)のフィールドゴール(FG)で先制点を奪うも、関学大のパスオフェンスに苦戦。第3クオーター(Q)では、RB畑生武之進(商4)が60㍎独走のタッチダウン(TD)を決め、7点差まで迫る。だが、最終Qで力尽きランで2TDを献上。関関戦は悔しい敗戦となった。
中央グラウンドのスタンドを、満員の観客が埋め尽くす。最高の環境で、春の関関戦が始まった。関大のレシーブから始まったファーストドライブ。TE勅使河原巧(文1)のリターンにより、相手陣48㍎から攻撃が始まる。QB高井法平(人4)からWR足立淳成(文1)へのパスが通り2度フレッシュ。しかし後が続かず、4th8でFGを選択する。K鈴木が落ち着いて決め切り、先制点を獲得した。

だが直後の関学大のシリーズで、QB星野(関学大)がスクランブルでフレッシュしたのち、WRリンスコット(関学大)へのロングパスを通される。一気に自陣深くまで侵入され、最後はショートパスでTDを取られすぐさま逆転された。次の攻撃はスリーアンドアウトで切られ、関学大のシリーズでまたもスコアが動く。ランでロングゲインを許し、一気にレッドゾーンまで前進された。反則がありながらも、左サイドへTDパスを通される。第1Q終了まで残り38秒で、追加点を献上した。

第2Q2度目のシリーズは、自陣29㍎から開始。QB高井、がWR足立淳成(文1)へロングパスを出し24㍎前進。その後も着実にゲインを重ねたが、3rdダウンで反則により、自陣42㍎まで罰退することに。しかし4thダウンでは、パントで相手陣18㍎付近までボールを戻す。続く相手のシリーズでは、3度の1stダウン更新を許す苦しい時間が続いた。しかし同8分、DB岡田拓大(文4)がエンドゾーンでインターセプトを奪い、攻撃権は関大に。

その後、RB畑生武之進(商4)がランで前進するも、1stダウン獲得には至らず。次の関学大のシリーズでは、3rdダウンでLB東駿宏(人4)のロスタックルがさく裂。相手は4thダウンでフィールドゴールを狙うも、失敗に終わり窮地を脱した。その後は互いに大きな前進を許さない守備を見せ、試合は拮抗(拮抗)した状態に。しかし残り11秒、DB谷中勝貴(文2)が自陣のエンドゾーンでインターセプトを奪い、タッチバックで攻撃権を得る。だが最後のシリーズでは前進できず、互いに無得点で第2Qを終えた。
K鈴木のキックで幕を開けた後半。相手の反則により自陣20㍎で攻撃権を得るも、スリーアンドアウトで切られ、すぐさま関学大の攻撃に。右サイドをランで駆け上がられ、エンドゾーンまで到達されるも、イリーガルブロックによりこれは取り消し。だが、自陣30㍎からのFGを確実に決められた。反撃に出たい関大は、直後のシリーズでRB畑生が魅せる。TE勅使河原へのパスやRB向井大貴(政策2)のランでゲインしフレッシュ。自陣中央付近から、RB畑生が右サイドに向けて駆け上がり、独走TDを決めた。トライフォーポイントのキックも決め、1ポゼッション差と追いすがった関大。直後の関学大のドライブをLB橋本幸樹主将(経4)、LB東のロスタックルもあり無得点で切り抜ける。運命の最終Qに突入した。

QB高井のスクランブルでフレッシュするも、攻撃がつながらず自陣30㍎付近から相手の攻撃に。DL熊田凌(商2)のロスタックルや相手のパスミスで、このシリーズはスリーアンドアウトで終える。しかし、直後の関大のシリーズでファンブルがあり、攻守交代。悪い流れを断ち切れず、ランでTDを取られた。雨が強く降り続き、両者ランプレーを中心とした攻撃に。終盤にも着実にゲインされ、TDランを取られて突き放される。ラストプレーとなった関大のパスは通らず、試合終了。10-31と、春の関関戦は完敗で終わった。
「甘いところが全て出た試合だった」(DB吉田優太=文4)。攻守両面で関学大の力を見せつけられた。春シーズンも残すところあと1試合。勝利を収め、良い形で春シーズンを締めくくりたい。【文/写真:市場薫、石川玲奈】
▼DB吉田
「組織力で絶対に上回ってくるというのは思っていたし、すごく準備されていたなという印象。フィニッシュ、能力の部分で自分の甘いところも、チームの甘いところも全部出た試合だったと思います。(前半は攻めあぐねた印象)あまりいいプレーもなく終わったなという印象で。フレッド(=TE勅使河原)が最初のKRでいい感じに持っていってくれてFGにつなげられたけど、それ以外でTDに近いプレーだったり、オフェンスもなかなか出せない状況だった。前半からもっとギアを上げていかないとなと思います。(後半はRB畑生のTDで追いすがるも、終盤に突き放された)RB畑生が一発でTDまで持っていってくれて。今RBがいい感じにやっていってくれている中で、ワイドユニットのパスがあまり通っていない。今日は淳成(=WR足立)が結構取ってくれていたけど、それ以外はあまり通っていなかった。チームとしても、笛が鳴っていないのに終わって1stダウンを更新された時もあったので、そういったところは練習から詰めていかないといけないと思います。(春シーズンも残り1節となった)コーナーバックとして今のところなにもしていなくて。リターナーとしては結構評価してもらえているので、次の試合が春最後なので、コーナーとしてすごかったなと言われる試合にしたいです」
コメントを送信