◇第74回関西学生選手権大会・第56回関西女子学生選手権大会◇4月26日◇おおきにアリーナ舞洲
[1回戦]
〈男子〉
〇兼田1-0
●下田治0-1
●下田竜0-2
〇藤井2-0
●前田1-2
〇橋本1-0
〇鶴本2-0
〇金田2-0
〈女子〉
〇栗原1-0
[2回戦]
〈男子〉
〇兼田1-0
〇大前1-0
●藤井0-1
〇橋本1-0
●鶴本0-1
〇金田1-0
〈女子〉
〇川井1-0
〇山田2-0
●栗原0-1
●前川0-1
〇森1-0
[3回戦]
〈男子〉
〇兼田2-0
〇大前1-0
〇橋本1-0
〇金田1-0
〈女子〉
●川井1-2
●山田0-1
●森0-1
[4回戦]
〈男子〉
〇兼田2-1
●大前0-1
●橋本0-1
〇金田1-0
[5回戦]
●兼田0-1
〇金田1-0
[準々決勝]
●金田0-1
男子はベスト32、女子はベスト20で全日本学生選手権大会(全日)へ進むことができる今大会。関大からは男女14名の選手が出場し、大前龍海主将(社4)、金田悠希(経3)、兼田陽翔(人2)、橋本絋平(情2)が全国への切符を手にした。
最初に登場したのは鶴本昊己(法2)。序盤から積極的に攻め込み優位に立つ。中盤に相手の隙をついた小手で1本目を奪うと、直後にも小手を決め堂々の2本勝ちを収めた。兼田は互いに技をかけ合うも、時間内に勝負がつかず延長戦に。粘り強く戦い、面を決め勝負を終わらせた。橋本は胴を決め1本勝ち。金田は序盤から勢いのある戦いぶりで、時間内に面を2本決め勝利した。藤井駿佑(人3)は最初に胴を決めるも、終盤に面を取り返される。1-1のまま勝負は延長戦にもつれ込んだが、小手を決め決着をつけた。下田治樹(経3)、下田竜生(法2)は1本も奪えず敗北。前田悠斗(商3)は面を奪うも、相手に2本取られ惜しくも1回戦で姿を消した。
栗原鈴実(安全2)は1回戦から長い戦いに。延長になってもなかなか勝負がつかなかったが、面を決め2回戦進出を決めた。

続く2回戦。橋本はにらみ合う時間が続いたが、相手の空いた小手をしっかりと捉え1本勝ちを収めた。金田は背が高い相手に対し、怯むことなく面で畳みかける。延長戦にもつれ込んだが、鮮やかな引き胴で試合を終わらせた。兼田は小手で1本勝ち。シードで2回戦からの登場となった大前主将は、開始早々得意の面で見事な1本を決める。この1本を守り切り勝利した。藤井は相手に先に胴を奪われ、積極的に間合いを詰めて攻撃の機会を作る。しかし1本を取り返せないまま時間切れとなり、3回戦進出とはならなかった。鶴本は中盤面を放つも1本にならず。攻撃の姿勢を見せ続けたが、相手に先に1本を奪われここで敗退となった。
川井珠雲(情3)は、体格差のある上段の選手だったが、怯まず果敢に攻撃を仕掛ける。互いに1本も奪えずも、延長戦開始すぐに面を決め勝利した。山田琉々乃(人3)は試合開始早々面を決めると、相手の隙をつき2本目も面で奪う。早々に試合を終わらせた。森文那(人4)は延長戦を面で制す。前川瑞稀(商4)は今大会優勝者と対戦し、小手を奪われ1本負け。栗原はまたも延長の熱戦を演じたが、惜しくも敗北を喫した。

ここで勝てば全国出場が決まる3回戦。金田は延長戦にもつれ込むも、飛び込み面を放ち勝利する。大前主将は時間内に面を決めると、そのまま時間切れとなり1本勝ちを収めた。橋本は大きな体格を利用し、相手が小手を打とうとしたところで上から面を沈め1本勝ち。兼田は時間内に面を2本決め、堂々の4回戦進出を決める。3回戦に進んだ男子全員が勝利したことで、4名の全国行きが確定した。
山田は相手に面を奪われ1本負けに終わる。森は互いに攻撃の姿勢を見せるも、延長戦の末相手に面を許し敗戦。川井は互いに面を1本ずつ取った状態で時間が経過し延長戦に。しかし胴を決められ、惜しくも3回戦敗退に終わった。


続く4回戦。大前主将は強豪・大体大の選手と対戦し、時間内に勝負がつかずに延長戦に。しかし面を決められここで敗退となった。橋本は合い面を放ったが、橋本には1本、相手には2本の旗が上がる。わずかに相手の面が早く、惜しくも勝利とはならなかった。金田は延長戦の末、面で決着をつけ勝利。兼田は互いに面を決め、1-1に。それでも先に2本目を面で奪い勝利し、ベスト16進出を決めた。

ベスト8進出をかけた5回戦。兼田は時間内に決着がつかず、延長戦に突入する。にらみ合いが続きなかなか勝負がつかない長い戦いの末、面を決められ敗戦。金田はこの試合でも面で1本勝ちし、次戦に駒を進めた。

金田の準々決勝は、今大会王者である強豪・近大の選手との対戦。体格が大きく上段の相手に終始優位に立たれた。攻撃に対し返し面などで1本を試みるも、小手を奪われ1本負けを喫する。準々決勝敗退となった。
各々が目標に向け、力を発揮した今大会。4名の選手が全国大会への出場権を得る。また、ベスト8の金田は優秀選手賞を受賞し、さらに全日本学生東西対抗試合の出場選手にも選ばれた。7月に武道の聖地・武道館にて行われる全日。関西を代表して戦う関大の剣士たちが、全国の舞台で躍動する。【文:松嶋奈央/写真:宮寧彩】
▼大前主将
「(今日の試合を振り返って)まだまだ力を発揮できていないなという感じです。(今大会の目標)全日に出場することはもちろんなんですけど、ベスト8で表彰台に上がりたかったなと思います。(前主将が優勝という中でプレッシャーはなかったか)全くなかったです。シードも全然大丈夫でした。(一番印象に残った試合は)全日をかけた試合です。相手も名前のある選手で、対策をして臨めたのが良かったです。(どんな対策をしたか)先輩たちが過去に何回かやっていた相手で、相手の特徴や自分が狙えるところをチームメイトと相談しながら絞りました。(全日出場を決めて)うれしいですけど通過点なので。ここで終わらずにさらに稽古を積みたいと思います。(全日での目標)思い切った試合をしたいです」
▼金田
「(今日の試合を振り返って)自分の中では、一応ベスト4が目標ではあったのですが、ベスト8にいければ上出来かなと思っていたので、いい結果で終われたかなと思います。(印象に残った試合は)全日出場が決まった後の、同大の選手との試合です。有名選手に当たってからが勝負だと思っていたので、勝ててとてもうれしいです。(全日出場が決まった時の心境は)上がらないといけないと言われ続けていたので、ちょっとだけプレッシャーも感じたりしていたのですが、上がれてよかったなと。ほっとしています。(全日本の目標)関西代表として恥じない試合をしたいと思います」
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