◇ 第89回全日本大学総合選手権大会(個人の部)関西予選◇8月16・17日◇池田市立五月山体育館
[男子ダブルス1回戦]
藤森・吉川●0ー3
園家・津村真◯3ー1
西村天・四辻●2ー3
香川・小林◯3ー0
宜保・中西●0ー3
澁谷・流水●1ー3
宮田・中村●0ー3
津村優・人見◯3ー1
窪・神原◯3ー0
竹崎・中土井◯3ー0
藤田・小松●0ー3
[男子ダブルス2回戦]
津村優・人見◯3ー0
園家・津村真◯3ー0
香川・小林●1ー3
竹崎・中土井●1ー3
窪・神原●2ー3
[男子ダブルス3回戦]
津村優・人見◯3ー1
園家・津村真●2ー3
[男子ダブルス決定戦]
津村優・人見◯3ー0
[女子ダブルス1回戦]
佃・隅谷●0ー3
[男子シングルス1回戦]
流水◯WーL
宮田●0ー3
中村●0ー3
[男子シングルス2回戦]
中西●2ー3
藤森◯3ー2
神原◯3ー1
香川◯3ー1
園家◯3ー0
新地◯3ー2
小松●0ー3
西村天◯3ー2
流水●0ー3
澁谷●0ー3
窪◯3ー0
人見◯3ー0
四辻●0ー3
小林◯3ー2
津村真◯3ー0
藤田◯WーL
吉川●0ー3
竹崎◯3ー1
中土井◯3ー0
宜保◯3ー1
[男子シングルス3回戦]
新地●0ー3
神原◯3ー0
香川◯3ー0
園家◯3ー2
窪◯3ー2
宜保●1ー3
西村天●0ー3
藤森●0ー3
小林●0ー3
藤田●0ー3
中土井●0ー3
竹崎●0ー3
人見◯3ー0
津村真◯3ー2
[男子シングルス4回戦]
神原●0ー3
園家●1ー3
窪●0ー3
香川●1ー3
人見◯3ー1
津村真◯3ー0
[男子シングルス決定戦]
人見◯3ー2
津村真●0ー3
[女子シングルス1回戦]
隅谷●0ー3
佃●0ー3
石橋◯3ー0
榎◯WーL
黒田◯3ー2
[女子シングルス2回戦]
石橋◯3ー1
黒田◯3ー1
榎●1ー3
藤原◯3ー0
[女子シングルス決定戦]
黒田●1ー3
石橋●2ー3
藤原◯3ー2
10月末に開幕予定のインカレ(個人の部)の関西予選が行われた。関大からは、ダブルスに12組、シングルスに27名が出場。ダブルスの津村優斗(社4)・人見航希(社2)ペア、シングルスの人見、藤原優(商1)が見事予選を勝ち抜いた。また、シングルスは津村優が無条件で、徳田明梨(人3)が関西推薦で出場が内定。ダブルスは、徳田・石橋愛理(人3)ペア、藤原・榎花恋(人1)ペアが関西推薦で出場を決めている。
初日はダブルスと男子シングルス1回戦が行われた。
男子ダブルス1回戦は、藤森柾樹(シス理4)・吉川入悟(情2)ペア、宜保武志(社2)・中西玉(シス理2)ペア、宮田竜綺(商3)・中村勇翔(化生1)ペア、藤田颯真(社3)・小松晴道(化生1)ペアがストレート負け。澁谷拓海(経2)・流水敦哉(環都1)ペアは3ゲーム目でデュースを制し、1セットを奪ったものの敗北に。西村天翔(情1)・四辻佑太(法1)ペアは2セットを取なるなど、順調にゲームを進めていたが、逆転負けで1回戦敗退となった。香川真哉(経3)・小林莉久(経3)ペア、窪優世(情4)・神原龍ニ(法4)ペア、竹崎琉将(商3)・中土井駿太(商2)ペアがストレートで難なく勝利を収める。津村優・人見ペア、園家凌太(シス理4)・津村真斗(社1)ペアは、1ゲームを相手に献上したものの、2回戦へ。
2回戦では、津村優・人見ペア、園家・津村真ペアが1ゲームも落とさずに3回戦進出。香川・小林ペア、竹崎・中土井ペアが1ー3で、窪・神原ペアは最終ゲームまで持ち込んだものの、負けとなってしまった。
3回戦は、津村優・人見ペアが3ー1で勝利したが、園家・津村真ペアは惜しくも2ー3でここで敗退に。
いよいよ迎えた決定戦。津村優・人見ペアは昨年のインカレに関西推薦で出場し、ベスト16に食い込んでいる。今年は予選からの挑戦となったが、必ず出場をつかみたいところだ。回を追うごとに、抜群のコンビネーションを発揮し、第2ゲームでは11ー2と圧倒的な強さを見せる。ストレート勝ちで危なげなく、全国出場の切符をつかんだ。
変わって女子ダブルスには佃緒夏(情2)・隅谷夏実(人2)ペアの1組が出場。ストレート負けで1回戦で終わってしまった。
男子シングルス1回戦には、宮田、中村がストレートで敗北、流水は不戦勝で2回戦へと進んだ。
大会2日目はシングルスが行われた。
小松、流水、澁谷、四辻、吉川は0ー3で負け、中西は長時間に及ぶフルゲームの末に敗北し、2回戦敗退となった。園家、窪、津村真、人見、中土井がストレートで快勝。神原、香川、竹崎、宜保は3ー1で3回戦へ。藤森、新地、小林、西村天は最終ゲームまで持ち込んだが、勝利を手にした。藤田は相手棄権のため、不戦勝。
3回戦では、新地、西村天、藤森、藤田、小林、中土井、竹崎がストレート負けとなる。宜保は1ゲームを奪い、第4ゲームもデュースに持ち込むなど善戦を見せたが、3回戦敗退。神原、香川、人見はストレートで難なく勝利する。園家、窪、津村真はフルゲームになるも粘りを見せ、3回戦を突破した。リーグ戦出場経験のあるメンバーが多く残る結果に。
勝ち残ってきた出場者たちに、苦戦を強いられてくる4回戦。神原、窪がストレート負けし、園家、香川も第1セットをものにしたものの、ここで敗退となった。津村真が3ー0、人見が3ー1で決定戦へ。
男子シングルスもいよいよインカレ出場が決まる決定戦を迎えた。まずは昨年も予選を勝ち抜いた人見。第1、第2ゲームをデュースの末に競り負けてしまう絶対絶命の状況に。厳しい展開になったが、人見はここで諦めなかった。第3ゲームでは、相手に1点も与えぬまま8連続得点。完全に人見のペースへと持ち込んだ。第3ゲームは11ー2、第4ゲームでも11ー3と圧倒的な差をつけて奪い返した。2ー2で振り出しに戻し、迎えたファイナルゲーム。相手も負けじと意地を見せ、接戦に。9点まで点を取っては取られを繰り返す、手に汗を握る状況。ここで人見はデュースに持ち込ませず、11ー9で勝ち取り、逆転勝ちで全国出場を決めた。
一方、津村真は、第3ゲームでは相手に迫ったもののストレートで負けとなってしまった。
女子シングルス1回戦は、佃、隅谷が0ー3で敗北。石橋はストレート勝利、黒田はフルゲームになる激戦を制し、2回戦へ。榎は不戦勝となった。
2回戦では、榎が1ー3で負けると、石橋、黒田は3ー1で、藤原がストレートで決定戦へと駒を進めた。
黒田の第1ゲームは5点まで接戦となったが、そのまま引き離され差を埋めることができず。第2ゲームを11ー7で奪うが、第3ゲームを献上し、相手に有利な状況は崩せない。第4ゲームでも相手にリードされ、7ー10で相手のゲームポイントとなったが、ここから黒田が巻き返しを図った。スマッシュを決めたのを皮切りに、1点1点と積み重ねていく。ついに10点で同点に並びデュースに突入。長いラリーを続けたものの、10ー12で黒田の負けとなってしまった。
続いて石橋。1ゲームずつ奪い合い、勝敗は最終ゲームへと委ねられた。0ー5で得点できないままコートチェンジ。素早く左右に動き、球に食らいつく。スマッシュを決めようと攻めの姿勢を崩さなかったが、4ー11と差をつけられて敗北となった。
7月に行われたインカレ(団体の部)で、負けなしと絶好調だった藤原。第1ゲームでは優勢にゲームを進めていたものの、逆転されてしまう。第2ゲームを11ー9で取り返したが、その後1ゲームずつ奪い合い、ファイナルゲームへと託された。4連続得点するなど完全に藤原のペースで試合が進んでいると思われた。しかし、追いつかれては引き離しを繰り返し、デュースに持ち込まれてしまう。最後まで集中力を切らさず、12ー10でインカレへの切符を手にした。
インカレには、関大からダブルス3組、シングルスに4名が出場する。中には、1年の藤原や昨年のインカレで関西唯一のランク入りを果たした津村優も。関西予選を勝ち抜いたメンバーだけに期待が高まる。【文:貴道ふみ/写真:貴道ふみ・西村果凜・井藤佳奈】
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