◇第70回関西学生選手権大会◇6月13・14日◇グリーンアリーナ神戸
[男子団体]
Aチーム 決勝トーナメント1回戦敗退
Bチーム 決勝トーナメント1回戦敗退
Cチーム ベスト4
[女子団体]
Aチーム 準優勝
Bチーム 予選敗退
Cチーム 決勝トーナメント準々決勝敗退
[男子個人決勝]
森俊 遠近競射により敗退
菅野 6本目敗退
豊内、村松 5本目敗退
三宅、松本善 4本目敗退
畠山、宮川、伊藤響 2本目敗退
吉村、伊藤将、西口、福永、大路、越智、重森、藤川 1本目敗退
[女子個人決勝]
山口尚 遠近競射により敗退
村上、田上 2本目敗退
白井、小松、須川 1本目敗退
関西の頂上を決める関西学生選手権大会(関選)。団体では昨年優勝した男子、3位入賞した女子が好成績を目指し奮闘する。その中で、女子Aチームが高い的中率で勝ち進み準優勝を手にした。個人決勝ではそれぞれが集中力を研ぎ澄ませ行射したが、入賞者は現れず。しかし、選抜やリーグ戦に向けて実りのある試合となった。
藤村尚澄主将(シス理4)の選手宣誓で開幕した1日目。男子団体予選では、Aチームの三宅琳久(環都4)、Bチームの伊東響(人2)、吉村匡由(人4)、Cチームの松本善樹(人2)、清水駿佑(社3)が皆中する。Aチーム、Bチームが14中、Cチームが15中で決勝トーナメント進出を決めた。
女子団体予選では、Aチームの村上叶和(社2)、Cチームの𠮷野結菜(安全1)が皆中。Aチームが11中、Cチームが12中で決勝トーナメント進出を決めた。一方でBチームは的中数が伸びず。7中にとどまり、予選敗退となってしまった。
2日目の決勝トーナメントでは、男女共に関大が同じブロックで戦うことに。Aチームは強豪・京橘大のBチームと対戦。それぞれがしっかりと会を持ち矢を放っていくが、なかなか的中が安定しない。相手に2中及ばず、1回戦敗退と悔しい結果に終わった。BチームとCチームは1回戦でいきなり対峙(たいじ)する。Cチームは松本善、森俊介(商2)が皆中、菅野元輝(ビジ1)、清水駿も3中と好的中を記録。Bチームは伊東響が皆中、畠山拓真(商3)が3中で粘りを見せたが、Cチームの15中には及ばず。関大対決をCチームが制し、2回戦進出を決めた。2回戦は落前・清水駿と落・西口桜桃明(おとあ=環都4)が皆中し、的中数を確保。相手に大きく差をつけ勝利した。調子を上げるCチームは、準決勝で今大会で一番の的中数をたたき出す。前に立つ松本、菅野、森俊が皆中し17中を記録した。しかし対する立命大Aからも皆中者が続々と現れ、的中数が伸びる。1中差で惜敗してしまい、Cチームは3位決定戦へ臨むこととなった。3位決定戦では同大Aと対決。Cチームは全員が1射目を的中させ、上々の立ち上がりを見せた。しかし、流れをつかみ切れず相手との差が開いていく。相手の的中数に届かず、3位入賞は同大Aの手に。しかしベスト4と好成績を残し、存在感を示した。

女子団体決勝トーナメント1回戦で、Aチームは接戦を制す。16射11中に並び、試合は同中競射へ。落前・山口侑香(社4)と落・村上が皆中し、チームを支える。強い精神力を見せ2回戦進出を決めた。Cチームは山口真優奈(社2)が皆中し、他の選手をサポート。記録は8中と伸び悩んだが、相手を1中上回り1回戦を突破した。2回戦ではAチームとCチームが対峙(たいじ)。Aチームの全員が1、2射目をあてCチームにプレッシャーを与える。一方のCチームも𠮷野が次々と的中を伸ばしていき皆中。しかし試合経験の多いAチームが意地を見せ、Cチームの的中数を上回る。Cチームは2回戦敗退となった。準決勝ではAチームが関学大Bと相まみえる。ここでも冷静な姿勢を崩さず、安定した行射を披露した。山口尚が皆中、他の3人も3中と今大会一番の的中率を残す。関学大Bを下し、優勝を懸けた決勝へ進んだ。3位決定戦を終え、迎えた決勝でも緊張感が張りつめる展開に。順調にあてていき10中を記録したAチームは、立命大Aの結果を待つ。立命大Aの結果は同じく10中。白熱した戦いは同中競射へ持ち込まれた。観客が息をのんで見守る中、Aチームの結果は6中、相手の記録は8中。惜しくも立命大Aを破ることはできなかったが、昨年から順位を1つ上げ、準優勝を獲得した。

続いて行われたのは男子個人決勝。予選を勝ち抜いた17人が決勝の舞台に現れた。多くの選手が敗退していく中、森俊が遠近競射まで進む。右下に矢を収めるも、他選手が森俊よりも中心を射抜き入賞とはならなかった。女子個人決勝には6人が出場。その中で山口尚も遠近競射に進んだが、入賞を果たすことはできなかった。


多くの部員を擁する関大。出場する選手だけでなく、介添でサポートする上級生や、力強い声援で背中を押す下級生の力を総動員して戦い抜いた。次に待つのは選抜。昨年王者の誇りと団結力を携え、全国の舞台へ挑む。【文/写真:川元咲季】
▼森俊
「(ベスト4入りした率直な感想)素直にうれしかったのと、初めてのアリーナだったのでとても楽しかったです。(試合に臨む心境)最初はチームとしてあまりうまくいってなくて。全員そろわなかったり、的中の調子が悪くなったりいろいろありました。それでも全員で1本でも多く引こうという気持ちを持って、全員で挑みました。(試合前の目標)団体は、「絶対に予選だけは通過しよう」と大前の松本くん(松本善)と2人で7射を切らないように意識しながら練習していました。決勝トーナメントは関大のチームと並んでいたので、いつも倒せない人たちも倒してできるだけいいところに行ってやろうみたいなチャレンジ意識を持って入りました。個人は(八寸競射で)ベスト4が決まってしまったので、絶対表彰取ってやろうという気持ちで挑みました。(個人決勝を振り返って)遠近競射まで残れたというのは、すごくいい経験ができました。疲れてしまって、いつも意識している感じとは真逆なことをしてしまったり、危ういものもたくさんあった中で、自分の意識を保ってギリギリのところまで行けたのはすごくいい経験だったかなと思います。(今後の目標)選抜、インカレ、リーグ、王座と続くと思うんですけど、今回負けてしてしまった分、全員で頑張って他のタイトルも全部制覇できたらいいなと思います」
▼山口侑
「(団体で準優勝した率直な感想)今までずっと練習してきた中で今回の準優勝で、去年は3位だったので、今年はそれより1個上げた準優勝という形になって、率直にはうれしいです。でも勝ち切りたかったなという気持ちもあります。(最後の関選。どのような気持ちで臨んだか)昨年もAチームのメンバーとして引かせていただいていたのですが、昨年よりも今年はよりチーム力をつけてきたなというふうに思っていて。2年生2人、4年生2人という差がある中で、何でも言いたいことを言い合ってチーム力を高めていった上で、プラスで実力も着々とつけていくことができたので、いい経験ができたなというふうに思います。
やっぱり。(きょうは的中率が高かった)きょうはいつもよりも伸びることができたなというふうに思っていて。あとは強気で行くという気持ちの面で良い部分が発揮できたかなと思います。(選抜の目標)もちろん目標は優勝を掲げていきたいなと思っています。今回の関選でよりチーム力を高めていけたと思っているので、今後もチーム力をちゃんと発揮して、関大の強みを出し切った上で優勝できればなと思います」
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