◇第58回春季関西男子学生リーグ戦◇対同大◇4月18日◇大阪公立大学中百舌鳥キャンパス
[第2戦]
同 大000 013=4
関 大140 10 X=6
1(中)倉田
2(遊)金谷
3(二)榎
4(捕)小葉竹
5(DP)井上勝
6(左)福田
7(投)小松
8(右)田和
9(三)井上裕
FP(一)古賀
第1戦を8ー0で勝利した関大は、第2戦で昨秋リーグ戦準優勝の強敵・同大と対峙(たいじ)。榎上総主将(かずさ=経4)が満塁本塁打を含む2ホーマー5打点の大活躍でチームを勝利へ導く。連勝を決め、全勝優勝に大きく近づく1勝となった。
先発の小松琉晟(るいせい=法3)は初回、安打を許すも無失点に抑える。するとその裏、好調の1番・倉田雄太(情4)が二塁打を放ちいきなりチャンスメーク。その後、1死満塁となり井上勝裕(情4)が先制適時打を放つ。U23日本代表にも選ばれた好投手・高橋(同大)から幸先よく1点を奪った。

2回は先頭打者に四球を与え、1死二、三塁のピンチを迎える。しかし後続を打ち取り、同点にはさせない。ピンチを抑えた後の攻撃では、ノーヒットで1死満塁の好機を作ると打席には榎主将。2ボールから相手が投じた速球を振り抜くと、打球はグングンと伸び、レフトのフェンスを越える。完璧な当たりのグランドスラムで4点を追加。主将の一打で相手を大きく突き放した。

3回は両チーム無得点。4回は小松がこの試合初めて三者凡退に打ち取る。その裏1番、2番が打ち取られリズム良く2つのアウトを重ねられる。しかし、ここで打席に入ったのは第2打席でグランドスラムを放った榎主将。今度はチェンジアップを弾き返すと、確信のソロ本塁打となり、1点を追加する。

5回、先頭打者に安打を許したところでマウンドに井上勝が上がる。しかし、味方の失策でピンチが拡大し、遊飛の間に1点を返された。取り返したい打線はルーキー・桑島宏輔(情1)の大学初安打を含む3連打で無死満塁の好機に。しかし、相手投手が意地を見せ、得点にはつながらず。

最終回、勝利を目前にした関大に同大打線が襲いかかる。先頭打者に四球を与えた後、連打を浴びて1点を返される。ここで小松が再びマウンドへ。8番打者の内野ゴロの間にさらに1失点。9番打者を打ち取り2死を奪うも、1番打者に適時打を浴び2点差まで詰め寄られる。2番打者にも右安打でつながれたが、ここで右翼手・田和直人(法2)が好返球。相手のオーバーランを刺し、試合終了となった。

昨秋1点も奪えなかった同大から6点を奪い、2連勝。冬に鍛えた打撃が確実に実を結んでいる。次戦は3連勝へ向け京産大と対戦。宿敵を撃破した関大に死角はない。【文:村田淳希/写真:堀内鑑】
▼榎主将
「(試合終了後の心境)自分が打てたことよりも率直に、秋季リーグ戦から倒すことを目標にしてきた同大に勝てたことがうれしいです。(第2打席、満塁で回ってきた時の心境)安打じゃなくて犠飛でもいいのでなんとか1点ずつ積み重ねていこうと思っていました。リラックスできました。(打った感触は)少しこすって上がったのでもしかしたら犠飛ぐらいかなと思っていました。全然犠飛でもいいと思って打球を見ていたら入って、『マジか』って感じです。(第3打席の心境は)5点をリードしていて中だるみしそうだった。3人で抑えられてしまうと向こうに流れが行きそうだったので、本塁打以外でも何かしらチャンスメークをしなければならないと思っていました。(打った感触は)2本目は行ったと思いました。打った瞬間それと分かる当たりです。(同大戦に向け準備してきたこと)直接、同大戦に向け準備してきた訳ではないが、守備からリズムを作って攻撃につなげるという自分たちの勝ちパターン。それを秋季リーグ戦からずっとやってきたので。今日の最初の方はそれがよくできていたので良かったかなと思います。(次戦に向けて)チーム全体として、今打撃が良いですけど僕たちのスタイルはやっぱり守備からのリズム。初回の守備から流れを持ってきて、思い切って振りに行けるというのが自分たちのやり方だと思います。打撃は勝手についてくる結果というイメージ。打って勝つというより守りからです。(個人としては)もう1発いきます。いや、冗談ですけど、大きいのを狙わず。前にも後ろにも頼もしい打者がいっぱいいるので、自分で決めるというよりかは、打線としてつながれるようにというのを意識して頑張っていきたいと思います」
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