◇第49回総合関関戦◇対関学大◇6月7日◇ 関西大学中央グラウンド
[第1Q]関大1ー0関学大
[第2Q]関大0ー0関学大
[第3Q]関大0ー0関学大
[第4Q]関大1ー1関学大
[試合終了]◯関大2ー1関学大
今春、リーグ戦では関学大に1ー3で敗北した関大。関関戦でもこの2年白星を奪えていない。敗戦続きを断ち切るべく、伝統の一戦を迎えた。関大がペナルティーストローク(PS)で先制点を奪うも、中盤は膠着(こうちゃく)状態に。しかし最終クオーター(Q)で互いに1点を取り、2ー1で勝利。女子部との総得点により関学大に勝ち点を献上したが、果敢な攻撃が功を奏した試合となった。
第1Q開始すぐに関大が動き出す。FW眞田晄希(商2)が相手陣地に勢いよく攻め、同15秒でペナルティーコーナー(PC)を獲得。ここでシュートは決められなかったものの、良いスタートを切った。だが、以降はサイド際のパスがうまくいかず、攻守の入れ替わりが激しい状況に。同17分には、関大が保持していたボールをカットされ一気にゴール前に運ばれてしまった。なんとか失点を防ぐも、スクープをパスへつなげられず、なかなか好機を作り出すことができない。残り1分半、FB佐藤彰斗(法2)からのコートを横に切るスクープをFB村田蒼生(社4)が受け、FB高木裕翔(経3)へ送りサークル内に侵入。多くの相手ディフェンスに囲まれながらMF五十棲智輝(社4)がシュートを放つも、ブロックされてしまう。無得点で第1Qを終えるかと思われたが、残り1分でMF五十棲がサークル内に切り込んだ。さらにMF山下主税(社2)がPSを獲得する。FW眞田が1対1を制し、先制点を奪取今試合初の得点に会場が盛り上がる中、第1Qが終了した。

先制した勢いを落としたくないところ。第2Q開始3分、相手にPCを献上する。鋭いフリックシュートが放たれたが、GK髙瀬悠貴(人3)が右腕ではじき得点を許さない。さらにゴール目前に迫られ、危機的状況を迎えた時も、GK髙瀬が蹴って切り替えを図った。同8分、関大がサークルに入ったり、残り2分にはFW眞田のシュートまでつなげるなど攻めの姿勢を崩さず。だが相手の守りも堅く、両者無得点で第2Qを終えた。

1点を守ったまま後半がスタート。第3Qは序盤から何度もゴール前に迫った。同2分、FW眞田が切り込みFB藤田光絆(ビジ1)がなんとか押し込もうとするもかなわず。そこから好機をうかがうも、ゴール付近に運ぶことができない。残り3分を切ったところで、FW眞田がサークル内から力強いシュートを2連続で打ったが、相手GKの好守備に阻まれる。MF中川樹主将(商4)やFB佐藤彰斗(法2)が相手選手からボールを奪うべく奮闘するも、第3Qも得点は変わらなかった。

第4Qでは、GK髙瀬に代わりGK永川直樹(人2)がゴール前に立ちはだかった。途中、関大選手が退場となり数的不利な状況に。そこから相手に攻められるターンが多くなり、得点から遠ざかる。第1Q以降互いに無得点のまま、試合終了まで5分を切った。サークル付近に迫られ相手優位だったところから、FW眞田がボールを奪う。一気に独走でサークル内に切り込みシュート。悔しくもGKにはじかれたが、リバウンドを逃さずMF川崎陽奈太(経4)が押し込む。見事2点目を追加し、関大の勝利に王手をかけた。2ー0を守り抜けば、女子の結果を合わせて引き分けに。観客が祈るように見守る中、残り1分に関学大に得点を許し2ー1で終了。総合関関戦の勝ち点こそ献上したが、攻めの姿勢が実った結果となった。

関学大から奪った白星を自信に、7月に控える入替戦を勝ち切るべく調子を上げたい関大。今戦で見つけた課題と向き合い、それぞれの技術に磨きをかける。【文:吉野日菜多/写真:石川玲奈】
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