◇ RIGAVIL CUP 2026関西大学連盟春季リーグ戦◇対帝塚山大◇5月17日◇関西大学東体育館
[第1セット]関大25-23帝塚山大
[第2セット]関大25-17帝塚山大
[第3セット]関大25-16帝塚山大
[試合終了]〇関大3-0帝塚山大
[最終結果]10勝1敗 1部優勝
長い春季リーグ戦もいよいよ最終戦を迎えた。第11戦は、ホームにて帝塚山大と対戦。昨年一度も勝利を挙げられていない相手に圧巻の戦いぶりを見せる。たくさんの応援に後押しされるように選手が躍動し、リーグ戦をストレート勝利で締めくくった。
第1セットは相手が先制し開始。その後は後山七星(ななせ=政策3)や岩本莉央(文3)の得点で相手と点数を分け合った。3-3となったところで後山のサービスエースが決まり、関大が一歩前に。しかし、そこからは関大のミスが続き5連続失点を喫する。タイムアウトを取ったあとも、花岡明里(商2)のブロック、土屋美咲(情3)のスパイクでラリーを制するも、大きく点差を離される時間が続いた。11-16から花岡、岩本が得点し2点差に詰め寄ると、相手はここでタイムアウトを要求。直後の2点を奪われたが、花岡のサービスエースや、スパイカー陣の多様な攻撃を使い分けた得点で巻き返し、逆転に成功した。終盤には23-23と並ばれるも、交代で入った牛田音羽(人1)と土屋が相手の隙をついたフェイントを決め、最後の2点を奪う。逆転で第1セットを手にした。

第2セットは牛田がスタメンに名を連ねた。土屋のスパイクで先制したあと、サービスエースを含む5連続得点で5-0と波に乗る。後山の力強いスパイクや鮫嶋のブロードが冴えわたり、森﨑美春(情3)のサービスエースも決まり、チームはより一層の盛り上がりを見せた。また、相手の攻撃にもディグで対応し、コートにボールを落とさない。リリーフサーバーとして投入された古和田ひらり主将(文4)のレシーブからブロックでラリーを制するなど守備力の高さを見せつけた。20点以降は花岡や牛田が得点し、25-17で第2セットを奪った。

第3セットは森﨑のサービスエースで幕開け。その直後は土屋がボールを押し込んだり、コート奥にスパイクを決めたりと相手を翻弄(ほんろう)。しかし、相手に連続得点を許し、しばらく1点を追いかける展開が続いた。長いラリーが増えたことで細かいプレーの精度が求められる中、二段トスからの攻撃を次々と決める。ビハインドがあったものの、正確なサーブレシーブからサイドアタッカー陣が得点し、チームの雰囲気は衰えない。13-15と2点差をつけられたが、そこから脅威の11連続得点。牛田はミスなくサーブを打ち続け、森﨑や花岡のブロック、土屋の持ち味である鋭い角度のスパイクで圧倒する。一挙にマッチポイントまで上り詰めた。最後はラリーで何度もボールを託された土屋がスパイクを決め、この試合をストレート勝利とする。選手は安堵の表情の後に弾ける笑顔を見せ、最終戦勝利と春季リーグ戦優勝の喜びを分かちあった。


幾度も難敵を打ち破り、8年ぶりに春季リーグ戦の優勝をつかみ取った関大女バレ。悔しい結果が続いていた昨年の記録を塗り替え、悲願のタイトルを手にした。また、土屋は最優秀選手賞、花岡はスパイク賞とブロック賞を、森﨑はセッター賞を受賞。花岡は3季連続のブロック賞獲得となった。

春の頂点に輝き、最高のスタートを切った今シーズン。6月初旬には総合関関戦、末には西カレが控えている。関西女王の称号を携え、さらなる高みを目指す関大女バレから目が離せない。【文:松嶋奈央/写真:中山桜希、松嶋奈央】
▼土屋
「(今日の試合を振り返って)今日の試合は序盤があまり良くなかったんですけど、セットの中で自分たちで立て直して、自分たちの攻撃を作っていくというのが、最終戦締めくくりとして良かったところだと思います。でもやっぱり出だしの部分に課題が残るリーグになってしまったと思うので、そこは西カレや秋季リーグ戦に向けて改善していけるようなメニューを組んでいきたいです。とりあえず春を優勝という結果で終われたのはすごく良かったです。(リーグ戦全体の総括)今年は選手層が厚くなったという印象があって。ベンチメンバーの中で争えるというのが今年の関大の強みだと思います。春季リーグ戦を通して、1年生やベンチに入れるか入れないかギリギリの立場の部員の頑張りを見れたので、それが関大の底上げになったと思うし、コートに入る人たちがもっと頑張らないとと思えました。(最優秀選手賞を受賞した感想)すごくうれしいのがまず一番なんですけど、やっぱりそういう賞をもらったからにはこれから先もっと頑張らないとという気持ちが強くて。ある意味いいプレッシャーにしていけるようにしたいと思います。(これからの試合に向けて)まずは関関戦を勝って終わりたいなというのと、西カレは自分たちが入学してからはベスト16が最高成績なので、チーム史上最高成績として3位以上に持っていって、そこから優勝できるようにしたいです」
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