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◇第104回関西学生リーグ前期第8節◇対甲南大◇5月24日◇甲南大学ラグビー場兼サッカー場

【前半】関大0-1甲南大
【後半】関大1-1甲南大
【試合終了】関大1-2甲南大

スターティングメンバー
GK平野
DF藤谷、髙橋、和泉、藤井龍
MF兎澤、古河、真田蓮、和田、黒沢
FW山村

痛恨の敗戦を喫した。リーグ戦6試合負けなしの関大は、下位に沈む甲南大と対戦。相手のビルドアップに苦戦しペースを握られると、前半に先制点を許す。後半はロングボールを駆使しチャンスを作るが、一瞬の隙を突かれ追加点を献上。終了間際にMF岩﨑天利(人1)がゴールを奪うも、同点とはならず。開幕戦以来の敗戦となった。

IMG_1232-200x133 【サッカー】甲南大に痛恨の敗戦 MF岩﨑は2試合連続得点
△スターティングメンバー

開幕戦以降、順調に勝ち点を重ねてきた関大。前節からメンバー変更を行い、今季苦戦を強いられている甲南大に挑んだ。会場には多くの甲南大サッカー部員が訪れ、大声援を送る。異様な雰囲気の中、試合はキックオフした。

関大は前半14分、MF兎澤玲大(れお=法3)のスルーパスにMF黒沢偲道(人2)が抜け出し、相手GKと1対1に。しかし、シュートはセーブされ得点を奪えず。その後はアウェーの雰囲気に押され、自分たちのサッカーができない。さらに相手のビルドアップに対しハイプレスをかけるも、テンポよくパスをつながれ逃げられる。「相手のスリートップの2人が落ちて、センターバック、サイドバック、ボランチの誰がプレスに行くのか迷いがあった」(DF藤谷温大=あつと・人2)と、甲南大にボールを握られる展開が続いた。また、関大に対して甲南大も速いプレスでボール奪取を試みる。MF和田健士朗(人4)やMF真田蓮司(法4)が捕まり、ショートカウンターを浴びるシーンも見られた。

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△MF和田

迎えた同25分、ペナルティーエリア内でテンポ良くパスを回されると、中央に位置取ったフリーの選手にシュートを許す。ボールはゴールネットを揺らし、先制点を献上した。同点に追いつきたい関大は、DF和泉圭保(けいた=社3)の鋭いパスを起点に、前半終了間際にフリーキックを獲得。一度はクリアされたものの、こぼれ球をDF藤井龍也(情2)が左足を振り抜く。しかしゴールラインは割らず、前半は1点ビハインドとなった。

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△DF藤谷

FW徳田波音(文1)を投入し、反撃を狙う後半。「背後のスペースをどんどん狙ってこうとした」(DF藤谷)と、前半とは打って変わりロングボールを主体に相手陣地に攻め込む。同5分、DF藤谷が2人の相手DFを置き去りにし、鋭いクロスを供給。中央でMF真田蓮が頭で合わせるも、相手GKにセーブされ得点とはならない。さらに7分後にも、DF髙橋哲也(文4)、MF兎澤とつなぎDF藤谷がクロス。MF真田蓮が今度は体を投げ出してボールに飛び込むも、シュートはわずかに枠外へ。チャンスを作るが、得点とはならず。

その後、何度も相手ゴールを脅かすが得点を奪えず。すると同39分、一瞬の隙を突かれ右サイドを突破される。角度のないコースから左足を振り抜かれ、追加点を献上。会場には大声援が響いた。まずは1点を返したい関大。右サイドを起点にゴールを狙う。すると同44分、DF藤谷からのパスを受けた途中出場のDF柏村涼太(人1)が、鋭いクロスを中央へ供給。走り込んだMF岩﨑が相手GKより先にボールを触り、ゴールへと流し込んだ。これでMF岩﨑は2試合連続の得点。反撃ののろしをあげる。

IMG_6722-200x133 【サッカー】甲南大に痛恨の敗戦 MF岩﨑は2試合連続得点
△MF岩﨑

同点を狙う関大は、怒涛(どとう)の攻撃を見せる。45+1分には、コーナーキックにDF髙橋が合わせるも、わずかにバーの上へ。頭を抱え、悔しさをあらわにした。2分後には、パワープレーからペナルティーエリア内で混戦状態となる。最後はDF藤谷の落としたボールを、フリーのFW今西佑(経3)が右足でゴールを狙うが、またもやバーの上に。さらに終了間際にはDF藤谷が速いクロスを供給。逆サイドでMF岩﨑がフリーとなり、左足で合わせる。同点弾かと思われたがクロスボールがわずかに合わない。甲南大ゴールをこじ開けることができず、試合終了のホイッスルが響き渡った。

IMG_1557-200x133 【サッカー】甲南大に痛恨の敗戦 MF岩﨑は2試合連続得点
△DF柏村

「最後の精度のところをもっと意識していきたい」と、攻撃の起点となったDF藤谷は悔しい表情で語った。これで首位を走る京産大との勝ち点差は3に。次節はホーム・千里山での一戦となる。「TOPチームとして勝つのは当たり前。見ている人が、『これが関西大学のトップチームだな』と思えるようなプレーをしていかないといけない」とDF藤谷。今日の敗戦で得た課題を修正し、大観衆のホームで圧倒的な姿を見せたいところだ。【文:上田峻輔/写真:上田峻輔、堀内鑑】

▼DF藤谷
「(前半は相手のビルドアップに苦戦)相手のスリートップの2人が落ちて、センターバック、サイドバック、ボランチの誰がプレスに行くのか迷いがあった。スペースが空いていたので、ボールを奪われた時にそこをうまく使われて、どんどんカウンターを浴びるような前半だった。後半は誰が行くのかをはっきり修正して、前から行った時にうまく取り切れていた。前半の試合中に自分たちが話し合って解決できれば良かった。(前半は右サイドからの攻撃も苦戦)玲大(=FW兎澤)が個人の能力で相手を剥がす練習をやっている。そこを任せるところと絡むところの使い分けをもう少しした方が良かった。後は、髙橋哲也くんがフリーでパスを入れる時に、自分と玲大が重なっていたり、同じ動き出しになっていたので、そういうところをまだまだうまくできたのかなと思う。(後半はロングボールを多用)監督や岩さん(=岩切浩二コーチ)から、相手の背中を取るように言われた。相手も足が攣っていたので、背後のスペースをどんどん狙ってこうという考えがあった。後は、背後を蹴ればどんどん中盤にスペースが空いてくるから、そこも狙いながら攻撃をしていた。(自身のプレーは)クロスは味方にあってはいたけれど、ちょっと自分がゴロで出すだったり、ちょっとマイナスにずれてしまったりというシーンがあった。自分がもっといいボールを上げれば決められるところだったし、最後は自分がシュートを打ったけど、決めきれなかった。最後の精度のところは、チームとしても自分としてももっとやっていかないといけない。(相手の声援が響いた)自分はそんなに思わなかったけれど、みんなの雰囲気的にも入りのシーンではアウェー感を感じていた。そういうところは直していかないといけない。(次節はホーム開催)TOPチームとして勝つのは当たり前で。見ている人が、『これが関西大学のトップチームだな』と思えるようなプレーをしていかないといけない。関西学生リーグで1位を取るためにも、これ以上負けられないと思う。もう少し丁寧に勝てていけたらなと思う」

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