令和8年度関西学生春季リーグ戦第3節◇対同大1回戦◇4月18日◇ほっともっとフィールド神戸
同 大 000 000 200=2
関 大 101 000 02X=4
(同)三浦、辰村、西口、小野-辻井
(関)米沢、中原-笠井
1(指)渡邊拓
2(二)金森
3(右)中村
4(中)山本峻
5(遊)宮本青
6(一)澤村
7(捕)笠井
8(三)森内
9(左)河田
先発 米沢
聖地での激闘から1週間。3連勝中の関大は、第3節で現在首位の同大と対峙(たいじ)した。初回、渡邉拓雲(文1)、中村莞爾(安全4)、山本峻輔(人3)のバットでいきなり先制点を奪取。投げては、先発マウンドに上った米沢友翔(人4)が6回まで無失点の好投を見せるも7回に同大打線に捕まる。同点に追いつかれるも、中原海晴(商4)の好リリーフと森内大奈主将(情4)の試合を決定づける左前適時打で逃げ切り、見事勝利を収めた。

開幕節から好調で、対関学大1回戦では完封勝利を決めた米沢友翔(人4)にきょうも先発マウンドが託される。先頭の詰まった当たりを森内主将が好守備で捕球。その後も難なく2死を奪い、安定した立ち上がりを見せた。裏では、渡邉拓が左前安で出塁すると中村が中越二塁打を放ち1死二、三塁に。次の打席には、前試合で本塁打を放っている山本峻。初球から迷いなく振り抜くと、打球は左前へ。1点を先制した。


3回にも好機が巡ってくる。金森洸喜(法3)が死球を受け出塁すると、中村のまたも見事なバッティング、山本峻の犠打で1死二、三塁に。次打者の宮本青空(はる=経3)が左前適時打を放ち、追加点を挙げた。

2点のリードを保ったまま迎えた7回、同大もこのままでは終わらず米沢を攻略し始める。先頭から連打を浴び2点を奪われると、ベンチがすかさず動いた。既に100球近くを投げた米沢に代わり、守護神・中原がマウンドを引き継ぐ。依然としてピンチは続くが、後続を三振に打ち取り、逆転を許さない。

点を取り返したい8回、澤村凪人(情2)が死球で出塁すると、山本峻と同じく、前節で本塁打を放った笠井康生が左越二塁打を放ち、1死二、三塁に。続く打席には、森内主将。「ここで打たなければいけない、気持ちで打たなければと思った」と振り抜いた打球は左翼手の頭を越えライン際に落ちる。走者一掃の左越適時打となり、勝ち越しに成功した。最終回も、中原がきっちりと抑え試合終了。投打がかみ合い見事勝利を収めた。


これで勝ち点に王手をかけた関大。対関学大2回戦と同様、今試合も2桁安打を記録し打線が火を噴いている。あすも勝利し、勝ち点を奪取して首位浮上を目指したい。【文:宮寧彩/写真:水井陽菜】
▼中原
「(7回のピンチでの継投、ブルペンではどのような準備をしていたか)元は8回からと言われていたので、その気でいたんですけど、ランナーが出たり点差が詰まってきたらいつでもあるかと思って早めの準備をしていました。(今日の調子は)ストレートはあまり良くなかったんですけど、変化球でカウントを取れたので、そこが良かったと思います。(次の登板に向けて)米沢が踏ん張っていいピッチングをしてくれているので、ちょっとでも楽に、休憩させてあげられたらと。そのためにも頑張りたいと思います」
▼森内
「(今日の試合を振り返って)初回に2点を取れて、米沢もナイスピッチングだったのでそのまま勝ちたかったですけど、リーグ戦なので向こうにも意地があるし。追いつかれて苦しい状況だったんですけどその後ピンチで中原が抑えてくれて、同点で終わったので、全然いけるなという感じでした。直後にチャンスが回ってきて、最近全然チャンスで打てていないので流石に打たないとと思っていて。ちょうどタイムリーになって良かったと思います。(8回の打席にはどのような気持ちで立ったか)サードランナーの余河は本当に足が早くて、何でもホームに帰ってきてくれるので。転がしさえすれば点が入ると監督にも言ってもらっていたので、そのイメージでいったんですけど。なかなかその通りにいかなくて、やばいって焦っていたんですけど、開き直って気持ちで打つしかないなと思って。ひたすら食らいつきました。(逆転危機の場面も。チームにはどのような声掛けをしたか)僕らは後攻で、同点までだったら全然いいよという話は試合中していました。それで、同点で収まってくれたので、さあこっからこっから、気合い入れていこうというだけの話だったので。追いつかれて焦るようなことはなかったです。(あすに向けて)1試合勝っただけじゃ何の意味もないので。昨年の秋も1戦目は取ったけどその後負けて勝ち点を落としているので、変に気負うことはないんですけど、とりあえず明日勝てるように準備して、頑張っていこうと思います」
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