◇第75回全日本大学野球選手権記念大会◇準々決勝◇対金学大◇6月11日◇於・明治神宮野球場
金学大 100 000 000=1
関 大 000 120 21X=6
(金)下岡、村松、友安、多原、糸井-土井
(関)米沢、百合澤-笠井
1(指)渡邊拓
2(二)金森
3(右)中村
4(中)山本峻
5(遊)宮本青
6(一)澤村
7(捕)笠井
8(三)森内
9(左)久保慶
先発 米沢
東京ドームでの激戦を勝ち抜き、いよいよ大学野球の聖地・神宮球場に足を踏み入れた関大野球部。準々決勝では、シード校である金学大と対戦した。中2日で登板したエース・米沢友翔(人4)は、初回に長打を浴び先制点を献上する。しかし、打線が計11安打6得点と大暴れで投手を援護。金森洸喜(法3)と中村莞爾(安全4)が猛打賞の活躍を見せ、見事準決勝に駒を進めた。
初回、米沢はいきなり2者連続で三振を奪う立ち上がりを見せる。しかし、珍しく2死から四球を与え走者を背負うと、相手4番に左越適時二塁打を浴び先制を許した。裏では、中村が左前安打を放つも後続が倒れ、無得点に。

米沢はこの後も落ち着いた投球で、走者を背負いつつも無得点に抑える好投を見せ、チームを鼓舞する。その勢いに乗り、4回に関大の打線が火を吹いた。先頭の中村がきれいな中前安打で出塁すると、4番・山本峻輔(人3)が犠打を決め好機を広げる。宮本青空(はる=経3)が右前安打でつなぐと、7番・笠井康生(法4)が中前適時打を放ち同点に追いついた。


5回には1番・渡邊拓雲(文1)が四球を選ぶと、金森の中前安打で1死一、二塁に。ここで、リーグ戦では不調だった山本峻がカウント0-2からはじき飛ばす。打球はぐんぐん伸び、中堅手の頭を超える適時三塁打で勝ち越しに成功した。

7回、先頭の金森が左前安打を放つと、続く中村も右前安打で無死一、二塁の好機を作り上げる。ここで、金森が快足を光らせ盗塁を成功させると、5番・宮本青の振り逃げの間に生還。さらに、途中出場の加藤蔵乃介(安全2)の犠飛で追撃点を奪った。

8回からは、きのう先発投手として好投を披露した百合澤飛(たか=人3)がマウンドへ。大量援護に応え、テンポ良くアウトを奪う。裏では、途中出場の余河航太(法4)が四球を選ぶと、金森がこの日3本目の安打で生還させ、6点目を挙げた。

9回も百合澤が続投。最後は空振り三振を奪い、試合終了。きょうも全員野球で勝利をつかみ取った。
投打が噛み合い、関大らしい試合が続いている今大会。次戦は、戦国東都の王者・國大と対峙(たいじ)する。悲願の『日本一』まで、まだまだ止まらない。【文:宮寧彩/写真:宮寧彩、水井陽菜】
▼山本峻
「(同点の5回に勝ち越しのタイムリースリーベース)アドバイスしてくれた様々な人のことを全部意識して打ちました。打点がついたのでうれしかったです。(ベスト4を決めた。次戦・國大に向けて)國大はタレント集団なので、名前で負けても気持ちで負けないように頑張ります」
▼百合澤
「(きのうの疲れはあったか)疲れはありましたが、一人一人集中して投げることができました。(もともと今日はリリーフする予定だったか?)5回後半から行くと言われていたので、心と体の準備はできていました。(全国での登板について率直な気持ち)とても楽しかったです。(次戦に向けて)チームのために腕を振り続けます!」
▼金森
「(3安打1打点の活躍。試合を振り返って)ここ2試合、打つ方で貢献できていなかったので、結果が出てホッとしました。(2番の役割について)僕の後ろを打つ選手の調子がいいので僕が塁に出たり仕事をちゃんとしてチャンスを広げて回そうと思ってます。それが僕の仕事です!(交錯プレーは)大丈夫です!!(次戦・國大に向けて)全国で、東都や東六と試合したかったので嬉しいです。力があるチームなので、楽しんで自分たちの野球をして決勝に進みます!」
▼中村
「(神宮での試合は率直にどうだった?)景色が良くて、貴重な機会で楽しかったです。(昨日に引き続き、今日も猛打賞。リーグ戦から好調をキープしているが、意識していることはあるか?)一喜一憂せず、毎打席集中することです。(4回に先頭でヒットを打って、同点の流れを作った。打席を振り返って)流れがあまり良くなかったので、チームに勢いをつけようと思っていました。(次戦・國學院大戦に向けて)できることを全力で、また神宮でプレーできることを楽しんで頑張っていきたいです」
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