◇第49回総合関関戦前哨戦◇対関学大◇5月24日◇関西大学東体育館2階アリーナ
【女子】
●関大2-3関学大
[S1]世古●1-3
[S2]水口●0-3
[D1]藤原・世古○3-0
[S3]藤原○3-0
[S4]山川●0-3
【男子】
●関大2-6関学大
[S1]坂根●1-3
[S2]松野●0-3
[S3]藤井●2-3
[D1]坂根・由本○3-1
[S4]由本○3-1
[S5]金山●1-3
[S6]面田●0-3
[S7]見上●2-3
昨年は5対9で敗北を喫した総合関関戦。今年は千里の地で関学大を迎え撃った。春季リーグ戦では、関学大が男女ともに1部に属していたのに対し、関大は男子が2部、女子は3部と苦しい現状に。それでも、格上相手に勝利を目指して挑んだ。
女子第1試合に出場したのは世古茉由加(人3)。粘り強い返球を武器とするカットマンと対戦した。第1、2ゲームは変化量の異なる相手のカットに苦戦。ミスが続き、2ゲーム先取を許した。それでも第3ゲームは意地を見せる。ツッツキとドライブを上手く使い分け、前後に揺さぶった。さらに、強打を誘ってくる球にも乗らず。安定したプレーを見せ、11-8でこのゲームを奪取した。すると、第4ゲームは拮抗(きっこう)した展開に。しかし、9-10とマッチポイントを許すと、最後は世古のフォアハンドドライブがオーバー。ゲームカウント1-3で敗れ、悔しさをにじませた。
第2シングルスには水口琉衣(社3)がエントリー。序盤から相手の巻き込みサービスに苦しめられる。終始積極的に仕掛けていくが、思うように得点を挙げられない。2ゲームリードを許し、第3ゲームを迎えた。追い込まれた中でも、サービスから3球目攻撃を展開するなど果敢に攻めていく。だが、相手の高いラリー力に押されストレートで敗北を喫した。
ダブルスに登場したのは藤原優(商4)・世古ペア。第1ゲームからコンビネーション良く相手を攻め立てる。ミスも少なく試合を進めると、11-8で第1ゲームを獲得した。するとその後も安定感のあるプレーを披露。相手のカウンターに対しても、ひるむことなく対処していく。第3ゲームではデュースに持ち込まれたものの、世古が回り込みフォアハンドをクロスに打ち抜きマッチポイント。最後は粘り強いプレーで相手のミスを誘発し、勝利した。

藤原は、第3シングルスに出場する。第1ゲームから強力なバックハンドを武器に相手を圧倒。速いラリー戦でも強さを見せ、11-5でこのゲームを奪った。すると、第2ゲーム以降もボールを巧みにコントロールし相手を翻弄(ほんろう)。最後まで丁寧なプレーで流れを渡さずに勝利した。
最後のシングルスに出場したのは山川鼓水(経2)。強力なフォアハンドドライブを止め切れず、リードを許す。サービスから3球目を仕掛けていくなどしたものの最後まで攻略の糸口をつかめず、0-3のストレートで敗北した。

男子は7シングルス1ダブルスで行われた。第1シングルスに登場したのは坂根獅馬(しうま=人2)。序盤から競った展開が続く。だが、終盤にバックハンドラリーを制せずこのゲームを落とした。それでも、第2ゲームは強力なフォアハンドがさえ渡り勢いに乗る。自由自在にコースを打ち分け相手を突き放した。11-3で第2ゲームを奪取し、ゲームカウント1-1に。勝負の第3ゲームは、両者一歩も譲らず。だが、7―7から痛恨の連続失点。終盤にリードを許すと最後は回り込みフォアハンドをミスしてしまい黒星となった。
第2試合には松野伶音(人2)がエントリー。第1ゲーム前半はなかなか思うようなプレーができずに失点を重ねてしまう。後半に盛り返したものの追いつくことはできず、5-11で落とした。第2、3ゲームはツッツキやドライブで相手のミスを誘い、得点を挙げる。強敵に食らいつき接戦を繰り広げた。しかし、惜しくも両ゲームを落とし、ゲームセット。ゲームカウント0-3で敗れ連敗となった。

第3シングルスに、登場したのは藤井一輝(安全1)だ。第1ゲームは、レシーブから積極的にドライブを仕掛け得点。デュースに持ち込まれたものの思い切りの良いプレーで奪取する。だが、第2、3ゲームは序盤にリードをすと、食らいついていくもなかなか捉えきれない。2ゲーム連取を許しゲームカウント1―2に。それでも意地を見せ、第4ゲームを奪い取るとフルゲームにもつれ込んだ。運命のラストゲームは、序盤にリードを広げる。しかし、後半に追い上げられこのゲームもデュースに。バックラリーを制しマッチポイントを握るも決めきることができず。最後はバックハンドでミスが出てしまい、惜敗した。
次に行われたのはダブルス。坂根・由本琉惺(商1)ペアが登場した。取って取られての展開となり、1ゲームずつを奪い合って迎えた第3ゲーム。激しいラリー戦をものにすると、由本も本来の力を発揮する。流れをつかむと接戦をものにし、このゲームを得た。さらに第4ゲームでもその勢いは衰えず。ラリー戦でも粘り強さを見せ、リードを広げていった。すると、最後まで相手に隙を見せずに勝利する。

由本は第4シングルスにエントリー。第1ゲームは得意のバックハンドを主軸に試合を組み立てる。激しいラリー戦を制し、第1ゲームを奪った。さらに、YGサービスを武器に相手を翻弄(ほんろう)。強打を許さず、先手を取って仕掛けていく。安定したプレーで得点を重ね、見事勝利を果たした。
第6試合に登場したのは金山千師(ビジ1)。リーグ戦こそ出番はなかったものの、遺憾無く力を発揮した。第1ゲームは緊張からか思うようなプレーができず。大差をつけられ、ゲームを奪われた。それでも、第2ゲーム以降は持ち味を発揮。独特なフォームから繰り出されるボールで相手を崩す。しかし、あと一歩及ばず、ゲームカウント1-3で敗北した。

面田悠佑(情2)は第7試合に出場。粘り強いプレーで得点を重ねるも、相手の厳しいコースへの両ハンドドライブをブロックしきることができない。終盤まで食らいついたものの、ゲームを奪うことはできず、ストレートで敗北を喫する。
最後に登場したのは見上伸康(文2)。白星を挙げ、一矢報いたいところだ。見上は、サービスからの3球目攻撃を武器に得点を得る。だが、ラリー戦で失点を重ねてしまい第1ゲームを落とした。それでも第2ゲームでは、躍動感あふれるドライブで相手を後ろに下げさせる。着実に相手を追い込み、第2ゲームを獲得した。すると、そこからは一進一退の攻防に。第3、4ゲームを取り合い、迎えた第5ゲーム。序盤から若干のリードを許すとなかなか点差を詰めることができない。8-10でマッチポイントを握られると最後はレシーブミスで黒星となった。
4勝9敗と負け越し、関関戦で勝利とはならなかった関大卓球部。それでも、ダブルスでは男女ともに白星を挙げるなど活躍を見せた。来月にはインカレを懸けて関カレが行われる。この敗北を糧に関カレではインカレ出場権をつかんで見せる。【文:金佐康佑/写真:岡本いずみ】
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