立花・中村ペアが準決勝進出!
◇令和5年度関西学生バドミントン新人戦大会5日目◇男子シングルスB、男子ダブルスA、男子ダブルスB◇11月26日◇神戸親和大学◇
[男子シングルスB]
【5回戦】
●中村0(3―21 12―21)2横尾(親和大)
[男子ダブルスA]
【3回戦】
●小山・瀬藤 棄権
[男子ダブルスB]
【準々決勝】
○立花・中村2(21―18 21―12)0板谷・和田(羽衣大)
新人戦もついに終盤。準決勝に駒を進めるべく、強敵たちに挑んだ。男子シングルスBには中村亮太(人1)が出場するも、終始相手に圧倒され敗北を喫する。続く男子ダブルスBは立花隼人(人1)・中村ペアが出場。息の合ったプレーでストレート勝利を収め、ベスト4に名乗りを上げた。
まず行われたのは男子シングルスB。相手はここまでストレート勝ちでトーナメントを上がってきた強敵だ。先に流れをつかみたいところだったが、開始直後から相手に連続得点を許してしまう。前後に揺さぶられ、何とか食らいつくもネットにかかったり、アウトになったりしてしまった。得点を奪えないまま11点差をつけられインターバルを挟む。気合いを入れ直し再びゲームが始まると、相手のミスにより待望の得点。そこから少しずつ得点が入り始めるも、序盤に開いた差は埋められず。第1セットを落とした。第2セットも相手にペースをつかまれる展開に。スマッシュを打ったり前後に動かそうとしたりするが、対応されてしまう。試合が進むにつれ相手にもミスが増え点差を詰めるものの、最後には強烈なスマッシュを決められ悔しい敗退となった。
続いて立花・中村ペアが出場する男子ダブルスBが行われた。試合開始直後から相手を寄せ付けず6連続得点。そのままリードを保つが、中盤になるとミスショットが増え始める。4連続得点で一気に同点に追いつかれてしまった。どちらも何としても取りたい次の1点は立花・中村ペアに。「いけるよ!」との監督の声に応えるように、そこからじわりと差を広げる。相手の追い上げをはねのけ、第1セットを勝ち取った。第2セットは相手の得点からスタート。すぐさま1点を返すが、シャトルがネットにかかってしまうなど、思うように流れを手繰り寄せることができない。しかし、長いラリーを制したことをきっかけに怒涛(どとう)の7連続得点。ヘアピンやドロップで攻め、ライン際のショットも冷静に見極める。中盤でペースを渡しそうになる場面があったものの、お互いを鼓舞しながら戦い、念願のベスト4入りを決めた。
苦しい場面もあったが、連携して乗り越え準決勝へ進んだ立花・中村ペア。ストレート勝利の勢いのまま、一気に関西の頂点へと駆け上がる。【文/写真:中吉由奈】
▼中村
「(試合を振り返って)シングルスは結構自分の思い通りにいかないプレーとかミスが目立ってしまって、試合が終わったあともすごく後悔していて。その後悔をダブルスで残さないように。ダブルスは思い切って、もう振り切って勝つことだけに集中して頑張りました。(ベスト4に入った)ダブルスベスト4、賞状を目指してきていて、これから先もまだあと2試合あるんで、しっかり勝ち切って優勝できるように頑張りたいと思います。(準決勝に向けて)あと1週間ぐらいあるんですけど、その間にしっかり自分の気持ちを高めて。コンディションを高めてしっかり最後も勝ち切れるように頑張ります」
▼立花
「(試合を振り返って)あんまり(シャトルを)触る機会は多くなかったんですけど、自分のところに飛んできた羽はしっかり処理できていたのかなと思います。(ベスト4に入った)まさかベスト4に入れると思っていなかったので、とてもうれしいです。(準決勝に向けて)もう日も少ないんですけど、今できることをやって頑張ります」
Share this content:
コメントを送信