◇第49回総合関関戦◇対関学大◇6月6日◇関西大学東体育館
[第1セット]関大25-19関学大
[第2セット]関大29-27関学大
[第3セット]関大27-25関学大
[試合終了]〇関大3-0関学大
伝統の一戦・関関戦が開幕。会場には応援団やバレーボール部男子のほか、たくさんの観客が応援に訪れた。序盤は硬さが見られたが、徐々に自分たちの力を取り戻し接戦を勝ち切る。後に行われる男子に勝利のバドンをつないだ。
第1セットは、アウトサイドヒッターに牛田音羽(人1)、ミドルブロッカーに泉谷美乃莉(政策1)、リベロに古賀ひなの(ビジ1)がコートイン。1年生を多く起用し、普段とメンバーを大きく入れ替え試合に挑んだ。先制点が関学大に入ると、その後は相手を追いかける展開になる。泉谷の足の長いスパイク、牛田のブロックを破るスパイクなどで何とか得点。しかし、関学大の力強い攻撃やサーブ、ブロックに押され差は2点に広がる。それでも鮫嶋優香(政策4)や土屋美咲(情4)が得点し、最上級生の意地を見せチームを引っ張った。11-12からは、関大の硬い守備から得点につなげる理想的な展開を作り、連続得点で逆転に成功する。鮫嶋がネット際でレシーブしたボールを森﨑美春(情3)が機転を利かせ押し込むと、会場からは歓声が上がった。中盤からは相手エースの攻撃に対応しボールを拾い、ミドルブロッカー陣がフェイントや速攻で相手を翻弄(ほんろう)。20点以降も土屋や後山七星(ななせ=政策3)が活躍し、さらに点差が広がる。勢いを止めることなく、逆転で第1セットを手にした。


第2セットは、牛田から岩本莉央(文3)にメンバーを替えて開始。第1セット獲得の勢いのまま、土屋と岩本のスパイク、泉谷のブロックで開始いきなり3連続得点を奪う。レシーブが長くなりネット際に近いボールも、森﨑が上手く処理。関大の強みであるブロックでタッチを取り、スパイカー陣が得点につなげた。11-4と7点差がついたところで、相手はタイムアウトを要求。その後は互いに点数を取り合ったが、関大のミスが続いたことで2点差までに詰め寄られる。交代で山本向日葵(ひまり=政策4)が得点しチームを鼓舞した。しかし 、相手の連続得点で同点に追いつかれ関大はタイムアウトを取る。そこからは両者なかなか連続得点が生まれず、一進一退の攻防に。ボールが乱れても泉谷が上手くトスに合わせて打ったり、岩本がワンタッチを狙う巧みなスパイクを放ったりと多彩な攻撃で得点する。21-22からは1点を追いかける展開になり何度かセットポイントを握られるも、後山が力強いスパイクを沈めセット奪取を許さない。相手のミスでセットポイントを取り返すと、最後は山本が得点。相手の猛攻を振り切り、29-27で第2セットを取り切った。

このセットを制しストレート勝利を飾りたい第3セット。スターティングメンバーを岩本から牛田に戻し、セッターには丹山花椿(文1)が起用された。最初の得点を泉谷のサービスエースで奪い、チームを盛り上げた。このセットも長いラリーが繰り広げられ、拮抗(きっこう)した戦いに。土屋や泉谷の得点でリードを奪ったが、相手のサーブで乱され連続得点を許し逆転される。それでも、その後すぐに関大の3連続得点で再び逆転。泉谷のブロック相手のミスでさらに点差をつけた。関大が17点に到達したところで、2枚替えで荒木美結(社2)と石塚春陽(政策2)がコートに入る。前衛に上がった丹山が、スパイカー経験を生かした鋭いスパイクを決める。荒木の速いトスから石塚が得点するなど、層の厚さを見せつけた。関大リードで進んでいた第3セット。しかし、23-20で相手が取ったタイムアウト直後から3連続得点で追いつかれる。関大もタイムアウトで巻き返しを図り先にマッチポイントに到達。しかし相手に並ばれ、このセットもデュースに及ぶ戦いに。長いラリーの中で何度も宗助夢羽(ゆう=文4)がスーパーレシーブを連発し、チームを救う活躍を見せた。最後は丹山のブロック、石塚のスパイクで連続得点を奪い、27-25でこの試合に決着をつける。春季リーグ戦に引き続き、ストレートで関学大から勝利を挙げた。


女子の後に行われた男子もストレート勝利を収め、関大に1勝を持ち帰ったバレーボール部。関関戦は関大の勝利が続き、この先も連勝を伸ばすことが期待される。6月末に西カレに向けて、互いに刺激を与え合った両校。西日本の舞台でも、関西の力を轟かせてくれるはずだ。【文:松嶋奈央/写真:石川玲奈】
▼丹山
「(初めての関関戦はどうだったか)先輩から、『あまり緊張せずに楽しんで』と言われていたので、好きなコンビを使って楽しくプレーができました。(自身の強みは)セッターでも他の人より背が高いので、ブロックやスパイクでもチームに貢献できるところです。(途中スパイカーとしての得点もあった)セッターだけじゃなくスパイクも生かすのを練習でもやっていて。自分が前衛に入った3ローテーションだけ後ろにセッターが入って、攻撃を3枚にしています。(西カレに向けて)試合に出るかどうかは分からないけど、いつ出してもらってもプレーができるようにしっかりと準備して頑張りたいと思います」
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