◇2026年春シーズン第1節◇対名城大◇4月19日◇関西大学中央グラウンド
[第1Q]関大14一0名城大
[第2Q]関大21-0名城大
[第3Q]関大7一0名城大
[第4Q]関大7-14名城大
[試合終了]関大49-14名城大
新チームとなり迎えた春の初戦。名城大と相まみえた。第1クオーター(Q)からテンポ良くタッチダウン(TD)を奪う。後半も攻守共に相手を寄せ付けない。多くの選手が活躍し、初戦を快勝で飾った。
「フットボールを楽しもう」。試合前の円陣で、LB橋本幸樹主将(経4)がチームに声をかける。その言葉に呼応するかのように、第1Q序盤から勢いのあるプレーが飛び出した。関大オフェンスから始まった最初のシリーズ。RB陣がランで着実にゲインする。QB高井法平(人4)からWR辻野慎之助(文3)への約20㍎のロングパスも通り、ファーストダウンを更新。最後はWR町井勇希(法4)がパスをキャッチしてTDを奪う。K鈴木康太郎(法2)のキックも成功し、7点を先制した。

直後の相手のシリーズは、LB橋本主将、DL出原真之介(経3)らのロスタックルで凌ぐ。同8分、リターナーのDB吉田優太(文4)が中央付近までボールを運び、好位置で攻撃権を得た。次々とダウンを更新し、最後はRB畑生武之進(商4)がランでTD。幸先良く先制点を奪い、第1Qを終えた。

第2Qも攻撃陣が火を吹く。相手陣25㍎と絶好の位置で攻撃権を得ると、またしてもRB畑生がTDを決める。同4分の名城大のシリーズでは、ビッグプレーが飛び出した。3rdダウンで、相手がボールをこぼしたところをDL伊藤侑真(環都4)がインターセプト。観客、選手たちも大盛り上がりを見せた。これで相手陣深くで攻撃権を得た関大は、WR辻野のパスキャッチでダウンを更新。最後はRB前川礼男(経4)が押し込む。キックも成功させ、今試合4つ目のTDとなった。直後の名城大のシリーズはDB中山平太(法2)、LB橋本主将らの鋭いタックルもあり、スリーアンドアウトで切る。同10分、QB土居翔和(文2)がルーキー・WR足立淳成(文1)にパスを通すと、左サイドを駆け上がりそのままTD。大学初試合でのTDに、喜びを爆発させた。その後は互いに攻め切れずに、35-0で前半が終了した。

後半は、K鈴木のキックで開始。時間をかけながらも、名城大がダウンを更新しながらジリジリと前へ進む展開に。それでも最後はフィールドゴールを失敗に追い込み、得点は許さない。第3Q9分には、RB大谷陵瑛(法3)、RB森亮介(商4)がそれぞれランでダウンを更新。ショートヤードをRB森が押し込み、Q終了残り1分で待望の追加点を挙げた。


メンバーを大きく入れ替え臨んだ第4Q。同4分、名城大の4thダウンギャンブルを失敗に追い込み、相手陣深くで攻撃を開始。QB土居からRB北埜汰門(情2)にショートパスが通りTDを決める。RB大谷がキックも決め、49-0と相手を完全に突き放した。しかし、その後はなかなか攻守がかみ合わず。終盤、立て続けに2つのTDを許した。それでも迫る相手を振り切り、最後は時間を使って試合終了。49-14で、春の初戦を勝利で飾った。
前半は攻守がかみ合い、オフェンスは5TD、ディフェンスは無失点と最高の内容で終えるも、後半はメンバー変更もあり集中力不足が露呈。オフェンスは2TDにとどまり、ディフェンスは2本のTDを許した。「そこがチームの課題」とLB橋本主将が話したように、大勝の中にも課題は潜む。次節は、昨秋のリーグ戦で悔しくも引き分けに終わった神大との対戦。秋の勝利に向けて、まずはこの春勝利をつかみたい。最高の準備をして、神大を迎え撃つ。【文、写真:市場薫/写真:村田淳希】
▼LB橋本主将
「(春の初戦を迎えるにあたって)チームとしての初戦で、基準を作っていくというところ。メンバーミスの交代であったり、そういうものがないように、全体でチームの基準を作ることを意識していました。(試合を振り返って)前半はいい内容でできていましたが、後半はスコアを見ても分かる通り、ディフェンスはタッチダウン2本いかれましたし、オフェンスもあまり取れていない。後半の集中力が持たないこととか、メンバー層の厚さが足りないことが課題かなと思います。(今日の試合のMVPは)今日はやっぱり、インターセプトをした伊藤くんですね。(下級生が多く出場していた)今年は1年生で出ているメンバーが多くて、特にレシーバーは下級生が活躍していた。今年は下級生で期待できる選手がいっぱいいると思います。(春合宿で取り組んできたこと)技術の向上はあるんですけど、チームとして成長しようということで、4年生だけでミーティングをしたり、外部の方にセミナーをして頂いたりして。チームビルディングやチーム作りみたいなところを中心にやってきました。そこは今、練習内でいろいろと声を掛け合ったりするところに生きていますね。(主将に就任して1カ月。心境は)幹部3人はすごく頼もしいメンバーで。他にもパートリーダー含めた4年生はすごく周りに声をかけられるような選手が多くて、僕はすごく助かっていますね。僕だけになっているというより、みんなでできているイメージです。(今年の4年生の雰囲気は)春合宿の時に4年生でミーティングをしたと言ったんですけど、4年生で本音を言い合えるような仲。すごくいい4年生かなと思います。(次節は昨秋のリーグ戦で引き分けた神大との一戦)(昨秋のリーグ戦で)3-3で引き分けという、すごく不甲斐ない試合をしてしまった。神戸さんも僕たちに向けて準備をしてくると思うので、そこにのまれないように。しっかりと対策をして、秋に向けても勝ち切ろうという気持ちでいます」
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