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◇令和8年度関西学生春季リーグ戦第7節◇対京大2回戦◇5月17日◇GOSANDO南港

京 大 000 000 000=0
関 大 000 013 20X=6

(京)渚、朽網、南光 - 山下、松本径
(関)米沢、西山、中原-笠井

1(指)渡邊拓
2(二)金森
3(右)中村
4(中)山本峻
5(遊)宮本青
6(一)澤村
7(捕)笠井
8(三)森内
9(左)河田
先発 米沢

春制覇まであと1勝。全部員の思いを背に、関大ナインはグラウンドへ降り立った。先発マウンドには、エース・米沢友翔(人4)が中3日で登板する。いつも通りのパーフェクトピッチングで流れを呼び込み、7回15奪三振の圧巻の投球を披露した。攻撃では、5回から相手投手を攻略し打線が爆発。6回には澤村凪人(情2)の本塁打も飛び出し、力を見せつける。大量リードを抱えたまま、最終回のマウンドにはやはり守護神・中原海晴(商4)。魂の火の玉ストレートで最終打者を見逃し三振に打ち取り、胴上げ投手に。『情熱の野球』で31年ぶりの春季リーグ制覇を成し遂げた!

IMG_7755-200x133 【野球】幾度も激闘を制し、31年ぶりに春の栄冠を手にした!
△優勝に歓喜する

初回から米沢はギア全開で腕を振るい、いきなり3者連続三振を奪取。しかし、2回には相手4番に二塁打を浴びる。その後四球もあり2死一、二塁のピンチを背負うも、最後は空振り三振で切り抜けた。

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△米沢

序盤、安打は出るもののつなぐことができず、残塁が目立った関大打線。しかし、5回から真価を発揮する。先頭の森内大奈主将(情4)が出塁すると、9番・河田流空(りく=文4)が犠打を決め二塁へ。この好機をものにしたのは、打率リーグトップを誇る3番・中村莞爾(安全4)。左方向へうまく運び、先制点を挙げた。

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△中村

その後も勢いは止まらない。6回に5番・宮本青空(はる=経3)が右中間への三塁打で出塁。次打者の澤村は、粘った末7球目を引っ張り、文句なしの大きな1弾をレフトスタンドへ叩き込んだ。さらに、守備から登場した余河航太(法4)にも右翼手の頭を越える三塁打が飛び出し、長打が連発。この回で3点を奪った。

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△余河
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△澤村

7回にも宮本青が左前二塁打を放ち、この日4打数4安打の大暴れ。さらに、澤村も負けじと左前へ打球を運び、追撃する。これで6点の援護を投手陣に与え、関大スタンドを盛り上げた。

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△宮本青

8回からは、西山恒誠(文2)が登板。相手に粘られ球数を重ねるも、最後には気迫の投球で押し、相手4番を空振り三振に打ち取った。裏では、1番・渡邊拓雲(文1)が右前安打で出塁するも併殺打に終わり、試合は最終回へ。

9回のマウンドには中原。先頭が二安打で出塁するも、後続を斬り2死まで追い込んだ。迎えた最後の打者。あと少し、あと1つ。球場の空気が変わり、スタンドは息を呑む。カウント2-2からミットへ投げ込んだ渾身のストレートはど真ん中へ突き刺さり、ストライクのコール。幾度もピンチを救ってきた守護神がここでも実力を示し、優勝を決めた。

IMG_7628-200x133 【野球】幾度も激闘を制し、31年ぶりに春の栄冠を手にした!
△中原

春季リーグ開幕直前には、「派手さはないが、堅実な守りの野球ができるところが関大の魅力」と語った森内主将。昨年までの低迷を乗り越え、最強投手陣を初めとした鉄壁の守りで幾度も激戦を戦い抜いた。しかし、まだ戦いは終わらない。東京でもその名を轟かせ、『情熱の野球』でいざ聖地へ。【文:宮寧彩/写真:宮寧彩、水井陽菜】

▼澤村
「(優勝した今の気持ちは)率直にうれしいです。(リーグ戦初本塁打)必死に食らいついていこうと思っていて、それがホームランになったので良かったです。(今日の打席は粘っていた印象)初球からストライクは全部振ろうという気持ちだったので。食らいついていこうという気持ちでした。(本塁打の感触は)2ストライクで追い込まれていたので、最悪外野フライで点を取れるようにしようと思っていたけど、芯に当たって打った瞬間いったなという感触でした。(応援団について)打席の中では集中しているのであまり聞こえないですけど、守備の時に他のチームの応援に圧倒されることがあって。でも関大はそれよりすごいと聞くので。すごく力になっていて、感謝しています。(全日本への意気込み)誰よりも活躍できるように。チームが勝つことが一番ですが、個人でも活躍できるように頑張ります」

▼宮本青
「(優勝した今の気持ちは)このチームが始まってから、大奈さん(森内主将)をなんとか勝たせたいと思っていたので、ようやくリーグ優勝できて良かったです。(きょう4安打の活躍)1打席目に1本出て、そこから気が楽になったので、どんどんバットを振れたのかなと思います。(打率が下がってきていたが、きょうは爆発した)ずっと打てなくてチームに迷惑をかけていたので、どうしようと思ってずっと悩んでいて。最終戦しか貢献できなかったので、全日本で貢献できるように頑張ります。(応援団について)ようやく東京で関大の素晴らしい応援を見せられるので。東京で1回でも多く応援団の方にいい思いをさせられるように頑張ります。(全日本に向けて)このリーグ戦は全然貢献できなかったので、なんとか全日本で巻き返せるように足を引っ張らないように頑張ります」

▼森内主将
「(優勝した今の気持ちは)素直にうれしいです。(全国を経験していない世代。ここまでの道のりを振り返って)神宮を経験していないので、どうやったら勝てるか分からなかったんですけど、当たり前のプレーを高い基準で全力で取り組もうと言ってきた結果がこうなったのかなと思います。(優勝を決めたきょうの試合を振り返って)元々守りのチームなので。勝ちすぎて、先に点を入れて勝ち切るとみんな思っていたと思うんですけど、(きょうも)僕らの試合でした。きのうもそうでしたけど、序盤にピッチャーが粘ることでバッター陣もいいバッティングができたかなと思っています。(応援団に向けて)応援団のみなさんを神宮に連れていきたいという思いで頑張ってきました。苦しい展開の中でも、スタンドを見れば大きな声で自分たちの勝利を信じて応援してくれて、本当にありがとうございました。(全日本への意気込み)もちろんリーグ優勝することは簡単なことではないですし、リーグ戦で優勝したいと言って始まりましたけど、一番目指していることは『日本一』です。3日くらい休んで、また『日本一』に向けて頑張りたいと思います」

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