◇「アミノバイタル®︎」カップ2026 第55回関西学生選手権大会◇4回戦◇立命大◇6月14日◇大阪学院大学第2グラウンド
【前半】関大1-0立命大
【後半】関大1-3立命大
【試合終了】関大2-3立命大
スターティングメンバー
GK平野
DF藤谷、池末、和泉、藤井龍
MF真田蓮、古河、宮川、村井
FW山村、徳田
痛恨の敗戦を喫した。FW山村チーディ賢斗(社1)、DF池末徹平(商2)のゴールで2点をリードした関大。しかし、立命大に怒涛(とどう)の攻撃を浴び、一挙3点を献上する。大逆転劇を許し、関西選手権は4回戦で敗北。夏の総理大臣杯出場を逃した。

3回戦に大勝を収めた関大。負ければ総理大臣杯出場権を失う中、立命大との一戦に挑んだ。
前半は関大がボールを保持し主導権を握る。試合開始前に大雨が降り、ピッチはスリッピーな状況に。環境を生かし、ビルドアップからゴールを狙い続ける。前半7分、MF宮川大輝(文3)が右サイドから鋭いクロスを供給。逆サイドのMF村井天(経4)が飛び込むも、シュートはバーの上に。得点は奪えないが相手ゴールを脅かす。その後もゴールを狙い続けると、同28分にチャンスが。右サイドのMF真田蓮司(法4)がFW山村へパスを通す。受けたFW山村は冷静に相手を交わしペナルティーエリア内へ。最後も飛び込んできた相手DFをかわし、左足でゴールに流し込んだ。試合を支配する中、待望の先制点を獲得。その後も相手にシュートを許さずに前半を終えた。

後半は開始早々にカウンターを許し、シュートを許すも守り抜く。迎えた同4分、関大に追加点が生まれた。コーナーキックを獲得し、MF真田蓮が鋭いボールを供給。このボールは相手GKにキャッチされるが、スローイングでカウンターを狙った相手GKがミスし、自陣に戻るDF池末の足元へ。ループシュートを狙うと、相手GKの頭を超えゴールネットを揺らした。相手選手はGKと接触したと抗議したものの覆らず。大きな2点目を獲得した。

しかし、この追加点が立命大に火をつける。追加点の5分後、パスをつながれ右サイドを突破されると、強烈なシュートを被弾。1点を返された。「得点を取った後の失点がちょっと早かった」(DF池末)と、関大DFラインに隙が生まれ始める。

雲が広がり雨が降り出す中、関大にさらなる悲劇が。同22分、右サイドで展開されクロスを供給される。中央で合わせられ同点に。さらに5分後、今度は左サイドからのクロスを頭で合わせられ、大逆転を許した。
短い時間で3点を献上した関大イレブン。動揺が隠せず、イージーミスが増え始める。なんとしても得点を奪いたい中、ベンチはMF北村圭司朗(法4)を投入し、攻撃を活性化。同40分、MF北村がドリブルで左サイドを突破しクロスを供給する。途中出場のMF岩﨑天利(人1)が落としたボールを、MF真田蓮がシュート。フリーで放ったものの、相手GKにセーブされ得点を奪えず。決定機をものにできず、頭を抱え悔しさをあらわにした。

アディショナルタイムにも関大は果敢に攻め込む。同45+4分、MF古河幹太(文2)のクロスにDF池末が飛び込むが、シュートは相手GK正面に。直後にもDF和泉圭保(けいた=社3)のクロスをMF真田蓮が落とし、フリーのFW今西佑(経3)の足元へ。ワンタッチで狙うも、シュートは枠の上に。ゴールに迫ったが決定機を決め切ることができず。試合終了のホイッスルが響くと、複数の選手がピッチに倒れ込んだ。
「DFラインの隙が出て、自分たちの甘さが出たゲームだったかなと思う」とDF池末。5年連続の総理大臣杯出場を逃し、悔し涙を浮かべる選手も。天皇杯、総理大臣杯と2つの全国大会出場を逃した今季。残りのインカレに全てを懸けるためにも、リーグ戦に焦点を当てる。【文/写真:上田峻輔】
▼DF池末
「(DF髙橋の欠場で回ってきた出番)リーグ戦で出れていない中、この関西選手権で2試合連続で出させてもらって。結果として勝ちをつかみ、全国に出場したいと思っていた。体を張ってでもシュートブロックをする、ゴールを守るという気持ちを持ってゲームに入った。(前半と後半でゲーム内容が一転)得点を取った後の失点がちょっと早かったかなと。DFラインの隙が出て、自分たちの甘さが出たゲームだったかなと思う。失点後から自分たちが崩れていって、ボールも落ち着かなくなり、ズルズル引きずってしまった。(クロスから得点を許した)片方のセンターバックとコミュニケーションが取れていなくて、ポジショニングがちょっとズレていて、そこを突かれての失点だった。そういうポジショニングなどの細かいところに目を向けていかないとダメなのかなと思う。(この敗戦をどう生かすか)まだリーグ戦は続いていく。2試合残っているので、そこにしっかりスタートで出場することと、2勝することを目指してやっていきたい」
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