◇第53回関西学生選手権大会◇準決勝◇対龍大◇5月3日◇東淀川体育館
[第1Q]関大14-26龍大
[第2Q]関大24-14龍大
[第3Q]関大20-22龍大
[第4Q]関大24-15龍大
[試合終了]◯関大82-77龍大
前戦で昨年度王者を倒し、勢いに乗っている関大。準決勝では、昨年この大会で敗れた龍大と対戦した。第1クオーター(Q)では、相手の高い得点力と固いディフェンスに阻まれ、リードを奪われてしまう。それでも第2Qでは主導権を握り、2点差まで詰め寄った。その後は均衡した戦いを続け、最終Qで関大がわずかにリード。なんとかリードを守り抜き、勝利を挙げた。

相手ボールで始まった第1Q。連続でシュートを沈められるも、西村宗大主将(経4)のレイアップシュートで取り返した。しかし、そこから連続得点を許し、点差は12点に。河野穂高(情2)や西原進登(政策2)が得点を重ねるも、相手も負けじとシュートを沈め、なかなか点差は縮まらず。そのまま12点ビハインドで最初の10分を終えた。

続く第2Qは西村主将が先制点を挙げる。しかし、何度も反則を取られ、相手にフリースローを献上。思うように試合を進められない時間が続いた。それでも、野々部旺樹(人1)のレイアップシュートから流れをつかみ、野村吏希(シス理4)や奥村将吾(安全3)がスコアを重ねる。一気に2点差にまで詰め寄った。そこからは互いに得点を奪い合い、前半終了。38-40と相手リードのまま試合を折り返した。

続く第3Qでは、河野のゴール下シュートで先制点を挙げ同点に。さらに、奥村のスリーポイントシュートがネットを揺らし、逆転を果たした。そこからは一進一退の攻防を続けるも、残り5分で関大のファールが5つたまる。終盤に何度もフリースローを与え、再び逆転を許し最終Qにつないだ。

第4Qの先制点を奪ったのは関大。三島宇翔(たかと=安全2)がシュートを沈めた。さらに、北岡雄斗(人4)のスリーポイントシュートと河野のゴール下シュートが決まり、再び流れを引き寄せる。一度相手に流れが傾きかけたが、関大が怒涛(どとう)の攻撃を展開。河野がゴール下でのシュートで得点を量産した。相手に連続得点を与え、一時は1点差まで詰め寄られてしまう。だが、終盤に得たフリースローをしっかりと決め切り、リードを保ったまま勝利。決勝へと駒を進めた。

昨年敗れた因縁の相手に競り勝った関大。決勝の相手は昨年リーグ覇者・天理大だ。初優勝に向け、最後まで全力で挑み続ける。【文:春田史帆/写真:中山桜希】
▼野村
「(チームで意識していたことは)昨日勝って、ベスト4に入るというのが目標だったので、気持ちをもう一度作り直すというのが難しかったです。けれど、ベスト4に入ったからには、まず決勝を目指すというのを意識してやりました。(個人として良かったところは)やっぱり後から出るメンバーになるんですけど、その部分で後半しっかりと流れを変えられたところが良かったと思います。(第2Q、点差をつけられている場面で得点を重ねていたが、どういうプレーを意識したか)オフェンスでどうしようというのは無くて。でも、ディフェンスでしっかり守ったらまずいい流れが来るのかなと思ったので、その辺を頑張りました。(次戦に向けての意気込み)明日の天理大は、昨年のリーグ戦も優勝していますし、やっぱりめちゃくちゃ強くて。昨年対戦した時もボコボコにされたので、しっかりとやり返せたらなと思います」
▼河野
「(前日に勝っていい流れで来たが、どのような気持ちで試合に挑んだか)昨年の全関西でベスト8を懸けた試合で龍大に負けて、みんな悔しい気持ちを持って挑みました。前半少しやられてしまったけど、後半しっかりと追い返して勝てたのは良かったなと思います。(個人的に良かったことは)前半結構点数を取られて、ファールとかがかさんでしまいました。けれど、後半諦めずにスリーポイントシュートやリバウンドをしっかりして、関大ペースで試合を進められたことが良かったと思います。(最終Qでは、最後にボールが回ってくることが多かったが、意識していたことはあるか)特に何も考えていなかったです。流れでボールが来たみたいな感じです(次戦に向けての意気込み)僕が入学してから天理大に一度も勝てていないので、絶対に勝ちたいです」
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