Loading Now
×

◇第75回全日本大学選手権記念大会◇2回戦◇対北九大◇6月10日◇東京ドーム

北九大 001 002 000=3
関 大 004 010 00X=5

(九)大石、宮原、高山ー福田
(関)百合澤、中原ー笠井

1(指)渡邉拓
2(二)金森
3(右)中村
4(中)山本峻
5(遊)宮本青
6(一)澤村
7(捕)笠井
8(三)森内
9(左)久保慶
先発 百合澤

全日本2回戦は、北九大と対戦。3回に2本の安打で先制を許したが、すぐさま反撃を開始する。澤村凪人(情2)の本塁打を含む猛攻で、裏に一挙4点を奪った。5回にも1点を追加し、4点差とする。6回には2点を献上したが、流れを渡さず2点のリードを保ったまま、守護神・中原海晴(商4)が抑え準々決勝進出を決めた。

IMG_7816-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△澤村

先発のマウンドに上がったのは百合澤飛(人3)。初回から150㌔を計測し、相手打線を抑え込んでいく。しかし、3回に長打を許し、先制点を献上。追う展開となる中だったが、その裏に関大が反撃を開始する。2死から3番・中村莞爾(安全4)が右安打で出塁。4番・山本峻輔(人3)がフルカウントから適時二塁打を放ち、同点に。さらに、5番・宮本青空(はる=経3)も中越の適時二塁打で勝ち越しに成功。流れを完全に奪った関大打線は、なおも2死二塁で澤村が打席へ。「初球を絶対に打ってやろう」。その言葉通り、初球の真っすぐを振り抜き打球はぐんぐん伸びる。左翼席上段への特大2点本塁打で3点差にリードを広げた。

IMG_7592-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△中村
IMG_7774-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△山本峻

さらに5回には、再び1死から中村が左安打でチャンスメーク。相手の捕逸で二塁に走者を置くと、5番・宮本青の左適時二塁打でダメ押しの1点を追加した。

IMG_7806-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△宮本青

しかし、相手打線もこのままでは黙っておらず、好投を続けていた先発・百合澤の隙を見逃さない。振り逃げで出塁を許すと、次打者に粘られ四球を与える。1死一、二塁で適時打を浴び、点差を2点に縮められた。

相手に流れが行きかねない空気の中、7回に連打を浴びた百合澤はここで降板。代わって2番手・中原がマウンドに上がる。犠打で1死二、三塁とピンチの展開だったが、紫紺の守護神は動じない。次打者を飛球に打ち取り、最後は一ゴロに仕留め、反撃の火を消した。

IMG_8223-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△中原

追加点が欲しい8回、先頭の笠井康生(法4)がフェンス直撃の二塁打を放つと、相手の野選で無死一、三塁の好機を迎えた。ここで、代打・山路朝大(人2)を起用したが、内野ゴロに打ち取られる。後続も凡退し、相手ベンチが最終回の攻撃に牙を光らせた。2点をリードする9回の守備。先頭に死球を与え、代打に安打を許した中原は、犠打で1死二、三塁と一打同点のピンチを背負う。それでも、いつも通りの冷静で、気迫のこもった投球で中飛に。途中出場の余河航太(法4)も、猛チャージでタッチアップも許さない。守備でも中原を盛り立て、アウトはあと1つに。打ち上げた初球は捕手・笠井のミットに収まり、ゲームセット。見事な猛攻と磐石の投手リレーで、準々決勝に駒を進めた。

E01EA474-236C-4CE3-8233-BF6D527486FBIMG_8371-200x133 【野球】澤村の豪快本塁打飛び出し、全日本ベスト8入り!
△勝利し、喜ぶ

あすからはいよいよ、聖地・明治神宮野球場で行われる。勢いに乗る関大打線は、次戦、金学大と対戦。待ち受けるのは強敵ばかりだが、関大の野球を見せつけ必ず勝利を手にする。全国に名を轟かし、笑顔で春の終わりを告げるのは関大だ。【文:水井陽菜/写真:宮寧彩】

▼澤村
「(試合を振り返って)点の取り合いでピンチが多くて、守備がすごく緊張しました。しんどい試合でした。(3番から連打だった中、2死からレフト上段への特大弾。打席で意識していたことは)連打が続いていて関大に流れが来ていたから、初球を絶対に打ってやろうと思って打席に入りました。宮本青空さんが変化球を打っていたので、ストレートを待っていました。(打った瞬間の心境は)完璧やったから打った瞬間入ったと思いました。球種はストレートで、得意なコースでした。(あすに向けて)東京ドームでホームランを打てたから神宮球場でもホームランを打ちたいです。強い相手やけど全力発声、全力疾走、全力プレーで勝ちたい」

▼山本峻
「(同点の適時打を放った。狙い球はあったか)きのうの犠牲フライはゆるい球を待っていて、きょうは高めに変化が大きく外れていたので真っすぐガン張りで振り切りました。(打席前の心境や打った後の手応えは)序盤から守備で足を引っ張ってしまったので、打たなクビやなと思いながら死ぬ気で打席に立ってました。(リーグ戦後から調子が上がっているか)リーグ戦が終わってからフォームをしっかり見直してオープン戦でも調子が上がっていたので、そのまま結果につながって良かったです(あすへの意気込み)全国の舞台は高校から経験していないので、とにかく楽しみたいです。どこよりもうちのピッチャー陣が一番すごいので1点でも多く取って勝ち切れるように自分の仕事を果たしたいです」

▼宮本青
「(きょうはマルチ安打打席を振り返って)2本とも得点圏だったので、勝負所で打つのが僕の仕事やと思って。球場の雰囲気とか相手投手との勝負を楽しみながら打席に立ちました。(あすへの意気込み)相手が変わろうと自分たちの野球をするだけなので、関大の野球をもっと東京に広めれるように自分のできることを全力でプレーします」

▼中村
「(猛打賞の活躍。試合を振り返って)ヒットを打つまでの打席はチャンスで凡退したり、チームに貢献できてなかったので、ホッとしています。勝てて良かった。(追う展開で、2死からチャンスメークした)取られてすぐに追いつく、もしくは逆転することは意識していた。ツーアウトから自分が出て、得点することができて良かった。(あすへの意気込み)神宮でプレーすることは大学野球においての1つの目標だったので、楽しみです。ただ、目標はベスト8ではないので、一喜一憂せず明日も貪欲にプレーしていきます」

▼中原
「(試合を振り返って)もう少し点差が開くかなと思っていたのですが、中盤に結構やられたので、早めの登板になるかなと思っていました。結果的に勝てて良かったです。(走者を背負っての登板。心境は)走者を背負ってのところは、いつも通りなので、リーグ戦などと同じようにいい投球ができたらと思っていました。(全国大会の圧は)いつもとは違った雰囲気で野球ができるのは、本当に有難いことなので、楽しみながら試合運びをできたと思います。(ドームのマウンドは)さすがプロの球場というのもあって、すごく投げやすかったです。(次の登板に向けて)日本一まであと3つというところまで来ましたけど、今まで通り一つ一つの試合に集中していきたいと思います」

コメントを送信