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◇第49回総合関関戦◇対関学大◇6月13日◇関西大学中央体育館1階サブアリーナB

●橘0-1
〇山田1-0
●川井0-1
〇栗原2-1
〇前川1-0
△塩野1-1
●長谷川1-2
●宮嶋0-2
●兼田0-2
〇井上1-0
△鶴本1-1
〇橋本1-0
〇下田竜1-0
△金田1-1
〇藤井1-0
●下田治1-2
△前田1-1
〇河合1-0
●綾部0-1
〇大前2-0

[最終結果]〇関大9-7関学大

男女20人での団体戦が行われる総合関関戦。3連敗中の関大は、関学大の4連覇を阻むべく挑んだ。取っては取られての展開で、最後までどちらに軍配が上がるか分からない大接戦に。しかし最後は大将・大前龍海主将(社4)の二本勝ちで勝利を決定づける。3年ぶりに関学大から勝利を挙げた。

関大の先陣を切ったのは橘美咲希(経1)。打ち合うごとに大きな歓声と拍手が巻き起こり、早くも会場は熱を帯びた。果敢に打ち込むも、序盤に面を先取される。その後も一本を取り返せないまま試合が終了し、黒星スタートとなった。続いて登場したのは山田琉々乃(人3)。飛び込み面から試合が開始し、互いに打ち合いが続いた。それでも中盤には素早い出ばな小手を奪い、その一本を最後まで守りきる。関大に1勝目をもたらした。3人目に登場した川井珠雲(みくも=情3)は、試合開始直後に合い面を決められる。その後はつばぜり合いが続き、引き技で一本を狙うも決めきれず敗戦した。栗原鈴実(安全2)は体格差のある相手との対戦に。序盤に面で一本目を奪われるも、素早く間合いを詰め面を奪い返す。その後も相手の隙をついた引き小手を決め、大きな勝利を挙げた。女子の大将を務めたのは前川瑞稀(商4)。「(2-2の)タイで回ってきたので、女子は自分で決めようという気持ちで出た」と満を持して試合に挑んだ。長身を生かし、打ち下ろしで相手を追い詰める。互いに一本が生まれず拮抗(きっこう)した戦いとなったが、終盤豪快な飛び込み面で一本勝ち。女子の試合を3-2と勝ち越し、後の男子につないだ。

IMG_8477-200x133 【剣道】接戦を制し、総合関関戦で3年ぶりに白星を挙げた!
△前川

男子の先鋒には塩野真人(社1)が出場。序盤から相手に攻め込まれ、引き胴で一本目を献上した。それでもその後、面を打たれたところに胴を合わせ冷静に一本を取り返す。1-1で引き分けとなった。続いて登場したのは長谷川祥生(ビジ2)。試合開始直後から激しい打ち合いを展開したが、序盤に小手を決められる。しかし中盤、相手の隙を見て間合いを詰め、力強く面を打ち込み一本を取り返した。あと一本を取れば勝利だったが、先に相手に面を決められる。惜しくも1-2で敗北を喫した。続いては大阪府新人チャンピオンの宮嶋太陽(ビジ2)が出場。両者序盤から勢いのある剣道を繰り広げ、攻めの姿勢を見せる。しかし終盤、浮いた手に小手を沈められ一本目を奪われるた。その後は出ばな小手を狙うも相手の面が先に決まり二本目を奪われる。悔しい二本負けとなった。続いて登場した兼田陽翔(人2)は試合開始直後に胴を決められる苦しい立ち上がりに。一本を取り返そうと奮闘したが、面を打ったところに出ばな小手を決められ、早々に二本負けを喫した。10人目には井上敬仁(情2)が出場。随所で技を繰り出し、好機をうかがう。中盤に相手の隙をついた面で一本目を奪うと、最後までその一本を守り切り勝利。連敗の流れを断ち切った。

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△井上

続いて鶴本晃己(法2)が登場。序盤に小手を決められ、何とか一本を取り返したいところ。旗が2本上がるような打ち込みもあったが、一本にはならない。しかし中盤、相手との間合いを素早く詰めると、相手の喉元へ圧巻の突きを見舞う。試合を引き分けに終わらせた。続いて登場した橋本紘平(情2)は、大きな体格を利用し序盤から相手を圧倒。面や胴で畳みかけ、中盤に豪快な面を打ち込み一本を先取する。そのまま時間切れとなり勝利。これにより勝数を5-5に戻した。続く下田竜生(法2)は試合開始直後、面を打ってきた相手に鮮やかな返し胴で一本。華麗なフットワークで積極的に攻めたが、二本目は決まらず。それでも序盤の一本を守り切り、1-0で勝利した。続いて登場したのは金田悠希(経3)。序盤から互いに攻撃の機会をうかがうも、中盤小手を奪われた。しかしその後、食い下がる相手に対しじわじわと間合いを詰めていくと飛び込み面を見舞う。一本を取り返し、この試合を引き分けとした。15人目に登場した藤井駿祐(人3)は互いに激しく打ち合う展開に。それでも先に攻撃を仕掛け、徐々に相手を押していく。中盤豪快に飛び込み面を決め、そのまま時間が経過。一本勝ちを収め、6-5と関大が一歩前に出た。

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△藤井

16人目には下田治輝(経3)が出場。序盤に鮮やかな胴で一本目を先取した。しかし、相手に隙をつかれ二本連続で面を献上。惜しくも1-2で敗れた。続いて登場したのは前田悠斗(商3)。序盤は試合が動かずも、中盤じわじわと間合いを詰め力強く面を奪う。しかしその後、面を打ったところに胴を決め返され、引き分けでこの試合を終えた。残りあと3人となったところで河合碧海(りゅう=社3)が登場。勝利に向け一つでも多くの勝利をつかみたいところだ。序盤からつばぜり合いが多くなり、拮抗(きっこう)した展開になる。それでも合い面となったところでは素早く豪快な一本を奪い、一本勝ちでここを制した。続いて綾部将人(人4)は体の大きな相手との対戦に。飛び込み技を多く繰り出し、積極的な攻めの姿勢を見せる。しかし小手を決められ、一本負けとなった。ここで勝数が8-7、本数が15-16となったため、関大の勝利には大前主将が引き分け以上で試合を終わらせることが絶対条件に。3年ぶりの勝利を目前にし、部員たちの応援がより一層熱を帯びる中始まった大将戦。両者打ち合うも、なかなか一本が生まれない。白熱した攻防が続く中、先に一本を獲得したのは大前主将。得意の小手で勝利に王手をかける。二本目でも一本目の勢いのまますぐさま豪快に面を見舞い二本勝ち。会場は拍手と歓声に包まれ、勝利の喜びを分かちあう。最後まで行方の分からぬ戦いは大前主将が取り切り、関大に軍配が上がった。

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△大前主将(右)
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△試合後の集合写真

日頃の稽古の成果を十分に発揮し、応援を含め全員で関学大を撃破したこの関関戦。3年ぶりとなった勝利に関大の選手からは笑顔があふれた。これからは全日本選手権大会(全日)のほか、大舞台での団体戦が続いていく。ここで得た自信を胸に、さらなる高みへ。関大剣士は歩みを止めない。【文/写真:松嶋奈央】

▼大前主将
「(今日の試合を振り返って)思い切った試合ができて良かったと思います。(他の部員の試合を見て)後ろに任せてほしいという気持ちで応援していました。(最後まで勝敗が分からない接戦となった)例年は負けで自分の試合が回ってくることが多かったので、想定外でした。でも結局やることは決まっていたので、冷静に思い切って試合ができました。(関学大について)今年も厳しいというか、勝てる可能性の方が低かったので。少ない望みにかけて頑張れたのが良かったと思います。(全日に向けて)全日でも勝ち上がっていくと関学大や関西の大学にも当たると思うので。今回のようにはいかないかもしれませんが、気持ちで負けないようにしたいと思います」

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